
三越日本橋店へ行った時、ミディ・ア・ミディへも寄りました。
雑誌でかねてから、注目していた気になるお店。こちらは、料理人でもあり、新感覚&独創的な形態のブーランジェリーのプロデューサーでもある浅野正巳氏プロデュースのお店。浅野氏は近年勢いを増して、次々とオープンさせたフランス料理店やブーランジェリーのスーパーバイザーとして大活躍&大注目されている人物です。
以前、ティーガーデンのダンディゾンの記事でも、少し浅野氏についてふれています。
ミディ・ア・ミディは、ダンディゾンに続いての浅野氏プロデュースのお店。
ミディ・ア・ミディは、高級感あふれる三越のスイーツやパンのフロアにつり合う、美しく整然と並べられたパン達が印象的なお店でした。照明や器材は、明るく清潔な印象。
そして浅野氏プロデュースのお店に共通するのが、対面販売。
山積にされた、いかにも手作り風の焼きたてパン屋さんの大量+ボリュームの印象とは違い、ケーキ屋さんのように、美しく並べられているパンを、買う分だけスタッフにオーダーするシステム。小奇麗な印象で、大衆的なパン屋さんとは少し違った感覚を抱きます。
画像のは、上が『プロヴァンス』、下が『カカオユジャ』。
プロヴァンスは、オリーヴオイルを生地に練り込んでいます。香りも豊かで、生地はパリパリしていて、噛むとふわっと風味が楽しめるタイプで、シンプルな中に、素材本来の美味しさがとても伝わってきて、すごく美味しかったです。
カカオユジャは、ブラックカカオ生地に、ユズピール入りのパン。レモンやオレンジとは又違った美味しさがかなり新鮮でした。ショコラやココア系は、柑橘系ととても相性が良いですよね~。もちろんこちらもとても美味しかったです。
保存料も、着色料も一切使っていません。昔昔と同じように、元々あったパン本来の美味しさを提供したいと言う考え。
機械化が発達し、大量生産が当たり前になった現在、保存料・・・そして、よりいっそう美しく見せる為、食欲をそそらせる為の着色料も当たり前のように使われていますが、昔はそんな余計なものは使っていなかった。それは、パン本来の正しい姿を、正しい感じ方で味わっていたと言う事になります。
浅野氏は、そんな本当の美味しさをミディ・ア・ミディで提供して行きたいと考えていらっしゃるようです。それにプラス、日本らしさと新感覚を感じさせる全く新しい雰囲気のお店を打ち出しています。まさに浅野ワールドですよね。
それから、後になりましたが、midi a midi と言うネーミングですが、パリのとある小路の名前をヒントに付けられています。
パリ左岸、リヴ・ゴーシュを代表するサンジェルマン地区に、『cherche midi(シェルシェ・ミディ)』と言う小路があります。midi(南)、cherche(探す)と言うフランス語の意味があります。直訳すると「南を探す」と言うことで、「南フランスを求める」とかそういった広義の意味もあるかと思います。そんな素敵なネーミングの小路があるのですが、そこは、どんな雰囲気のスポットかと言いますと、サロン・ド・テやビストロ、アンティークショップや本屋、雑貨屋さんが立ち並んでいて、とってもオシャレな雰囲気だそうです。
そんな小路を歩いて感じた印象からネーミングのヒントを得たそうです。
あまり長い説明はできませんが「パンに光を感じてほしい」と言う願いが込められているようです。パン本来の味わいに喜びを感じながら、食してほしい・・・と言う意味でしょうか。
浅野氏は大学卒業後、都内のフランス料理店に就職し、その後渡仏され、パリ・アルザス・グルノーブルのレストランで修行された経験がおありの方で、フランス色に大きな影響を受けていらっしゃると思います・・・が、そんな中、たくさんのお店を手がけて行かれるうちにそれぞれの独自ブランドも成功し、最近は日本らしさも大切に感じていらっしゃるようですね。
そしてそして・・・新丸の内ビルに展開の、ベーカリー&バールも素敵でしたよ~


