3月11日 その3

揺れがおさまり、レストランも閉店とのことで、ひとまず階段で地上に下りていきました。

一番心配だったのは子供たちでしたが、ママが守ってくれたこともあってか、とりあえず地震前と変わらず元気な様子。よかった・・・・

さあ、どうしよう。

帰ろうにも、どうやら電車が動いていない模様で、渋谷駅のハチ公周辺には人が溢れかえっている。

5年位前も東京で大き目の地震がありましたが、1時間くらいで復旧したので、そのうち回復するのかな、と気軽に考えていました。

渋谷から池袋行きのバスが出ていることが分かったので、とりあえずみんなと別れてバス乗り場へ。

が、バス乗り場は長蛇の列！！

それなのに、バスが来るのは30分に一度くらい。

待っても、待っても、なかなかバスにはたどり着けません。

立っているのも疲れるし、その上すごく寒い！！

でも、長らく待っていると、自然と一緒に列に並んでいる方たちとも話すようになり、知らない人同士だけれど、トイレに行く間に荷物を見あったり、代表で渋谷駅の様子を見に行ってくれる人がいたり。

大変なのは私一人じゃない、と思えたし、おしゃべりをしていて心が和みました・・・。

寒空の中、バス乗り場に並んで4時間・・・。

この時はまだ、この地震がそんなに甚大な被害をもたらしているとは、知る由もありませんでした・・・。

3月11日 その2

電話を切ってからもまだ揺れる・・・。どんどん強くなる・・・！

一緒にランチをしていたママたちは、子供を胸に抱えてテーブルの下へ。

レストランのキッチンにあったお皿が

ガチャン　ガチャン　ガチャン

棚から飛び出して、ものすごい音を立てて床に叩きつけられました。

これはさすがにただ事ではない・・・、と思い、私もテーブルの下に隠れました。

「このビル、倒壊しちゃうかも。」

「私、死ぬかも。」

そんなことばかりが頭をよぎりました。

そんな中、ママチアクラスを主宰してくれたチアのやおちゃんは

「大丈夫だよー！！」

「すぐ収まるからね！！」

と、子供たちが怖がらないように、そしてみんなが不安にならないように、テーブルの下から大きな声で勇気付けてくれました。

やおちゃんの声、本当の心強かった・・・。

今まで経験のしたことのない、大きく、そして長い揺れが収まり、テーブルの下から出てきたみんなの顔を見て安堵しました。

私たち、無事だ！！よかった！！

地震の真っ只中、建物が大揺れで足元がおぼつかないにも関わらず、私たちの個室に2回も顔を出して気遣って下さったお店の方のプロ根性にも、胸が熱くなりました。

東京の地震でも、これほどの恐怖。

もっと震度の大きかった東北地方の方はどんなに怖い思いをしたのでしょうか。

その上、地震後に火災、津波、土砂崩れ、そして今は原発の問題もあり・・・。

被害が広がらないことを心からお祈りしています。

 

3月11日 その１

3月11日は午前中に渋谷であった、ママチアクラスに参加してきました。

楽しく汗をかいた後、渋谷駅前にあるQ-frontの一番上にあるレストランで、ママ＆キッズとランチ。

女の子たちがかわいいプリキュアの踊りを披露してくれたりして、すごく和やかなお食事会でした。

私はいくつか急ぎの案件があったので、慌しくランチ中にも電話ラッシュ・・・。

衣装屋さんとお話をしているときに、建物が少し揺れ始めました。

「あれ？地震ですね・・・。」

でも、大したことないだろうと、お話を続けていたのですが、揺れが長いし、どんどん強くなってくる・・・

「一度電話を切りましょうか」

と、電話を切った頃にはかなり強い揺れに・・・

 

3月12日(土)のつぶやき

23:25 from goo
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