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太秋柿(たいしゅうがき)をどうぞ

2020年11月02日 22時20分00秒 | Weblog

太秋柿(たいしゅうがき)をどうぞ



画像は スーパーで買った柿 10.17  )

私は 九州の片田舎で育った


子どもの頃は

庭や畦道、空き地などに

柿の木がよく植わっていた

(植えたのもあるし

種から育ったのもあるようだ)


持ち主がはっきりわかっている木には

近寄らなかったが

きちんとわからない木には

登ってもいでいたと思う


県北の実家のそばには

甘柿の樹が何本かあり

隣家のおじさんの許しを得て

登って実をもいでいた時に

近所の兄ちゃんが

高いところにある枝から

あっという間に落下してしまった

下にいた私らは 驚いて

駆けつけたが その後のことは

残念ながら記憶にない


また 祖母宅には

池の辺りに美味しい甘柿が

植えてあり 学校帰りに

黙って実を取っていたら

祖母にひどく怒られたのを

今でも覚えている

(許しもなく取ったのは

確かに悪いが 孫なんだから

もう少し別の対応の仕方が

あったのではという甘い考えを

今でも持っている)

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ここ何年か

スーパーなどで

太秋柿(たいしゅうがき)を

見かけることが多い


大きくて 甘い柿の実だ


ただ その分 

結構な値段がするので

たまにしか買わないが

今 ちょうど我が家の冷蔵庫に

保管しているので

またいつか食べるのが楽しみだ


それにしても

近年の品種改良の技術は

すごいと思う

日本の果物は 高評価で

輸出も増えている

(新品種の苗の外国流出は

ないように 政府も農家も

しっかり保管・保護して欲しい)

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少年時代は

渋柿もよく収穫していて

母が皮をどんどん剥いて

父や私ら兄弟が

わら縄を部分部分で解いて

柿の実の短い枝を差し込み

簾のような カーテンのような

干し柿を軒に吊るしていた


熊本は 

冬でも暖かい日があるので

カビが生えやすく

正月頃までに

白粉吹きの干し柿になるのは

限られていた

(干し上がり前に 柔らかい柿を

食べるのは 楽しみだった)


以前 旅行で

バスの窓から外を眺めていると

田舎では まだ干し柿をしていて

見事な干し柿のすだれを

目にすることがあった

ps 2020.10.18 草案 11.2 草稿

あの頃は 甘味が足りなくて

スイーツの種類も糖度も不足していた

だから 干し柿の甘さは

当時は 別格であった

今では お土産に 巻きガキを

目にすることがある

コメント
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