雑誌でかねてから、注目していた気になるお店。こちらは、料理人でもあり、新感覚&独創的な形態のブーランジェリーのプロデューサーでもある浅野正巳氏プロデュースのお店。浅野氏は近年勢いを増して、次々とオープンさせたフランス料理店やブーランジェリーのスーパーバイザーとして大活躍&大注目されている人物です。
以前、ティーガーデンのダンディゾンの記事でも、少し浅野氏についてふれています。
ミディ・ア・ミディは、ダンディゾンに続いての浅野氏プロデュースのお店。
ミディ・ア・ミディは、高級感あふれる三越のスイーツやパンのフロアにつり合う、美しく整然と並べられたパン達が印象的なお店でした。照明や器材は、明るく清潔な印象。
そして浅野氏プロデュースのお店に共通するのが、対面販売。
山積にされた、いかにも手作り風の焼きたてパン屋さんの大量+ボリュームの印象とは違い、ケーキ屋さんのように、美しく並べられているパンを、買う分だけスタッフにオーダーするシステム。小奇麗な印象で、大衆的なパン屋さんとは少し違った感覚を抱きます。
画像のは、上が『プロヴァンス』、下が『カカオユジャ』。
プロヴァンスは、オリーヴオイルを生地に練り込んでいます。香りも豊かで、生地はパリパリしていて、噛むとふわっと風味が楽しめるタイプで、シンプルな中に、素材本来の美味しさがとても伝わってきて、すごく美味しかったです。
カカオユジャは、ブラックカカオ生地に、ユズピール入りのパン。レモンやオレンジとは又違った美味しさがかなり新鮮でした。ショコラやココア系は、柑橘系ととても相性が良いですよね~。もちろんこちらもとても美味しかったです。
保存料も、着色料も一切使っていません。昔昔と同じように、元々あったパン本来の美味しさを提供したいと言う考え。
機械化が発達し、大量生産が当たり前になった現在、保存料・・・そして、よりいっそう美しく見せる為、食欲をそそらせる為の着色料も当たり前のように使われていますが、昔はそんな余計なものは使っていなかった。それは、パン本来の正しい姿を、正しい感じ方で味わっていたと言う事になります。
浅野氏は、そんな本当の美味しさをミディ・ア・ミディで提供して行きたいと考えていらっしゃるようです。それにプラス、日本らしさと新感覚を感じさせる全く新しい雰囲気のお店を打ち出しています。まさに浅野ワールドですよね。
それから、後になりましたが、midi a midi と言うネーミングですが、パリのとある小路の名前をヒントに付けられています。
パリ左岸、リヴ・ゴーシュを代表するサンジェルマン地区に、『cherche midi(シェルシェ・ミディ)』と言う小路があります。midi(南)、cherche(探す)と言うフランス語の意味があります。直訳すると「南を探す」と言うことで、「南フランスを求める」とかそういった広義の意味もあるかと思います。そんな素敵なネーミングの小路があるのですが、そこは、どんな雰囲気のスポットかと言いますと、サロン・ド・テやビストロ、アンティークショップや本屋、雑貨屋さんが立ち並んでいて、とってもオシャレな雰囲気だそうです。
そんな小路を歩いて感じた印象からネーミングのヒントを得たそうです。
あまり長い説明はできませんが「パンに光を感じてほしい」と言う願いが込められているようです。パン本来の味わいに喜びを感じながら、食してほしい・・・と言う意味でしょうか。
浅野氏は大学卒業後、都内のフランス料理店に就職し、その後渡仏され、パリ・アルザス・グルノーブルのレストランで修行された経験がおありの方で、フランス色に大きな影響を受けていらっしゃると思います・・・が、そんな中、たくさんのお店を手がけて行かれるうちにそれぞれの独自ブランドも成功し、最近は日本らしさも大切に感じていらっしゃるようですね。
そしてそして・・・新丸の内ビルに展開の、ベーカリー&バールも素敵でしたよ~


