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のじぎく兵庫国体はじまる

2006-09-30 16:25:22 | レポート
 第61回国民体育大会のじぎく兵庫国体の開会式が神戸市須磨区ユニバー記念競技場で天皇皇后ご臨席の下に開かれ、各都道府県選手団計8500人が力強く行進した。阪神淡路大地震の支援に対し感謝の"ありがとう"をひょうごからをスローガンに掲げ、観客席から大きな拍手と声援が送られた。大会挨拶の後天皇陛下から(おことば)を賜り、聖火入場、選手代表宣誓のあと11日間の熱戦が繰り広げられる。

宝塚市展に行く

2006-09-29 20:46:30 | お出かけ
 秋晴れのいい天気がつづく。昼食後散歩がてらしばらくお参りしていなかった清荒神に向う、正月用の参道迂回路は山側の路肩を綺麗に石垣を積み上げて奥の駐車場近くまで十分な広さになっていた。まだ建設中だが、来年の初詣までには間に合うだろう。荒神参拝後は奥の鉄斎美術館竜王の滝まで行ってみたが夏涸れの後か水はちょろちょろ。参道を下る、月の縁日の後日だったのか平日としては人通りは多い。勢い余って武庫川を渡り南口まで歩いた。駅前の国際文化センターで丁度、宝塚の市展(書・工芸・日本画)があり、中の「子猫は狭い所が好き」という女の人の作品、三匹の猫の眼の色が素晴らしかった。電車で終点に向う、ソリオホールでは同じ市展(洋画・彫刻・写真・デザイン)があった。洋画と写真に興味があったが、展示品全てが高級な描写で飾られており、宝塚またはその周辺にはこんな素晴らしい美術家が沢山いるのだなと舌を巻いて帰ってきた。

娘の誕生日

2006-09-28 20:47:39 | お出かけ

もう9月も終わりに近づいた、秋雨前線というのがあって、秋の始まりは秋霖(しゅうれんと読むらしい)があってぐずついた天気が続く、それも何度か来る台風に吹き飛ばされて、あとは小春日和のお天気が続く。もう稲刈りも回り全部終って秋酣の季節になった。10月に入れば兵庫県はのじぎく国体が始まる。それから宝塚は秋の行事がぎっしり詰め込まれている。
当の誕生日の娘は習い事大阪に出かけた。なんと発声練習だと言う。妻は下の駅前に買い物、留守の私はしょうがないのでJRでヨドバシ梅田へ新型のカメラでもと覗きに行った。誕生日の娘といっても今の安部晋三と同い年である。それでも夕方帰って神妙にバースディカードをうけとった。オメデトウ・・・・ケーキの方は前日に断られた、最近の女の心はわからない。おすそ分けを期待した年寄はばかをみたといっていい。

こんな風で我家の2世帯生活も平和で一日々々過ぎてゆく。


舞子浜の散策

2006-09-26 10:36:08 | お出かけ


友の葬儀に往復した車窓から陽光に輝く明石海峡の海を眺め、魅せられて後日この海岸を散歩した。
もうこの海岸に来たのは何十年ぶりかである。JR舞子駅に降り立って東に向えばすぐあのどでかい明石大橋の基部に出る、その橋脚をくぐればこんもりとした松林が続く、肌に気持の良い涼風に吹かれながらこの林の中を歩いていくと、年輩者の日曜画家が枝振りの良い松林をスケッチしている。日向ぼっこで寝ている人もいる。標示を見ると近年この松林一帯には古代の埴輪が発掘され、風景保存地区に指定してある。また東に松林を抜けると突然大きな綺麗なビルが輝く、これが再建した舞子ビラであった。往時の舞子ビラを知る我々には感懐しきりである。続く海岸に出るとこの辺一帯を「アズール舞子」と称しステージ状にベランダを突き出し雄大な明石海峡大橋を眺めながらの釣り天国の釣り場となっていた。(写真)
若い頃船上での釣りを経験している私にとってはしばし懐かしい感慨に襲われたといっていい。秋の日よりも丁度良く、引っかかった糸に歓声を上げる若者に見ながらしばし時を忘れていた。

