トンバ辞書

　3月21日 　（水）　　②
                         平成17年1月1日より　810日目
                                    歩いた歩数       其の距離
                         本日         17,285歩         12,100m
                         総計 　 11,680,988歩 　 8,176,692 m
          上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう　曲阜まで 96,458m

　　　　　　　
                          　　　  トンバ語辞書

　　日中友好訪中団のＹさんからトンバ文字で記された健康幸福祈願の書を頂いたが、今日はＹさんの盟友で同行したＳさんからトンバ語の辞書を頂いた。早速、先に頂いた書の内容を調べようと挑戦したところ、書を書いた日付が判った。右下に2007年3月13日とあって、次に筆者の署名が記されているが、それまでは解明できなかった。

　　また左下には、私の名前と贈り主のＹさんの字が記されていると言われたが、それも一字も辞書に見合う字を探すことは出来なかった。辞書には人文・人体・工具・飲食・飲食・建築・行動・武器・天文・地理・数学・動物・鳥類・植物・宗教と15項目に亘って収録されていたが、二千字にも及ぶ常用字があるといわれているので無理は無い。

　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　日・中・英三ヶ国語の訳

　　　　　　　
                                        天文の部

　　　　　　　

　　末尾に「永久的東巴紙」と辞書の用紙についての説明文があった。麗江特産の植物繊維を独特の製法で漉いた紙で在る。千百年来褪せず、虫にも食われずに現存しているものが在るほどの非常に珍貴なかみである、と。

　　私はＳさんから頂いたトンバ語の辞典で俄然「トンバ」に興味が湧いてきた。トンバであそぼう会編集の『トンバ！」を注文することにした。

　　

<o:p> </o:p>

 

千曲の今昔

　　3月20日 　（火）　
                          平成17年1月1日より　809日目
　　　　　　　　　　　　　　　　　歩いた歩数 　　　其の距離
                           本日　　　　16,260歩 　　    11,382m
                           総計 　 11,663,703歩 　 8,164,592 m
               上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう　曲阜まで 108,558m

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　綱切橋から見た川下

　　今、大きな島になって来た右岸には、戦後、汽船会社が出来て此処が汽船の発着場、港だったところ。此処から川下に向かって乗降客があり、貨物輸送が行われて一時はたいへんな活況だった。それが半世紀の間に、本流が島に変わってしまった。

　川上の岩井から左に流れが変わった為のようだが、飯山側に突き当たった流れは今度はまた蛇行して上新田側に向きを変えている。今年の冬、蛇篭を並べて護岸工事をして侵食を防いでいる。

　私の子どもの頃は未だプールが無くて、飯山側で泳い居た。同級生が流されて水死した苦い思い出があるし、恵比寿講には「金魚・銀魚」の水中花火の楽しい思い出もある。今は野球場になっている。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　綱切橋から見た川上

　　この変遷の元凶は秋津に出来た中州にあるが、それはその川上の柳沢の流れにあり、その元は古牧の大曲にあるのだろう。川の管理からみれば、真っ直ぐに流れて行くことが理想だろうが、紆余曲折があったほうが趣があって面白い。

　いま、人生を省みた時、時の流れに流されながらも七転八起、紆余曲折の中で、他人と比べて沢山の尊い経験を持つことができたと思って感謝している。

野沢菜の薹たち

　　3月19日 　（月）　
                          平成17年1月1日より　808日目
                                      歩いた歩数       其の距離
                          本日 　      13,283歩           9,298m
                          総計 　 11,647,443歩 　 8,143,912 m
                  上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう　曲阜まで 119,940m 　

   午前中は「２６パソコン同好会」で午後は「集落サロン」の反省会で一日終わる。

夕方のウォーキングで北畑の交差点で、雪の中で野沢菜がいっせいに薹たちしているのを見た。この地方では菜の花祭りは５月の初旬の筈だから一ヶ月以上も陽気が進んで居ることになる。思わずシャッターをきる。

　　　　　　　　　　　　

千曲川の「さくら堤」では硫黄合剤の一斉消毒が行われて、雪が黄色くなっていた。

　　　　　　　　　　　　

麗江の土産話

　　　3月18日 　（日）　　②
                            平成17年1月1日より 807日目  
                                        歩いた歩数    其の距離 
                             本日　　　  10,993歩        7,695m
                             総計　 11,634,160歩　 8,136,217m
           　  上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう　曲阜まで 129,238m  

　　昨日から降り続いた雪は今日になって真冬並みの雪降りとなって思いのほか積もる。パパ曰く、「今年一番の大雪ダ！」と。
　　　

　　　　　　　　
                         　　横吹きや　駒もいななく　雪嵐　　

　　　　　　　　　
                       　　　　　木島線跡の雪（安田）　

　　　==========================================================

          　　　　　     麗江の土産話

　　女だけのがあってネ。男が夜、出掛けて行くんだ。子供が生まれても誰の子供か判らない。子供は女が育てるんダ。男は知らん顔。へエ～イイとこだナ！これを聞いた日中友好訪中団の誰か、「オラ、ここに残るかナア～」だって。

　　地球上で、象形文字使ってるのは、ココだけだって。それは麗江には独特の宗教があって、昔からずっと象形文字で書かれたお経本を読んできた。それで今まで続いて来たんだって。でも最近、信者が減ってきたんで、象形文字、読み書き出来る人が少なくなって来た。地球上から象形文字読み書き出来る人が無くなっちゃ困るんで、今読める人を養成し始めたんだって・・・。

   中国の市街は城壁で囲まれていたが、麗江だけは城壁が無い。麗江を支配していたのがナシ（納西）族の「木」氏だった。木氏が城壁で市街を囲ってはならないという指示をしたので麗江には城壁は作られなかったのだという。なぜなら木を囲むと困る字になってしまうからだ、と。

　ほんとは近郊に聳える玉龍雪山の氷河から流れる無数河川のため、城壁が築けなかった為という説もある。

                    
                     Ｙさんが書いてもらった人もこの人だったろうか

お土産のトンバ文字

　　3月17日 　（土）　
                          平成17年1月1日より　806日目
                                       歩いた歩数       其の距離
                          本日          15,240歩         10,668m
                          総計 　 11,623,167歩 　 8,125,549 m
                上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう　曲阜まで 136,933m

　飯山市日中友好訪中団は今回で２０回目、中国人の間でも秘境の地と言われている雲南省を訪れた。雲南省の省都昆明・奇岩怪石の石林・高倉健さん主演の映画「単騎、千里を走る」の舞台になった街麗江などを回る旅である。帰国されたＹさんから楽しかった旅行談とともにトンバのお土産を頂戴した。

　　お土産はトンバ（東巴）文字で綴られた健康長寿を祈願するお目出度いもので、大トンバ和さんの署名入りで、Ｙさんから私へ名指しで進呈するというものである。

　文字の起源は、一つは漢字の起源である甲骨文字。二つは世界最古の象形文字であると同時に、アルファベットの原点であるヒエログリフ。三つは世界で唯一現在も使われている象形文字であるトンパ文字。

　　そのトンバ文字の貴重なお土産に感動した。この意味は左から「家族」と「あなた」は「トラ（のように強く）」、「健康（「うで」は健康を表す）」になる。そして、「あなた（の周りの人）」は「善の神（に守られ）」、「雲（のように永遠に）」生きるでしょう、というのだそうである。

　　　　　　　　　　。