阪急百貨店の将来計画についての説明会

当社主催で投資家向けに今後の事業戦略を描いた会社説明会があったので聴きに言ってきた。IR広報担当部長奥平正利氏のスクリーンへの放映での説明であった。
マスコミ等の宣伝で大略は頭に入っているが、主なものは阪急百貨店グループの財務の健全性（自己資本比率）、JCR格付け[A-]である。2004年のうめだ本店建替え工事前までは業界トップであった。うめだ本店の建替え工事は10年計画で2004年に1部始っているがその新ビル（写真）概要はB2～41F、高さ約187m、その内百貨店部門はB2～13F、営業面積8万4千平米、14F以上はオフィスその他になる。工事は1期2期に分けられ、その間はHEPナビオを一部間借り、また「西宮ガーデンズ」の出店、JR新博多駅ビル内に出店、スーパーマーケット事業には㈱阪食新設、東京大井町駅再開発、阪神百貨店との経営統合については両百貨店による「うめだ一番店」戦略、持株会社体制の移行については『H2Oリテイリング株式会社』を造る。

パソコンのPLC接続が我家にもやってきた。

PLCという言葉も耳新しい人も多いと思うが、複数のパソコンを持っている人のインターネットへのつなぎ方で従来のランケーブルや無線ランによる接続より勝れている。複数のパソコンの場合、従来無線ランで飛ばしているのが普通だったが、環境の変化でスピードが落ちたり、ウイルスに冒されたり、近所に盗聴されたり問題が多かった。PLC(Power Line Comunication)電力通信というか
家庭内の各電気のコンセントのあるところ何処へでもパソコンを移動して仕事が出来るというもの、家族でも他人のパソコンは使いたくないとかゲームやオークショクで取られているとかの家庭では便利と思う。
一年程前に東西の大手電力会社が開発したそうで、スピードは落ちずセキュリテイはいい、コンセントのあるところ何処ででもパソコンが出来るという事で爆発的に広がった。
接続法はインターネットからの今までのモデムにこの有線Broad Bandルータ（約5000円）（写真大）、をつなぎそれにPLCアダプター親機をつなぐだけ、アダプター親機子機はセットで（19800円）（写真小2ケ）、各ノートパソコんは1ケの子機をとおして手近のコンセントに挿すだけ。プロバイダーへの連絡は一切いらない。
増設するには子機だけ売っているからそれを買えばよい。
欠点もある、二世帯住宅のように分電盤が分かれていると同一分電盤の中しか利用できない。

南方熊楠記念館

白浜へドライブした途次に上記記念館に寄った。往時潮ノ岬に遊んだ時、その灯台近くに南方熊楠の太平洋をにらんだ巨大銅像あるのを覚えている。
　○南方熊楠（みなかたくまぐす）（1867慶応3-1941昭和16）
和歌山が生んだ博物学の巨星。柳田国男と並ぶ民俗学の創始者、19歳から14年間アメリカ・イギリスなどへ海外遊学、10数ヶ国語を自由に使いこなし、国内外に多くの論文を発表、日本にミナカタありと世界の学者を振り向かせた。生涯、在野の学者に徹し、地域の自然保護にも力を注いだエコロニストとしても注目されている。
昭和4年6月昭和天皇南紀行幸に際し、田辺湾神島に御案内、御召艦「長門」にて御進講した。域内にはその時の昭和天皇御製の記念碑が建っていた。
館内は何千と言われる収集品、模写書類を集めその保存の良さを誇っている。

梅雨の終り間近の日程であったが、親戚の墓参、白良浜海水浴場のパラソルの賑わい、千畳敷、三段壁、円月島、平草原からの眺望、どれも往時を回顧するものばかりで懐かしく、帰途に寄った全国から集めた魚の「とれとれ市場の」雑踏に揉まれながら土産片手に白浜を去った。

日高義樹のワシントン・リポート

米第7艦隊司令官ダグラス・クラウダー海軍中将と日高義樹の「北朝鮮のミサイルは必ず撃ち落とす」と題して第7艦隊旗艦ブルーリッヂ艦上で対談が行われた。
○第1部　アメリカ第7艦隊が大増強される

○第2部　原子力空母が来て何が変わるのか

○第3部　北朝鮮のミサイルに備える第7艦隊
・弾道ミサイル防衛は我々にとって新しい任務だ。
・日本海に配備されたイージス艦は北朝鮮のミサイルを探知し撃ち落とす。
・日本の海上自衛隊との情報交換など共同で訓練を始めている。