再び友人の死

2006-09-24 21:01:02 | お出かけ
 22日突然クラスメートN君の訃報が入った。特に入院しているという知らせも聞いていなかったのに、あちこちへ電話したが皆寝入りの水でビックリ。
後日の葬儀に出席したが、見るとOさんMさんYさんK君M君Y君T君I君H君・・・多数出席、弔問外交よろしくお互い健康を確かめ合った。旧会社、協会や仕事関係者隣人の方たちも多数参列され、仕事を離れた我々年輩としては盛大な見送りであった。
彼とは戦時中商船学校からの同級生、その頃からクラスのリーダー格で、戦後奇しくも同じ会社に入ったが、旗艦クラスの王道を歩いていった彼、第2の人生職場も伊勢湾と瀬戸内海と二つに分かれた。広い瀬戸内海を受け持った彼はそれなりに苦労も多かったであろう。ほぼ同じ時期に引退はしたがその後の彼の活躍は葬儀場の入口に掲げられた地域の旗ペナントで判断できた。
奥様にお悔やみを申した時に手交された文章には"感謝の気持"として次のようにあった。
本日は亡夫Nの告別式にお忙しい中お時間を頂戴致しまして誠にありがとうございます。夫は生前病気とは無縁の人でした。仕事以外にも趣味を幅広く持ち、家にいる事はほとんどなかった様に思います、又家族思いで私共の「尊敬できる人」でございました。休む暇もなく人生を駆け抜けた夫に私共より一言「ありがとうお疲れ様でした」と言葉を添えたいと思います。

突然のクモ膜下出血、送られる救急車の中であの世へ逝った。享年81歳
                        合掌



阿部内閣発足する

2006-09-24 07:47:06 | レポート
安部晋三自民党総裁が決まって満を持した風雲児は今日組閣を完了し、親任式の後
内閣「安部丸」を出帆させた。若干52才、2人の女性を含め閣僚は(1人をおいて)皆年上である。その代わり5人の首相補佐官をおいた。
諸外国の評判はまあまあである。まだ力は未知数だが国内の情勢は上向きである。まあいそぐこともあるまい。ゆっくり内外を見極めスタートすることだ。来年の参院選挙までだとこき下ろす人もいるが、力はある、見識も持っている、如何に先輩政治家の協力を引き出すか、これからが彼自身の「美しき国へ」の第一歩である。

おせがき

2006-09-22 20:28:00 | お出かけ
 台風13号九州だけの被害で日本海に抜け近畿地方は被害から免れた。次の14号がまた北上しているらしい。秋雨前線も一休みか、有難いことにこのところお天気が続いている。

今日は中山寺の「おせがき」でその塔頭寺の宝蔵院が我が家の檀家寺でもある。11:00から御施餓鬼法要があるので妻と共に出かけた。今井長老のご挨拶のあと元高野山大僧正を務められた新居祐政師の法話があり、
その後この寺の大勢の参詣者とで会食、13:00から卒塔婆を捧げての「御施餓鬼法要」を務め、法話集「こころ」とお供物菓子を戴いて帰った。



サテライトの自由学校

2006-09-20 21:14:07 | お出かけ
題記のゼミがあったので西宮まで出かけた。
○第1部は「大地震・あなたならどうする」――生き残りマニュアル――と題して(防災・危機管理ジャーナリスト)の渡辺実氏のお話があった。
もし首都に直下型地震があったとしての被害想定(東京湾北部M7.3冬の夕方18時風速6m/s)は死者5,638、負傷者159,157、帰宅困難者4,476,259人、鉄道被害663箇所、停電率16.9%、ガス停止率17.9%、断水34.8%、エレベーター閉じ込め台数9,161台に及ぶと報告書に述べている。勿論火災の発生も考えられ、避難場所の確保も想定して措かねばならぬ。避難場所の標識(右図カット)。
災害時に役立つ携行品の3種の神器は「携帯電話」「携帯ラジオ」「水ペットボトル」それにケイタイ充電器(電池)、LEDペンラント、現金、筆記用具、ハンカチ等である。勿論サバイバル生活では健康管理に注意することは論を待たない。

