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自由を捨てるな!塩野七生さんの渾身の言葉

2021年01月05日 00時33分00秒 | Weblog

自由を捨てるな!

 塩野七生さんの渾身の言葉


(旅に出たくなる地図「ヴェネツィア」のページ、「ローマから日本が見える」、「ウイルスの本当を知ると感染予防もわかる!紹介済み)

今 日本や世界は「歴史の踊り場に居る」と

塩野七生さんは NHKTVのインタビューに答えてそう話された

私はかつて塩野七生さんの著書に触れ

経済的に、政治的に衰退しているように見受ける南欧のイタリアが かつては ヨーロッパの中心地として経済も政治も全盛だった時期が続き その中で民主主義を徹底的に追求した偉業を持っていることを知った

それから  私は  イタリアの文化や 政治風土や行政の歴史が好きになった そのイタリアが  国民の自由さと民主主義を蔑ろにするかの国によって 新型コロナウイルスを持ち込まれ 経済や産業などがズタズタにされ そして文化さえも蝕まれつつあるのを坐視するのは とても忍びないものがある‥

何でかの国の資本をコロナ禍の前から招き入れたのか EU の主要国は コロナ禍の前後に

疲弊したイタリアにどう対処し支援していたのか  と疑問が湧く

インタビューで 塩野さんは「自由を捨てるな!」とも言われた 心の叫びのようだった

人の自由を奪うと その社会は どうしても

行き詰まることになると予言をされたと 

私は受け止めた

現在のヨーロッパにおいて イタリアは 

経済的にも政治的にも 後塵を拝しているように見えるが 塩野七生さんの話では

かつてのヴェネツィア共和国の内政と外交のやり方が とても先進的かつ合理的であり

現在進行中のコロナ禍対策として

とても参考になるということがわかる

(感染者隔離の施策、交易など)

バランス感覚だ ヴェネツィア共和国は

近隣のトルコなどと戦争をしながらも

交易は続けるという強かな政策をとって

経済的にも繁栄していたという

また 塩野さんは

100% 信仰」を捨てよ  とも提言された

日本人は 完璧主義が強く 言わば凝り性で

些かマニアックな面もあるから いい方に向かうとその能力を遺憾なく発揮できるが 一旦行き詰まると 心身ともに固まってしまうという困った傾向を持っているように思う

失敗を恐れるな!失敗を許さない社会は

とても窮屈な社会になるとも言われた

近年の日本の産業が思うように発展しないのは

過去の栄光に縛られ前例主義と諸規制がはびこり 新しいことを始めようと試みても 組織の上層部や監督省庁が 失敗さえしなければいいと責任逃れに拘り リノベーション(改革や刷新)避けてしまうことが多すぎる

私たち国民も 野党も 政府、各省庁、

各自治体もお互いに 失敗を恐れるあまり

新しい試みや新しい事態を前にして

身をすくませているように見える

だが それではいけない 

100% は 滅多に取れない数値だし

100% だけを望んでいたら

誰でもが 息が詰まり倒れてしまう

90% 、80% でもいいではないか?

時と場合によっては 70% もありだと思う

気持ちの上では 社会や今の生活を

一旦リセットするつもりでコロナ禍や自分たちの課題に向き合うようにしたらどうだろうか?

新型コロナ対策も 未知のことが多いのだから

誰がしても うまくいかないし 誰でも わからないことが多く その対応や対策も 場当たり的で 後手後手になることもあるだろう

だから それらを後から攻め続けても

何の成果も実りももたらさないと思う

with コロナで 時には コロナに密着し

時には後追いをし また 時には

文明の利器(医学、PC、スパコン等)を

駆使して ウイルスの先回りもできるのでは?

とにかく 経済学や心理学、哲学も含めて

いろんな方面からアタックしチャレンジし続けるほかは 突破口は見つからないと思う

私たちは それぞれに自分の力でできることを

精一杯に行い 気持ちや情報は共有しながら 汗を流し知恵を出し合って それこそ全集中で

新型コロナウイルスに立ち向かい

生活や経済の危機に立ち向かうほかに 

最良の術・手立てはないだろうと考える

そして 年内か来年くらいに

現在のコロナ禍が収束を見せる頃には

私たちは 見たこともない新しき社会が

眼前に開けているかもしれない

その踊り場の新世界に立ち また次の新たな世界に向けて また一歩ずつ 私たちは 階段を登っていけばいいのだ

ps 2021.1.4 草稿 今夜の塩野七生さんの話は

現在のコロナ禍において心身ともに疲労し

先行きが見通せない私たちや疲弊している社会に向けて イタリア文化の素晴らしい遺産を

現代の玉手箱として提示して いろんな示唆を与えてくださったと思う

「ローマから日本が見える」(集英社)は 

博識に裏打ちされた本だが 難解な言葉や言い回しがあまりなくて ローマ人が熟考を重ね練り上げた民主主義とその制度とはどんなものか、本物のリーダーとはどんなものかがよくわかる読み応えのある内容だ(塩野さんの著書は「ローマ人の物語」などが有名)※なおこのコメントは只今の感情で一気に書き上げたため文書の事柄や言葉などに 誤りが含まれているかもしれませんが どうぞ私の気持ちを汲み取っていただき 

ご容赦をお願いしたいと思います 蛙 🐸

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