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人はなぜ生きる?

2020年11月30日 10時56分00秒 | Weblog

人は  なぜ生きる?  

人は  なぜ死なない(死のうとしない)



 画像は 膝の上のニャンコ・スミレ )


我が家の猫は

乳飲み児の時

熊本地震に遭い

死に目に遭ったようだ


地震の頃

母猫と逸れ(はぐれ)

身体は小さく 目は見えず

カラスに襲われていたのだ


それを見かねた妻が

私と相談をして引き取り

保護をしたという次第


家に引き取って

しばらくは 

ミルクを与えたが

何と飲んではいなかったのだ


哺乳瓶からの飲み方が

よくわからずに飲めず

イラついた仔猫スミレは

哺乳瓶の乳首を

何度も噛みちぎったのだ


次第に衰弱する子猫を見て

私らは慌てて病院に連れて行った

そして 相談の結果

最終手段であるカテーテルで

ミルクを流し込むことにした


家内は

看護師の免許を持ってはいるが

小さな仔猫が患者なので

さすがに怯んだけれど

獣医さんのアドバイスと励ましで

用具を持ち帰り

自宅にての治療とあいなった

(余震が続く中を 私ら夫婦は

 この小さき命を救うのに必死であった)


生き物は 

そう簡単には 死なない


少しでもながく生き抜くように

宇宙の采配が振るわれているのかも


生き物の一種である人もそうだ


そう簡単には死なないように

仕組まれていると思う


いろんな要件、いろんな条件が

揃って初めて生まれた貴重な命

そう簡単には死なないし

そう簡単には死ねないと思う


私も 熊本地震の本震の最中で

震度6強に揺られながら

もしかして最悪死ぬのかもと

頭の中で チラッと考えた


がしかし

直ぐに 

そう簡単には死ぬもんかとも

考えた

(万が一 死ぬにしても)

「死ぬまでは生きてるだろうし

それまでは生き抜いてやる」と

いう不思議な考えが浮かんだ


私の母は 地震の前年

85歳の長寿で亡くなったが

この世を去るまでもがいていた


それで お医者と相談して

緩和措置をして貰っていたようだ

だから 亡くなる直前は

病室で私たちに看取られ

穏やかにこの世を去ったと思う


命は一度切り

かけがえのないもの

お互いに大事にしたいものだ


人はなぜ生きるのか?


それは 今日することがあるからだ


人はなぜ生きるの?

それは 

明日もすることが待っているから


人はなぜ生きたいのか?

それは 家族や友達がいるからだよ


人はなぜ生きたいのか?

それは 今までの生きた証があるから


あなたは はなぜ生きていくのか?

それは まだ死にたくないからでは

それは まだ死ねないからではないか

それは お天道さんや神や仏さんが

天からずっと守ってくれてるから‥


ps 2020.11.19 草稿 11.30 追記


娘は 命のもとである遺伝子を

研究しているが 奥が深くて

内容は高度でよく分からない


昨夜大河ドラマ「麒麟が来る」で

比叡山での争乱において

僧侶や「女子供まで」多数が

亡くなったり 怪我をしたり

身内を亡くしたりしたのを見て

光秀が苦悩する場面があった


生きることや命に関わる僧たちが

よりによって戦いに巻き込まれた

(そう言えば、十字軍(キリスト教)や

現在のアラブ(イスラム教)などの

宗教集団が 国家間や民族間の紛争や

戦争に関わる事はかなり多いと言える)

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