○第4部　中国潜水艦はどこまで脅威なのか
・中国海軍は急速に増強されている。
・我々は必要とされる、いかなる場所にも出動できる。
・70隻という中国の潜水艦隊に注目しているが、中国艦隊も第7艦隊を監視している。

○第5部　海上自衛隊といかなる共同作戦をとるのか
・海上自衛隊とインド海軍が、第7艦隊と一緒に横須賀の南で大掛かりな演習を行ったところだ。
・海上自衛隊が実際に戦うことができるようになるかどうか重要な問題になっているが、日本国民と日本政府しだいだ。
・海上自衛隊は独自のミサイル防衛能力を開発しつつある。

はじめてのクルーズの前に読む本

団塊の世代の多くの方がここ数年で定年退職となり、記念に海外旅行でもと計画される方もおられると思われる。現役中の気ぜわしい飛行機旅行と違ってのんびりした船でのクルーズは如何ですか?。
この本は2006年に"にっぽん丸"という日本客船で101日間の世界一周クルーズを楽しまれた谷田透・和子夫妻の自費出版作で、体験から特に心配だった出発前の準備について詳しく記述され、随所に「和子の航快日記」のコラムで楽しく想い出深かった船内生活や寄港地の上陸ツアーについての模様を語っている。
書店で立ち読みされても読みやすく楽しい本です。実はこの航海には私達夫妻も同乗させていただきました。

ISDN 978-4-7979-8715-7 1500円+税　　小学館スクウェア発行

なお、その時のにっぽん丸の航海中のブログは次のホームページで御覧になれます。
　　　　http://blog.e-rakuda.jp/nipponmaru/

サテライトの自由学校

今日は人生経験豊かなお二人のお話であった。
○第１部は美容家"ハリウッド"㈱会長メイ牛山さんの「生きるのを楽しくする38の生活習慣」と題しての話
明治44年生れ96歳の牛山さんは一期一会の掛軸のある床の間の前にでんと座りキャスター相手に人生を語った。
山口県生れの彼女が昭和4年18歳で上京、3年後ハリウッド美容講習所に入る。昭和14年結婚、ニューヨークでヘア技術、欧米先端のメイクや美容技術を習得した。昭和33年頃より日本風土に合わせた美容法食事法を説き、美容健康食の実践家でもあった。96歳と見えぬ若々しさ耳も聞こえ声も大きく多弁で文字通り美しく生きる生活習慣38か条を挙げた。アスパラ、ブロッコリリーは生食する。便秘はダメ、朝食は9時までに、手紙を書く等、そして女が男より強くなる若者の社会に最後まで女は女に徹せよと結んだ。

○第二部は「わが高源　霧ケ峰」と題して日本ペンクラブ会員・日本エッセイストクラブ会員手塚宗求氏のお話。
氏は1931年松本市生まれ75歳、24歳の夏当時無人境だった信州霧ケ峰高原車山にヒュッテを創設し、山小屋経営50周年になる。エッセイストでもある彼は自然の中の素材、山や高原風景植物についてよく語り、山の案内もする。
この日は晴れていれば浅間の噴煙も見え、車山の気象レーダー観測所を見上げる高原を背に、折しもあたり一面今満開と言われるニッコウキスケ（黄花）を見渡し、山のテーブルを囲んでキャスターと五十年の歴史を語った。そして素朴であった大自然もトレッキングする人たちも増え、高原にビーナスラインという車道が開通して交通は便利になったのはいいが、山野の破壊につながらないことを願っている。

中越沖地震

先の新潟県中越地震の恐怖未だ覚めやらずに再び大地震が柏崎市中心に起こった。
台風４号もやっと日本を離れようとしている１６日１０時過ぎ、日本海海岸一帯を震度６強の地震が襲った。すぐ近くの刈羽の原発は、と案じられたがテレビは発電停止放射能洩れなしとその安全を報道していた。地震の被害も柏崎市の古い家の倒壊にしぼられたが、ライフラインを絶たれた避難者数千人のこれからの生活が大変だ、自衛隊も動き、各地からの支援団体も現地に向ったとの報道に安堵したものの、まさに災害日本列島である。
北朝鮮問題も六ヶ国協議でようやく核停止の灯が点されたばかり、これから参院選挙戦を戦う安倍内閣も内外ともに多難である。

