百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

君子の交わりは淡きこと水の如し

2007-03-11 21:35:39 | Weblog

  3月11日  (日) 
                        平成17年1月1日より 800日目
                                      歩いた歩数       其の距離
                          本日         10,055歩           7,039m
                          総計   11,526,765歩   8,061,697 m
                上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう 曲阜 まで 204,415m 

  永い間お付き合いをしている友人から、「娘がお宅の奥さんを温泉に招待したい、と言っている」という話があった。聞けば、その娘さんがお母さんを温泉に連れて行きたいが、二人より親しい方を一緒に招待したほうが楽しいし、日頃お世話になっているお礼にもなる。そこで親戚で肩の張らないTさんとSさんに貴方の奥さんを招待することになった、という。

  招待先は奥山田の有名なホテルだとのこと。私どもにはとても手の届かないホテルで、足の裏がくすっぐったくなって居心地の良くないような所。

 第一、親しくお付き合い願って入るが、格が違う。その方はそのホテルが心が休まるだろうが、私たち夫婦には格安の旅館のほうが気安く気楽というものだ。

 そんな気持ちもあるし、気心の余り知れない親戚の方と一緒で肩ぐるしい一夜を硬くなって過ごしても保養にもなるまい、と考えてお断りするようにと忠告して置いた。

  所が、昨日「明日お迎えに行くからホテルに行きましょう」と電話が掛かった。『明日の日曜日は長野の親戚に夫婦で行くことになっているので」と慇懃にお断りした。

 今日になって、予約を取り消すと、違約金も取られるし、皆さんも期待しているのでと強引な要請。妻は根負けして迎えの車に乗って渋々出掛けた。

 他人の都合も無視しての強引な好意の押し売りは、どう考えても有り難くない。「小人の交わりは甘きことの如し」だ。これからも永い交友関係を続けてゆくためにも『君子の交わりは淡きこと水の如し』であって欲しい。

         
                里山は色づき始まる

 


老人クラブ加入促進会議

2007-03-11 08:44:48 | Weblog

  3月10日  (土)  ①
                          平成17年1月1日より 799日目
                                     歩いた歩数        其の距離
                          本日         17,163歩         12,014m
                          総計   11,516,710歩   8,049,683 m
                上海から連雲港・徐州を経て北京に向かう 曲阜まで 211,453m

         

  老人クラブ加入促進会議が開かれた。事務局が期待した休眠クラブの参加者は会長が1名、区長が1名だけ。肝心の事務局は「ギックリ腰」で欠席。代わりに来たM課長はこの企画に疑問を呈したので、「私は休眠クラブに出席を求めても出席する筈は無い。会議で役員が休眠クラブに出掛けて、休眠の真相を聞き、状況の打開策を語り合うべきだ。休眠クラブに隣接するクラブは同行して補佐すべきだ。そしてその結果を3月の会議で報告すべきだと、提案して決議したが、やる気が無いのでその提案を無視してこんな会議を企画したんで、集まったのは加入しているクラブだけで酒を飲まない会長も欠席だと事情を説明すると、眉をしかめて納得された。

  私は「湯の入荘でやれば、100円だ。此処では3500円。3500円分の話をしなきゃならないネ。3500円は払うが、講師料を貰わなくちゃならないネ」と毒づいた。

  会議に入って「会員が最盛期の半分になった。ここだけが例外ではない。役員のなり手が無い。減少傾向は留らない。湯の入り荘の利用料金が100円から200円になる・・・。などと凡そ加入促進に繋がる献策は一つも無く、延々と駄弁が続いた。

 見かねたM課長から動議が出てやっと私の出番となった。わたしは「3時に会議が始まって55分、何の献策も無いもったいない時間を空費して残念だった。来る時、西慶寺の山門の掲示板に『辛いなあ、イヤだなあ、と思うのは仕方ないが、やらされてる、誰のためにやってるんだと、思った瞬間に、積み上げてきたものが、腐ってしまう』と書いてあった。」と枕を述べた後本論に入った。

 ”世のため、他人のために”を生き甲斐に!!を主題に「年金の権利意識を捨てよ」現役のとき、見知らぬ老人に小遣いをやっていたが、今は何処かの若者から小遣いを貰ってる。ただ貰っていては申し訳ない。何とか「世のため、人のために」尽くそうと、発想の転換をすべきだ。此処に集まった人は幾ら頑張っても20年とは生きられない。老人がこんな発想の転換をすることで、老人クラブに活気が蘇り、地域が生き替わり、日本が盛り上がってくる。

 引き継いだバトンは引き継いでいく覚悟が必要だ、箱根駅伝でたすきを渡しそこなった選手の涙を思え!会を引っ張っていくにはアイデアが大切だ。アイデアの浮かばないものは周囲の運営の真似をしろ。暖かいストーブは囲まれる。会(ストーブ)に薪(仕事)を常に注ぎ込もう。キット盛り上がり、会員が寄ってくる。

 会費会員(出て来ない会員)に感謝せよ!欠席会員のお陰で出席会員が恩恵を受けていることも多い。笛を吹いても踊らないと言って腐るな。興味ある事業にはきっと出て来る。

 会費が高いと言う会員がいると言うが、少ない会費で何が出来る。多い会費で多くの仕事をして程会員が燃えるもんだ。そして我が長寿会の会計には現金出納帳がないと話して煙に巻いた。預金通帳が最も安心正確な出納帳であるとその方法を説明した。

 そして我が長寿会の会計は地区会計の倍近い収入支出であると数字を挙げ、年間行事・県長寿社会開発センターからの助成金の実情・会員以外の区民からの協賛金の受け入れ・寝たきり老人が脱会しない訳など具体的な話をする。

 このとき、休眠クラブの会長が退出の気配をしたので、私の話の感想・休眠した実情を聞き、今後の方針を糺した。そして発想の転換の難しさを実感した。「これで私の話を終わります。席を改めて、私の話を肴に、酒を酌み交わしながら侃々諤々議論しましょう !」と打ち切ったが、宴席では一言も「加入促進」の話は聞けなかった。