3月26日 (月)
平成17年1月1日より 815日目
歩いた歩数 其の距離
本日 15,809歩 11,066m
総計 11,751,600歩 8,226,120 m
上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう 曲阜まで 47,030m
歩き疲れて堤防で立ち止まり千曲を眺める。対岸の本流が勢いよく流れているのに目の前の流れは川上に向かって流れているように小波が立っている。風はそれ程でもないのに。
嘗て、「歩いて世界一周」のフィナーレで大間崎から歩いた時、「三内丸山遺跡」で案内人から「日本海流に乗って多くの物資が入っていた。それを運んだ船がどうやって戻って行ったかについて、私は海流に逆らって船を漕いでも進めないので、岸に沿って戻って行ったと考えられている。」と説明したら、船乗りだと名乗った人が、「岸側には海流に逆らう流れがあるのでそれは正しい考えだ、と言ったことを思い出した。
川の流れは川上から川下に向かってだけ流れるものだと思っていたのは間違いなのだろうか?こうした流れがあるからこそ島が出来たり深みが出来たりするのだろうか?
堤防の斜面には取り残された蕗のとうが今を盛りと生き残りを謳歌しているが、俄かに青みを帯びてきた。高い山はまだ雪を頂いているが、気付いて眺めると、近くの里山は何となく赤みを帯びて来た感がある。冬の寒さで葉先が色変わりしていた杉などの針葉樹の多い山に、間もなく芽吹く落葉樹の蕾が徐々に膨らんできた為だろうか?私の目が狂っているのだろうか?