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枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春の香りもさまざまに

2010年03月10日 | Weblog
 早春の香りには、蕗の薹、菜の花、蝋梅、紅梅、白梅と続く。こういった一連の馥郁とした匂いを消してしまうのが沈丁花。何か毒々しくきついです。風向きで臭ってくると、ちょっとたじろぎます。花の姿は愛らしいのに、どことなく損な花ですね。でも、そういった独特の臭いに引寄せられる、昆虫の類がくるからこそ、季節を間違わず咲くのでしょう。

 枇杷葉の花は、硬い薄茶色の苞に包まれていて、10月頃から大きくなって、早ければ11月下旬から咲き始めます。白い可憐な5弁の花びらには、思いの外馥郁とした香りがあり、蜜蜂が自然に寄って来ます。花の花粉を体中につけて、夢中で飛び交っています。枇杷蜜は最高の栄養素があります。優しい風味もたっぷりですよ。でも、中々手に入りません。

 師走の時期には、至る所で満開となっていますが、それが枇杷葉の花だとは、誰も気がつきません。それくらい花の姿からは想像できないのです。花芽茶にするのはこの時期です。できれば節分までには採り終えておきます。立春からは実を作るよう準備を始めます。とても小さな実ですが、形ができています。剪定も止めておきましょう。

 アミグダリン。というB17は、青酸カリに匹敵する威力を持っています。焼酎に漬けるにしても、お茶で飲まれるのしても、そういったことを充分に知った上でしてください。またアミグダリンは、熱処理には弱いため、お茶で飲まれる分には、心配ないと思いますが、気をつけるに越したことはありません。そういった意味でも、できる限り12月、或いは寒中の作業にしてほしいのです。

 昨年の初夏に食べた実が芽を出して、すくすく育っていることでしょう。移植されたいことは重々承知していますが、来年まで待ってください。決して慌てないことです。私の体験的な失敗があるので、気になっても待ちましょう。それより先に、大きな鉢を買ってきて、土作りをしておきましょう。植えた苗が育っていくよう、土台を作る事が先決です。

 ま、もっとも地植でも同じです。土作りができていないと、移植しても育ちません。枇杷葉は生命力の強い木ですが、風向きに依っては、悪臭を吸い込んで枯れてしまうのです。だからこそ、枇杷葉を屋敷内に植えるな。と言われてきたのです。そういった方位を知っていれば、何等厄災はありません。却って、清々しい場所を作ってくれ、運気も上昇します。

 我が家の周りだけが、守られている。というのもそういった理由があるのです。私には、占いの資格がある訳でも、何故そういったことがわかり、できてしまうのか説明できませんが、視えてしまいます。知らせてもらえるのです。オーラというのでしょうか?与えられた力としか言いようがありません。だからこそ、私に危害を加えようとすれば、相手に還ってしまうのです。

 私自身も、そういった力を悪用すれば、自分に還ることがわかるだけに、枇杷葉に関してはできません。従って、料金はもらわないし、無理には薦めないのです。必要な人には必ず贈れるようになってしまいます。命を紡ぎ、強め、未来へと渡していくのです。枇杷葉にはそういった不思議な力もあるのです。また枇杷葉茶や花芽茶、種茶にしても、飲んでくださっていないと、私のオーラは届きません。感じとれないのです。

 12月の花芽。高さ、5mほどの木に、たわわについて咲き誇っています。その香りは、得も云われぬ匂いで、流石は薔薇科だと歓心します。お茶で飲むと心が和みます。
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