title : In a restaurant of Kyoto
yyyy/mm : 2004/11
☆personal memo : 今夜のクリスマス・オルガン・コンサート。①OY(organist)さん。 Water Music(Handel)で始まったが、まだ二、三分かと思われる冒頭に、続けて二回指が転がった。一瞬のことなので、聞きながら悪夢かと疑ったりした。聞く態勢も整わないうちに、である。Toccata con Fuga in d(Bach)も、多分千回以上は聞いている曲。T. 始めに、かなりはっきりとしたTriller が入った。今まで気がつかなかったのか、版の関係か。注意していると、他の個所でも Triller が入った。F. へ移ってから、ここでも少なくとも二回、連続して指が滑った。たしかに早いパッセージではあるけれど、かなり耳に残った。②TY(soprano)さん。非常に安定した歌唱で、よかった。ただ、声質は私の耳にはマッチしないが、個人の好みに属するのかも知れない。楽器としての声には、基本的には張りと艶が不可欠、というのが私の鑑賞の仕方である。③衣装は、非常に対照的だった。Oさんの simple に対して、Tさんは dressy。④Toccata ~の演奏途中で、聴衆の拍手があって、少し驚いた。⑤プログラムに大きい写真を載せるだけあって、ヴィジュアル系。二人とも感じのいいお嬢さんだ。・・・というわけで、前半だけ聴いて退出した。夜空に月齢16の月が、皓皓と輝いていた。イルミと一緒に撮影したかったが、珍しくカメラを持って来なかったのは、残念。(17 dec,21:55)