お出かけ

ブログ

2009年 歳の瀬

2009-12-30 09:19:58 | 季節の風物詩
  今日明日の二日で平成21年も暮れんとしております。荒神道に近い我が家付近も納め荒神詣での人たちで賑っており、宝塚の駅前周辺、街角のデパート商店街は正月用品の準備お飾りお供え餅、菓子果物料理等買物の群衆でごったがえしております。
 今年2009年を振り返って見ますと、春さくらも咲ききらない時期に神戸出帆のにっぽん丸に家内と二人で乗船し南洋、南米の楽園クルーズに出ました。硫黄島、グアム、サモア、タヒチ、イースター島(写真はモアイ像)と回り、学校訪問や現地人との交流、観光、世界遺産史蹟めぐり、おとぎの国ロビンソンクルーソーまで見物、待望の南米に入ってチリーのサンチャゴから飛行機で白雪のアンデス山脈を越え、若き思い出の地アルゼンチンのブエノスアイレスに下り一泊、往時の街角やタンゴ発祥の地、ラプラタ河畔の港やパンパロスの平原等を眺めながら再び飛行機でイグアスの滝へ、この滝はアルゼンチン側の悪魔の喉笛といわれる上部の落下部分、翌日は滝つぼに下りてブラジル側からの下流部分を見物、ナイヤガラの経験はあったがそのまた偉大さ壮大さに驚嘆、また飛行機でサンパウロへ、この地で乗り継いでペルーカヤオまで飛び船に帰船、この地からインカの遺跡ナスカの地上絵、マチュピチュを見物した。別働隊はガラバコスの動物探検で別れ、船はエクアドル、コスタリカと寄り中米のコーヒー原産地を訪ねた。この頃より今蔓延中の新型インフルエンザの危機が広がり客船本社の決定でメキシコ寄港が取りやめとなり、アカプルコ、メキシコシティのツアーが取消しとなってアズテック文化の遺跡見物が出来なくなった。船は一路ハワイへ、船内の催しを楽しみながら航海し、最大のハワイ島に近寄りキラウエアの大火山噴火を海陸より眺め、翌日はヒロに上陸コーヒー工場を見学、翌々日はオアフ島ホノルルに入港、真珠湾パイナップル畑、ダイヤモンドヘッドや全島周遊観光、ワイキキの浜辺では小錦演奏のハワイアンギター等を満喫して、帰路はミッドウエーの戦跡を偲びながら6月10日に日本に帰りました。
 帰ってみるとアメリカはオバマ大統領の時代となっており、間もなく日本も総選挙の結果、鳩山民主党内閣となり、内外ともに大チェンジの世の中に替わってしまった。アメリカの金融危機は谷を越えたといえ、余波は欧州に及びEUの経済も芳しくない、ひとり中国はお金がたまり金持ち国となったがこれからの世界経済どう歩いていくか見ものである。Bricsの延びもかなりであるがこれからどう転ぶか、やはり今の鳩山内閣が確りしてもらわねばというところ、マスコミも足を引っ張るばかりでは全く能がない。
 こんな中で私も9月にちょっと体調を崩し入院した。短期で退院したがもう老齢なのでもとの元気に戻れない。今は散歩買物等はこなしているが長旅なぞは出来そうもない。回復の度は若い頃のわけに行かない。まあのんびりやるさといいながら色々考えて来年からやって行く。友人知人もどんどん鬼籍に入っていくし、こんなHPを見ていただいている皆様もそのおつもりでお付合いいただきたい。 
  それではどなたもよいお年をお迎え下さい。


サテライトの自由学校  

2009-12-22 21:53:49 | お出かけ
上記があったので西宮まで出かけた。

年末恒例のNHK放送研修センター企画協力で「経済展望2010」と題して東京大学経済学部学部長伊藤元重氏、早稲田大学政治経済学術院教授若田部昌済氏、関西学院大学大学院客員教授藤田太寅氏の三者の鼎談があった。
○第1部 経済展望2010(前編)
 藤田氏の司会をつとめ先ず2009年の経済回顧から始まった。
・何だったのかリーマンショック





・なぜ起こったのか ?
 アメリカの強欲経済のせいだが、細部にわたっては三人三様の意見が出ていた。

・この1年の月例報告では


・政府関与拡大どう評価 ?