第1回 宝塚パリ祭 （シャンソンの花束）

季節はずれの台風4号であったが、沖縄、南九州に被害を与えただけで四国本州南岸をかすめて通過しただけで、大災害に至らなかった。最初は列島縦断に見え、各所厳重警戒に入っただけに、ほっとしたところである。

日本でのシャンソンといえは宝塚が発祥地だと言う。今から80年前宝塚の少女歌劇が上演したレビューの「モンパリ」が初公演だという。そんなことで歌劇・大劇場のお膝下である宝塚市としてもうひとつシャンソンを盛り上げたいという市民の願いを入れて宝塚パリ祭を初企画した。折しも本場パリで7月14日のパリ祭ではシャンゼリーゼの大通りをサルコジ新大統領を先頭に大パレードをおこなったテレビ映像が写った。
宝塚では逆瀬川のアピタホールでアーチストを呼んで今日15日（日）14:00から第1部のオープニング:パリの風景から第2部のフイナーレ:夢のパリまでたっぷり２時間、吉田幸生のピアノに乗せて歌った。終って満員の聴衆の拍手鳴り止まず、また会場ではシンガーたちのCDも販売され、第１回のパリ祭は成功裡に終了した。

新・世界の七不思議

テレビでは「不思議発見」という番組が高視聴率を得ているようだが、新聞報道によると今度新・世界の七不思議なるものがインターネットの世界投票（1億票）の結果から選ばれたとスイスの財団「新世界七不思議財団」が発表した。それによると
①　中国の万里の長城
②　インドのタジマハール
③　ペルーのマチュピチュ遺跡
④　メキシコのチチェンイツァのピラミッド
⑤　ブラジルのリオデジャネイロのキリスト像
⑥　ヨルダンのぺトラ遺跡
⑦　イタリアのローマのコロシアム
とある。若い頃世界を駆け回った私にはそのうち何ヶ所は行ったか、その近くまで旅した経験があって痛快である。エジプトのピラミッド2000年以上前から現存しこの選考からは特別扱いであったと、また日本の京都の清水寺は最後の選考に残ったが知名度が低く落選だったと発表した。世界文化自然遺産からの分類とは違ったものであろう。イースター島のモアイやグランドキャニオン、ナイアガラやイグアス等の滝もあるはず。
因みに古代からの世界七不思議で我々が誦んじていたのは
①ギザのピラミッド　②バビロンの空中庭園　③オリンピアのゼウス像　④アルテミス神殿　⑤ハリカルナッソス墓陵　⑥アレキサンドリアの大灯台　⑦ロードス島の巨象　
であってピラミッド意外は皆現存しない。

一期会午餐会

先月は私が抜けたので今日は神戸ハーバーランドに出かけた。
本日の出席者は8名であった。先にA君と私の短期感染症の話が出た。私のは前にブログに書いたヘルペス（帯状疱疹）であるが、A君のは家族と東京都心のすし屋に入ったとき急に気持が悪くなり両手腕が冷たく色変わりして高熱がでてきた、家族の機転ですぐ救急車を呼んでもらい病院へ、そこで処置を摂りながらあらゆる検査をした。結果は熱が39度、病名はハッキリしないが多分感染症で肺炎の畏れありとして入院したが、翌日には熱は下がり多少ふらふらするが起き上がれた。翌三日目には検査も異常なく全く元気になり退院してきたという。二者とも平生は全く元気な老人であった。子供と高齢者は最近の例として「感染症には弱い」体力は落とすなということだったらしい。また戦後すぐのペニシリンは万病に効いたがなという御仁もでてきた。
日中間の商用で久し振りに上海に行ってきたB君の報告、街は高層建築がずらりと出来てキレイになったが、数日間滞在して中華料理のまずくなったのに辟易した。帰りの日、上海ホテルオークラでの日本食でほっとしたという、上海一帯はスモッグ様の靄がかかって、訊くと古い住宅街をバタバタ壊して新高層住宅に建て替えている埃りだという。まずオリンピックそして次は万博と自由経済と共産政治がからまっている行き方は奇妙で、そのうち破綻がくるのではと、貧富や給与の格差も広がっており、一人っ子政策も機能しておらない。今重慶一帯が大工業地帯として人口が3000万とか集中し急発展ている。そんな話が続いた。
また船旅行を申し込んだら満杯だったとか、パソコンのVistaよりXPの方が高齢者にいいとか、こんな話も飛び出した。