「北朝鮮問題はもう終ったのか ?」と題して日高義樹、米政治評論家ロバーク・ノバックの質問に対しての答弁方式でチャック・ヘーゲル米上院外交委員長代行(写真)との対談が行われた(第4部まで)。第5部は両者と米ジャーナリスト2名との対談。なおヘーゲル氏は2008年の大統領選挙の共和党候補の1人でもある。
○第1部 アメリカはいま北朝鮮と戦争はできない
・北朝鮮と戦争をするという選択もあるが、好ましくない。
・ライス国務長官が述べたようにアメリカに攻撃を加えない国をテロ国家に指定するわけにはいかない。
・敵に対しては優しく語りかける一方で、大きな棍棒を用意しておくべきだ。
○第2部 日本を裏切ったわけではない
・今度の取り決めは北朝鮮の危険を取り除こうとするもので裏切ったわけではない。
・政府間には友情というものは存在しない。
・ブッシュ大統領が北朝鮮、イラク、イランを「悪の枢軸国」と決め付けたことは間違っている。
○第3部 日本は自衛の枠を超えて軍事力を増強するべきだ
・世界は劇的に変化しているので日米安保条約も新しくしなければならない。
・日本は積極的に軍事的な役割を果さなければならない。
・日本対する脅威は北朝鮮、領土問題で紛争が起きているロシア、軍事力を増強している中国だ。
・日本は「自衛」のワクを越えて、大規模な軍事強化を図らねばならない。
○第4部 日本は核装備も考えるべきか
・日本が核兵器を持とうとしたら止める事はできない。
・日本のような大国やイランに「核を持つな」と脅すべきではない。
・核兵器を持つべきかどうかは、それぞれの国が決めるべきだ。
○第5部 北朝鮮はアメリカにとって脅威ではない
・北朝鮮と戦争をすることなぞ、はるかかなたのことだ。
・イラク戦争が終ったら、軍事力を減らせという圧力が猛烈に強くなる。
・北朝鮮は日本にとって危険だが、アメリカにとっては危険ではない。
以上から見ると北朝鮮が強力兵器を持って日本を攻撃してきても、北朝鮮が直接通常兵器でアメリカを攻撃しない限り、アメリカは北朝鮮と戦争はしない。今や世界は自分の国は自分で守る。これが冷戦が終った世界の新しい現実である。日本は憲法を改正し集団自衛権を守ると主張しているが、もうアメリカは一方的に守ってはくれない。今のアメリカが願っているのは日本が軍事力を強化し必要あれば核兵器をもち自力で国を守り、新秩序に向けての行動を共にするのを期待している。時代が変わった、日本もこの現実を直視しなければならない。
○第1部 アメリカはいま北朝鮮と戦争はできない
・北朝鮮と戦争をするという選択もあるが、好ましくない。
・ライス国務長官が述べたようにアメリカに攻撃を加えない国をテロ国家に指定するわけにはいかない。
・敵に対しては優しく語りかける一方で、大きな棍棒を用意しておくべきだ。
○第2部 日本を裏切ったわけではない
・今度の取り決めは北朝鮮の危険を取り除こうとするもので裏切ったわけではない。
・政府間には友情というものは存在しない。
・ブッシュ大統領が北朝鮮、イラク、イランを「悪の枢軸国」と決め付けたことは間違っている。
○第3部 日本は自衛の枠を超えて軍事力を増強するべきだ
・世界は劇的に変化しているので日米安保条約も新しくしなければならない。
・日本は積極的に軍事的な役割を果さなければならない。
・日本対する脅威は北朝鮮、領土問題で紛争が起きているロシア、軍事力を増強している中国だ。
・日本は「自衛」のワクを越えて、大規模な軍事強化を図らねばならない。
○第4部 日本は核装備も考えるべきか
・日本が核兵器を持とうとしたら止める事はできない。
・日本のような大国やイランに「核を持つな」と脅すべきではない。
・核兵器を持つべきかどうかは、それぞれの国が決めるべきだ。
○第5部 北朝鮮はアメリカにとって脅威ではない
・北朝鮮と戦争をすることなぞ、はるかかなたのことだ。
・イラク戦争が終ったら、軍事力を減らせという圧力が猛烈に強くなる。
・北朝鮮は日本にとって危険だが、アメリカにとっては危険ではない。
以上から見ると北朝鮮が強力兵器を持って日本を攻撃してきても、北朝鮮が直接通常兵器でアメリカを攻撃しない限り、アメリカは北朝鮮と戦争はしない。今や世界は自分の国は自分で守る。これが冷戦が終った世界の新しい現実である。日本は憲法を改正し集団自衛権を守ると主張しているが、もうアメリカは一方的に守ってはくれない。今のアメリカが願っているのは日本が軍事力を強化し必要あれば核兵器をもち自力で国を守り、新秩序に向けての行動を共にするのを期待している。時代が変わった、日本もこの現実を直視しなければならない。