財政の負担増大と課題





○第2部 経済展望2010(後編)

さて後半は3人の経済エキスパートが世界経済と日本経済を予測する。



考えられる諸問題を挙げてみると
・回復は本物か ? 二重底の可能性は ?
・民主党内閣の経済財政運営を評価する 
  景気効果は ? 家庭中心→女主体(子供手当)
・世界経済の景気 COP15どう評価? G7からG20へ
・金融機関の規制、監視体制の問題
  規制強化 金の価格 歴史は繰り返す
・米ドルの信認は ?  金価格の高騰
・低炭素社会の課題(環境)-企業次第ーー現状では難しい、目標はいいが厳しい
・世界の経済は上表であるが、2010年の日本経済の天気は
    (若田部氏) 雨天 →半晴  成長率 1% 円/ドルレート85~90円
    (伊藤氏)    半晴    成長率1.0 レート 90円



一期会12月例会

2009-12-14 18:33:41 | お出かけ
  常連のY君病欠、T君所用で出席者は7名であった。今年最後の例会で忘年会を兼ねワンランク上の料理「妻籠」を頼んだ、やはり話題は学校以来の故事に始まりあの時はどうだった、あの教官あの生徒はどうだったという罪のない話から、それぞれの現役時代の話、老後の話はやっぱり今飲んでいる薬から医師、医療制度、薬局の善悪になる、2人いる男やもめの苦労話、時に飛んで時局話にもなり現政府やマスコミが槍玉に上がる、日米の外交問題にも発展して世界はとなり・・・デフレが進むと生活問題はとなり・・病苦以外あまり苦労のない高齢年金生活者の話はいつまでも続く。デザートの時間となり次回来年の関西一期新年会1月12日、宝塚(ホテル若水)での出欠者数を確認して散会した。

日高義樹のワシントン・リポート

2009-12-13 19:48:29 | お出かけ
  「日米関係は最悪ですか ?」「普天間よりも景気回復を」「日米関係は基地問題では揺るがない」~全米商工会議所トム・ドナヒュー会長(写真上)ほかワシントンの「ブルームバーグ放送」「ナショナル・レビュー」のジャーナリストたち(第5部)との会談があった。

○第1部 普天間は政治問題に過ぎない
・日本の本当の友人は誰か、鳩山首相は見極めるだろう。
・日本人が日米軍事同盟に反対しているとは思わない。
・地元に基地が来ることに反対する人々はアメリカにもいる。

○第2部 景気に二番底の危険がある
・2010年、GDPが3%拡大して欲しいと思っている。
・株式市場や住宅産業の業績は良くなり始めた。
・景気が逆戻りして、二番底になる危険がある。

○第3部 オバマ政権は保護貿易に向かう
・アメリカの労働組合は、2008年の選挙で4億5000万ドルを使って民主党を支援した。
・オバマ政権は、いかにしてアメリカの職を増やすかについて考え直す必要がある。
・アメリカは国内の政治的圧力も保護貿易に向かう懸念がある。

○第4部 日米関係はアメリカ外交の基本だ
・基地問題は話し合いで解決するだろう。
・日本は世界第二の経済大国でアメリカにとって非常に重要だ。
・日本は長い間の同盟国であり話し合いで、より緊密な関係になる。

○第5部 オバマ大統領は敵よりも味方を困らせる
・事情が変われば、普天間の移転先を話し合うのは当然だ。
・なぜアメリカの海兵隊が、今になって嫌われだしたのか分からない。
・オバマ大統領も前任者の国際的な取り決めを破っている。
・オバマ大統領は敵に言い寄り、味方を不安がらせる。


