武庫川河川敷のコスモス畑

武庫川左岸のコスモス畑が見頃だと聞いたので見に行った。尼宝線のバス路線に近いと聞いたので、バスで行った。降りるバスストップを間違えたので大分歩かされた。阪神、武庫川両自動車学校の下流、県の動物愛護センターの南に接した河川敷にやっと見つかった。新聞情報によると2003年頃より育成しているとのこと1万300平米の地に550万本のコスモス、少し矮性に見えたが広い畑一面に赤ピンク白と咲き乱れて誠にキレイである。車椅子、自転車、カメラマン等平日らしい眺めで、あちこちに弁当など開いている家族もあった。
マイカー族はコスモス畑の南端より河原に乗り入れ、ここが臨時駐車場になっていた。県公園課の話では今が八分咲き、今週末頃から一週間程が最盛期とのことであった。
帰りは歩いて昆陽の里のイズミヤ前に至りそこからバスで帰った。

神戸港の船上昼食会

　北上していた台風20号が北東にそれて秋晴れの暖かい素晴らしい日になった。
　ドルフィンズクラブ「いるかクラブ」（商船三井客船の船旅愛好会）主催の昼食会が神戸入港中のにっぽん丸船上で開催されたので、娘夫婦と4人で出かけた。船はすでに停泊中であり、客船ターミナルは多方面への乗船待ち客もおり人であふれていた。訊けば船上午餐会募集3日目で定員300名満席、その後キャンセル待ちが100名以上もあったとかいう。懐しい旧知の顔も見えてお互いに久闊の挨拶後は話が弾む。　　1145時受付開始乗船、もう顔見知りの船長、乗組員の方々に迎えられ、大食堂の席に着く。
　今日のメニューはにっぽん丸特製ランチ、ランチと言っても西洋料理フルコース、掛け値なしの世界の珍味を入れた料理の数々、どれもみんな舌を巻く美味しさ、ビールワインも飲み放題、陸上では中々口に出来ない品々に300名の舌と会話が弾む。恒例の楽隊つきの誕生日、結婚記念日のお祝いと拍手があって、コースが進み本日のメインディッシュ特大ビフテキーになる。このビフテキの下に宝が隠されている。舟形、星型、ハート型のがあったら景品がもらえる。景品はこれからの短期のクルーズ券が当る。春の神戸/横浜クルーズ券、暮れのサンタクルーズ券等である、私のテーブル席にまさかの椿事がおこった。日頃籤運のよくない家内がビフテキを上げて星型を見詰めている。みんなの拍手と音楽の坩堝の中で社長さんと記念撮影。12月25・26日2人1泊2日のにっぽん丸サンタクルーズを当てたのである。
全コースを頂き舌なめずりの食事後は全員メンホール（ドルフィンホール）に上がり、舞台上からの萩原商船三井客船社長兼ドルフィンズクラブ会長のご挨拶、白川にっぽん丸船長のご挨拶とあって、今日のメインイベント京都の京菓子の一番司「末富」の銘菓製造の実演に目を凝らした。
3時のお茶にこの店の仕込みの銘菓と銘茶に喉を潤し、お土産の入った袋まで頂き、お互いに再会を約してにっぽん丸を後にした。
　

湊川神社

　神戸市及びその周辺の人々がよくお参りする三宮神社、長田神社とともに湊川神社がある。湊川神社は戦前までは武の神様として楠木正成を祀り、全国からも尊崇の的であった。

湊川は太平記に出てくる楠木正成・正季兄弟戦死の場所である。
　　青葉茂れる桜井の里のあたりの夕まぐれ
　　木下陰に駒留めて世の行く末をつくづくと・・・・・・
　子供の頃の小学唱歌でよく覚えよく口ずさんだものである。

拝殿（写真下）の傍らに両者殉死の碑がある。ほかに境内に能楽殿、宝物殿、楠木兄弟の墓、徳川光圀の顕彰碑、楠公稲荷、楠公会館等があって、会館は我々のOB会でよく使わせてもらったし能楽堂もあるので、この神社には何度もお参りした。