○第2部は東京大学院教授伊藤元重氏の経済リポート  
(要旨は次の通り)
 ◆好調を続ける世界経済
  ・'01年底からの急速な拡大は技術革新、米流通金融、中国インドを巻き込んだグローバル化等による。
 ◆懸念要因である一次産品価格の高騰
  ・まづ石油価格の高騰が挙げられ、先進工業国の高齢化とBRICsの台頭であ    る。今後の世界経済の成長持続は新興工業国に依存するようになる。
 ◆金融政策への注目
  ・グリンスパン・マジック(政策金利を下げ続けた後に急にジェットコースタ   ー的金利上げ)運営のあと、試されるバーナンキである。
  ・アメリカ経済の停滞は世界へ広がる。
 ◆日本の金融政策への注目
  ・超低金利下での進む不動産投資。
  ・市場金利はどこまで上昇するのか、そのベースは? 気になる円レートの今後。
 ◆ポスト小泉の政策課題
  ・財政再建・年金医療への取り組み、地方経済へのシナリオ作り。
  ・財政再建の道筋
   消費税引き上げのタイミングは少し柔軟にして
   財政再建のビジョンを確立すれば市場も信任し国民も付いてくる。


彼岸の入り

2006-09-20 09:36:18 | お出かけ
秋分の日を挟んで今日から彼岸の入りである。炎暑の夏が秋口まで引きずっていたので気がつかなかったが、朝の散歩のときふと虫の音が止んだりするともう秋かとなる。台風ももう13号だ。
付近の田圃の稲刈りが急に始まった。昔と違って耕運機が発達して1日に田圃5~6枚はやってしまう。能率はいいだろうが情緒の方はあまりない。畦に折角咲いた彼岸花もふみにじられたとこもある。
世もせわしくなって買い物のおばさんたちの足も速くなっていく、年寄りの我々はのんびりしたいのだが。季節の移ろいというかいつのまにか草木の色は様々だが、花の種類がどんどん秋へと写っていく。

日高義樹のワシントンリポート

2006-09-17 21:49:47 | レポート
「北朝鮮と戦えば全面戦争になる」と題して日高義樹・政治評論家ロバート・ノバックに対するに前米統合参謀本部議長リチャード・マイヤーズ大将との対談形式で行われた。
なぜ北朝鮮を爆撃しないのか ?、 戦争が始まれば爆撃だけでは終らない。全面地上戦闘になると言われるだけに問題は深刻である。

第1部 なぜ北朝鮮と戦えば全面戦争になるのか
・北朝鮮に対する戦争は爆撃だけでなく全面戦争になる。
・北朝鮮のミサイルは日本やグアム島を攻撃することができる。
・朝鮮半島で戦争が始まると韓国の首都・ソウルに大きな被害が出る。

第2部 アメリカはどのような戦いを考えているのか
・北朝鮮の軍事力と核兵器の増強に対してアメリカはグアム島中心に基地を強化し最新型の攻撃機や原子力空母、同潜水艦等を配して攻撃力を増強しているが、陸上兵力が足りないし、次第に北朝鮮の軍事力の制圧が難しくなりつつある。

第3部 なぜ中国に期待しているのか
・中国は北朝鮮の核兵器の危険性を十分に認識している。
・中国と軍事的な信頼を持ち合うために軍人同士が話し合うべきと思っている。
・私は中国とは友好的に話し合う事ができた。

第4部 イランへの軍事攻撃はあるか
・現実にはイラン爆撃計画は存在しない。
・国連と国際社会は外交的に対応しようとしている。
・イランがホルムス海峡を封鎖しない限り戦争は遠い先の事だ。
 
第5部 在日米軍はいつまでいるのか
・アメリカ軍は日本に未来永劫にいるわけではない。
・アメリカ軍を常駐させれば日本の重荷になる。
・グアム島がアメリカの世界戦略上、極めて重要になる。

第6部 アメリカ軍はなぜアメリカ本土に引揚げるのか
・アメリカ軍のトランスフォメーションしは考え方を変えることだ。
・今後、アメリカ軍はアメリカ本土で訓練を受け有事の際、外国に出動する。
・アメリカ軍は一般市民の主体とする予備役の兵員が中心になる。


以上のこれらのことを総括して考えてみると
 ① 北朝鮮はアメリカ軍が手を打てないほどの軍事大国になりつつある。
 ② 中国が日本に敵対する姿勢を打ち出してきている。
 ③ アメリカは中国を力でおさえることが難しくなった。

日本は以上3点に気付くことが先決である。
 
次回の放送は10月15日(日)、北朝鮮をどうすると題してヒル米国務次官補に聞く。