次回放送は1月10日(日)、2010年日本はどうなる~キッシンジャー博士に聞く

ピアノDuoフェスティバル2009

2009-12-11 20:21:52 | お出かけ
  2台のピアノで織り成すファンタジーと銘うって、5組の奏者が盤上で競い合う、今年は大阪アーティスト協会設立25周年記念の催しで大阪城公園に近い「いずみホール」ではクラシックの連弾に観客は沸き立つた。偶然この日は私の隣組のN嬢がY嬢と組んでトップバッターを担った。曲はミヨーの「スカラムーシュ」op.165b 息のピッタリ合った二人の見事な連弾は時に強く時に弱くで息を呑む、一台が問いを囁けば一台がこれに答える、連弾の妙此処に極まれリといった所、満場の客はすっかり魅了された(写真上は両嬢)。次はラフマニノフの「組曲第2番」op.17 大柄で腕も太く見える二人の女性が鍵盤が割れんばかりに叩く、しかも長曲である、汗を拭いながらの熱演にすっかり圧倒された。このあとの15分の休憩後はラヴェルの小曲の二組、最後はお待ちかねのインファンテの「アンダルシア舞曲」で懐かしい遠いスペインの旅の想い出が甦った。
この日のピアノは魅了されたというより圧倒された2時間であった。

松柏会 12月例会

2009-12-10 17:59:55 | お出かけ
 出席者は講師1会員58名であった。先に昼食をとった後定時刻、前回からの5名の訃報経歴等を読み上げ全員起立し黙祷を捧げた。
本日の演題は「ヒンドゥ教とイスラーム:共存と対立の行方」 大阪大学准教授山根聡氏のお話
山根氏は若き頃よりアフガニスタン、パキスタンに渡り、同大学に歴史学など学び公館大使館等にも勤め現地事情等を長期にわたり研究して帰られた。現在同大学の言語研究センターに勤務されている。
インドを含むこの地方は南アジアと称し、歴史は古くムハマドの昔から人種、宗教、言語、抗争の坩堝で簡単に語るのは難しいし、現在でも核を含む世界の争いの発火点になろうとしている。以下戴いた資料の項目だけを列記して内容を省略させていただく。
○南アジアとイスラーム(4億の少数派)
○南アジア地域のイスラムの歴史(紀元610年頃 ムハマド神の啓示を受ける)
○ムスラム社会の拡大
 海路ー軍事制圧ー商人の滞留ー布教活動
○スーフィズム(イスラムにおいて内面を重視する思想・運動、神との合一の思想)
○南アジアのイスラム文化、ペルシャ語文化、インドイスラム建築
○文化熟成:タジ・マハル(写真上)
○ムスラムによる架け橋
 アラビア文化→ギリシャ文化→(アラビア語の翻訳)→ヨーロッパへ
 中国語経由→日本(奈良・平安)、葡西蘭語→(安土)、英仏語→(明治)、
○歴史を記録する文化
 アラビア文字の数字、年号、モスク、墓などの建造物
○イスラムの復興は宗教対立へ
○宗教対立の政治化
○カシュミール問題
○アヨーディヤー事件(ヒンズー過激派のラーマ神寺院破壊)
○ムンバイでのテロ(2008年11月)
○共存と対立の行方
 1. 信仰の相違が政治化において対立ー政治・経済的背景
 2. 国内の社会問題から国際問題へ
   印パ関係、対テロ戦争、周辺地域への波及、経済への影響
◎共存の可能性
 南アジアでの共存の実態ー「社会的寛容」を政治的、経済的にバックアップする

宝塚デジカメクラブ 2009年12月 例会

2009-12-06 16:36:34 | お出かけ
 本日の出席者は男5女5計10名であった。

○宮崎先生より開会の挨拶および連絡、報告事項
 上のロゴマークは当クラブがお世話になっている宝塚パソコン教室の新マークで一般に募集し、その応募の中から当選された本田さんの作です。英語表記Takarazuka PG Schoolの頭文字とすみれの花とマウスからデザインされているそうです。
 この例会の後の午後、前の例会で取り上げた稲田さん紹介の大阪市立美術館に展示の習字展を見た後、天王寺公園および動物園付近を散策、名残の紅葉または時間が経てばイルミネーションやライトアップも見れてよい撮影会になることを期待して行って見たい。
クリスマス、年末年始といろいろ撮影の機会も多いことと思われるので次回の沢山の優秀作品に期待する。

