悠山人の新古今

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短歌写真447 戦国の

2007-09-06 02:00:00 | 短歌写真

2007-0906-yts447
戦国の武将やかたの蝉時雨
ふりたるままにまらうどのわく   悠山人

○短歌写真、詠む。
〇大河ドラマ「風林火山」にしばしば登場する「躑躅ガ崎(館)」、武田信玄の居館跡。今は武田神社として、参詣者・観光客が絶えない。訪ねたとき、武田の杜は蝉時雨の杜だった。周辺の発掘は、今も続いている。
¶武将(ぶしゃう)やかた(館)=ここでは、武田信玄の本拠、躑躅ガ崎館。
¶ふりたる=「(時雨が)降る」と「(時が)経(ふ)る」を懸ける。
¶まらうど(客人)=まれびと。まれうど。ここでは「観光客」。
¶わ(沸)く=集まる。賑わう。

短写447 せんごくの ぶしゃうやかたの せみしぐれ
        ふりたるままに まらうどのわく
【写真】二礼二拍を待つ人人。後景の立看板に、大河ドラマ放映決定とある。風林火山の旅で。