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日高義樹のワシントン・リポート

2008-11-23 19:30:14 | レポート
「オバマは具体的にどのような景気回復策をとるのか」「来年1年景気はよくない。失業者が増えれば保護貿易の可能性もある」
『オバマ大統領で景気は回復するのか~全米商工会議所会長に聞く』と題して日高義樹と全米商工会議所会長トム・ドナヒュー氏との会談が行われた(第1~3部)。
(第4部)はウィクリー・スタンダード編集長ブレッド・バーンズ氏との会談、(第5部)はブルムバーグ放送ワシントン総局長アル・ハント氏との会談であった。

○第1部 オバマ大統領はどうすれば景気を回復させられるか

・オバマ大統領がやらねばならないことは3つある。
 まず強力な景気刺激策をとること。
・次に労働組合などに勝手なことをさせない。
・自由貿易を断固推し進める。

○第2部 アメリカ議会は保護貿易に向う

・自由貿易に反対する人々が増えている。
・自由貿易派の議員が落選したり引退したりした。
・来年、失業者が増え保護貿易の動きが強まる。

○第3部 ドルはこれからどうなる

・ドルの交換レートは大統領だけで決められない。
・交換レートを決めるのは産業界、議会、マスコミなどだ。
・現在の金融混乱から立ち直るには1年かかる。
・アメリカは既に不況の真っただ中にある。

○第4部 オバマ大統領には指導力があるのか
 
・オバマがこれまで指導力を示したことがない。
・オバマは自由貿易を推し進める力がない。
・オバマはカーターのように弱い大統領になる。

○アメリカ国民はなぜオバマ大統領を選んだのか

・マイノリティ、29歳以下の若者、知的職業の人々がオバマを選んだ。
・金融機関を救済するのにオバマの方が信用できる。
・1年以内に成果が出せなければ問題が起こる。

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