○作品鑑賞
 連絡報告事項が少ないので早速作品鑑賞に入る。
ちょうど紅葉の時期が終った時なので沢山の傑作を期待した、京都嵐山嵯峨野、奈良公園等全景真っ赤な紅葉というのは少なかった。どうも今年の紅葉は気候や温度の関係か見た眼の美しさにかけているようだ、従って小枝にあしらった「もみじば」ガ多く、これらを背景のボカシの技術差が競った。
その他武田尾の廃線跡トンネル、箕面の秋、久安寺、嵯峨野の寺社、万博公園等沢山放映されトリミングや加工を楽しみ、みんな残りの秋色でたっぷりだった。

○勉強会
 上記作品の中で片山さんの「もみじば」で背景を雲煙のような白色のボケを使い主体を浮き上がらせる技術は素晴らしく、三脚利用、レンズ開放で背景の白は太陽光線を使ったそうで、これなら主体がうす色でも際立って見える。こんな技術はみんな覚えたい。
ほかに「PLフィルター」の話が出て、光の乱反射を抑えてくれるこのフイルターはレンズの先のこれを回しながら映像を見て最高点でシャッターを切る。こんなこともスクリーンで学んだ。


次回の例会は、新年会を見込んで1月17日(日)に予定変更します。

サテライトの投資セミナール

2009-12-01 19:58:24 | お出かけ
  上記があったので西宮まで出かけた。

◎ボンド & マネー    (例によって項目のみに留める)

 ○堅調な資源国通貨グループと、出遅れ感が残る非資源国通貨グループ
  ・資源国通貨グループ--ブラジルレアル、豪ドル、南アフリカランド、カナダドル、韓国ウォン
  ・非資源国通貨グループ--トルコリラ、メキシコペソ、ポーランドズロティ
 ○資源国・新興国を襲った世界的な信用収縮の波は後退
 ○世界経済は新興国を牽引役に、来年から+3%超成長が視野に入る
  ・世間の実質GDP成長率
    新興国・6.1%、世界・4.4%、先進国・3.0% (IMFの2009年10月時点予測)
 ○各国通貨の強弱は「金利差」(景気の実力)で説明し得る
   景気刺激的(緩和的)←金融政策スタンス→インフレ抑制的(引締め的)
 ○資源国は10年にV字回復を達成する磐石な環境に回帰
  ・主要資源国(豪、ブラジル、カナダ、南ア、NZ)GDP成長率
   IMF予測 2009年:-1.1% 2010年:+2.6% 2011年:+3.5% 2012年:+3.5%
 ○豪ドル、ブラジルレアルの見通しに関するポイント
  ・今後の各通貨の見通し(前から順に強気)
   オセアニア通過(豪ドル、NZドル)、アメリカ大陸通貨(ブラジルレアル、カナダドル)
   アフリカ通貨(南アランド)
 ○豪州では約45年ぶりに輸出首位国が交代
   ①中国向け ②日本向け ③韓国向け
 ○豪州の最重要の雇用環境は、間もなく改善基調に転じる公算
   失業率 雇用 雇用者数
 ○豪州準備銀行は「V字回復」シナリオを提示
 ○ブラジルは米国との連動性が薄まり、中国とのそれが蜜になりつつある
  ・ブラジルの輸出に占める米中向けの比率逆転
 ○近年のブラジル経済の高成長は内需主導でもたらされた
 ○ブラジルの非弾力的な労働市場が消費の下支え役となった
 ○2016年の五輪開催に向けて、金融市場での存在感が高まる可能性
 ○短期的には需給面での調整に注意を要する

◎グローバル投資の視点

 ○足もとで日本株は軟調に推移
 ○商品市況は強含みの展開
   原油(WTI)と金価格の推移
 ○米国の個人消費動向に注目
 ○中国経済は上振れ基調
  ・鉱工業生産・小売業売上・固定資産投資の推移  中国中央経済工作会議
 ○中国の資金動向に注目
  ・中国企業の海外企業を買収する動き
  ・中国の外貨準備高の推移 2009年10月2.2兆米ドルを超えた
 ○日本経済は足もとで回復するが、2010年前半に再度減速

◎今月の銘柄研究

 推奨銘柄は(5631)日本製鋼所、(9501)東京電力、(9065)山九
 持続銘柄は(4005)住友化学、(4543)テルモ であった。