2007-0419-yis139
舟に乗り朝を迎える辛さから
鳴く鴛鴦の気持ちが分かるの 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○詞書は、「海の面(つら)に船ながら明かして」。「上」を「うへ」と読む。
¶うきね=<「浮き寝」(船中で寝ること)に「憂き音」をかけた。「浮き寝」は「鴛鴦」の縁語。>(新潮版)
¶かかれば=かくあれば。so, then, therefore, because of。
□和139:みづのうえに うきねをしてぞ おもひしる
かかればをしも なくにぞありける
□悠139:ふねにのり あさをむかえる つらさから
なくおしどりの きもちがわかるの
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