（楠木正成兄弟の墓）



写真上は同じ境内に置かれている徳川光圀公の顕彰碑である。公は元禄年間水戸藩主を辞し、西山荘に隠退して有名な「大日本史」の編纂に力を尽した。

最近のベトナム事情

利益還元の難しい経済大国の中国に愛想をつかしベトナム、タイ、マレーシアへと日本品の生産がこれ等の国に移っている。それにつれて外地生産が新興国に移っているが、我が家の婿殿このところベトナム出張が多いので、現地の事情を聞いてみた。
国名をベトナム社会主義共和国と言い（国旗）、大統領をもつ。人口は8000万、面積が33万㌔平米、日本の7割くらいの土地に住んでいるから人口密度は日本くらい。首都はハノイであるが、細長い南端にホーチーミン市（サイゴン）がある。サイゴンは若い頃行ったことがある、戦前は仏領で東洋の小パリと言われ美しい街だった。
ベトナム人は顔は日本人そっくり、少し日焼けしているくらい、ベトナム語を話し、宗教は55%仏教徒、かって仏領だったからキリスト教徒もいる。80%が農業をやる農業国で米が年に3回穫れるそうな、従って国民はおとなしい。食事は中華料理であっさりしたもの魚が多い。贋もの嫌いで中国製のニセブランドを摑まされた経験から大の中国嫌い。好きなのはアメリカが第1位、日本は第2位、・・共産国北朝鮮ロシアも嫌い。
新興国で乗用車は少なく、街中走って溢れているのは本田ヤマハのバイクばかり、日本びいきの筈。GNP480ドル、独立は1945年、国連加盟は1977年という。
外地から見た日本は民主自由の経済大国だが、大金持ちはおらず中産階級ばかりで、税金はたかく、給料物価ばかり高い社会主義国だそうな。

王子動物園

　風もない小春日和の素晴らしいお天気の日になった。22日23日は「だんじり曳行」の秋祭りである。今日は下町の巡行のはず、だんじりを撮ろうとカメラをぶら下げておりていったが、宝塚駅辺りには見当たらない、太鼓の音も聞こえない。ええい明日もう1日あるわいと予定を変更して神戸王子動物園に向う。
　動物園を狙ったのは月曜日で人出を避け、この夏の酷暑を耐えてきた動物達も、今日は日向ぼっこに小屋を出ているからお目にかかれると皮算用した。
案の定来て見ると、幼稚園児たちと若い子供連れの家族達のみで空いていた。
動物はあまり撮ったことがないのでちょっと手間取る、網越し格子越しガラス越しそれに動物は動き回る飛び回る、それ程広くない園内なのに気がついてみるともう2時間ほど経っている。それでも幸い殆どの動物にお目にかかれた。

やっと秋も定着か

10月に入ってまだ日中暑い日がある。今日は晴天だが午後からまた風が強い。
この夏の猛暑に耐えた花のみ僅かに残り、例年の秋の草花は未だ遅い。花どころで大きな花屋さんで店仕舞したところもでてきた。
宝塚のグリーンシーズンズはその後どうなったか見に行った。日曜日の午後で歌劇の終了で花のみちは帰りの客で溢れていた。隣接のDOG-RUN-DOも犬と人でごった返しである。ここは土日祝日は名の通った立派なお犬様がマイカーで連れてこられるので有名になった。それを眺めていても楽しい。お目当てのグリーン・デコと英国風庭園シーズンズは大分よくなってあちこち小花が見えるようになった。ハローウインが近づいたのか随所に「南瓜や野菜細工か゛飾ってあった。（写真）

隣人の訃

お隣のＳ夫人が亡くなられた知らせが入った。　4年程前にご主人を亡くされ単身でお住まいだったが、その後体調を崩されケアハウスに移られて2年程になるが、入院後19日朝亡くなられた由。82歳だった。
昭和の34年ごろ私達のこの辺が宅地分譲になり、家を建ててお隣も一緒に移って来た。その頃からのお付合いで両家の子供たちも同じ年頃、お互いにかばいあい面倒見合ってくらしてきた。今は他の隣人や子供達ももう移り変わって、当時の数少ない隣人になっていた。時代の変遷と高齢化が段々と進んで、もう子供たちの時代になったのだろうか。
葬儀は今日クレリ宝塚ホールで行われる。謹んで哀悼の意を表します。　合掌

サテライトの自由学校

題記のセミナールがあるので西宮まで出かけた。
○第1部は薬師寺の管主安田瑛胤（えいいん）（写真）の「管主に聞く人生の四季」と題してのお話。
瑛胤師の略歴は昭和13年生れ、昭和25年12歳で出家薬師寺に入山、昭和37年龍谷大学院課程修了、その後平和使節団員としてローマ法王に謁見、ヨーロッパ各地の宗教者と懇談、昭和42年薬師寺執事長、高田好胤管主とともに写経勧進による伽藍復興に尽力、平成10年薬師寺副住職、平成15年から薬師寺管主となる。
お話は薬師寺境内の一室でキャスターとの対談であったが人間の人生を四季にたとえ①春（○春）生れてからの子供と青春時代
　②夏（朱夏）結婚、夫婦家庭、子育て、お互い相手をかばい合いの関係
　③秋（白秋）稲は実る70才代、健康管理、食事大事、運動適宜、予防医学
　　　　　　　顔が人生の形をつくる、感謝思いやりの心を
　④冬（玄冬）80才～90才台
　　　　　　　人の世話をしていた時代は過ぎ、自分のこと心を開く
　　　　　　　過去ー現在ー未来、振返ってよい人生であったと思えるように。
　　　　

○第２部は「スクワット健康法」（健康・長寿・美容のために）と題して健康体力研究所顧問 野沢秀雄氏のお話。
野沢氏の略歴は1940年生まれ、京大農芸化学科生物化学専攻。
明治製菓健康産業部で日本初のプロテインパウダーを開発、多くのスポーツ選手の筋肉トレーニングに貢献、著書も多くテレビ雑誌で活躍中。
今日はキャスター野中美里嬢を相手に前半は対談、高年者の運動、森光子さんの体操など紹介。後半は「スクワット体操」を二人で実践して見せた。この体操は主に「しゃがむ」日本の和式を取り入れたもので、正座、和式トイレ、茶事等簡単そうで激しくない「立位⇔しゃがみ姿勢」の繰返しに基本、クォーター、ワイド、ナロー、手指、足先等のバリエーションを入れたものでワカリヤスク解説して見せた。

日高義樹のワシントン・リポート

「アメリカは対日戦略を変えるのか」と題して日高義樹と米政治評論家ロバート・ノバックが質問し、ジョン・ネグロポンテ米国務副長官（写真）が回答する形でこの会談が進められた。その要旨は

○第1部　日米安保条約は改定しなければならない

・アメリカが核の傘を提供し、日本が軍事基地を提供するというこれまでの形は変わらない。
・日本との安全保障上の関係は、アメリカにとってアジア太平洋に於ける最も重要な関係だ。
・日本とアメリカの関係は強固で、アメリカが中国と同盟を結ぶことは考えられない。


○第2部　アメリカはパートナーとして中国を選ぼうとしているのか

・中国とは話し合いを続け理解を深めていくことが重要だ。
・台湾海峡周辺の軍事力増強については懸念している。
・中国との対話を通じて、中国の対アフリカ対中東政策について話し合うことができるようになった。


○第3部　北朝鮮と正式に外交関係を樹立するのか

・北朝鮮との話し合いは、核を取り上げることで朝鮮半島の和平問題ではない。
・北朝鮮と外交関係を持つことになるだろうが、それが第一の目的ではない。
・北朝鮮が約束を守らないことは定評があるが今後を見てみたい。


○第4部　アメリカとロシアは再び対立するのか

・アメリカとロシアの関係は首脳会談で急に変わるというものではない。
・ロシアは石油の価格の上昇を背景に国際社会で再び力を持ちつつある。
・ロシアは石油を政治的に利用しているが、よくないことだ。


○第5部　アメリカはイランを爆撃するか

・イランが核装備をすれば、中東の他の国も核装備を始める。
・イランを爆撃するかどうか言いたくないが、軍事行動はいつも考えの中に入っている。
・パキスタンの山岳地帯の経済援助に力を入れるよう日本に要請している。


　
　　
　

T.Kさんの訃と会葬出席

旧会社のT.Kさんの訃が11日入った。彼はまだ現役のはず。私より10才以上若い。何かあったのか ?、現役時代いろいろと世話になった。取りあえず葬儀の日出席として家内共々準備をする。彼は未だ現役という事で会社葬とのことである。
会葬の本日家内と名古屋に向う。駅前で昼食を済まし、平安閣の会葬場に着くと沢山の会葬者で一杯、懐しい顔も揃っている、弔問外交ではないがこんな機会しか見れない顔が懐かしい。先輩や年上の方も何人か見えていて心強い。
みんなに訊くと3ヶ月前から我々にも縁のあった記念病院に入院、頑張り屋の彼いろいろ検査してみるとあちこちが悪い、もう手遅れのとこもあって、最期は肺がんであったそうな、家内は奥様にあって涙を流していた。そうだ私もコタエタが今年の夏の暑さが亡くなった病人にも災いしたのだろう。いつもニコニコして怒った顔など見たことがなかった彼だったが、たった3ヶ月の入院で若くして逝った70歳だったという。
13時より葬儀は厳かに始った、会長他友人代表の弔辞も悲痛だったが、全国から集まった100通を超える弔電、会場を蔽う生花に彼の面目躍如たるものがあった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