百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

北京で (観光)

2007-10-19 17:10:36 | Weblog

 10月19日  (金) 
                           平成17年1月1日より 1,022日目
                                       歩いた歩数      その距離
                           本日         11,185歩         7,830m
                           総計   14,274,786歩  9,992,350m
    北京より石家荘・邯鄲・洛陽・三門峡を経て崋山に向かう。後 56,800m

  1990年9月23日 晴れ 気温 14℃~24℃

 今日も昨日に続いて北京の観光。昨日休みだった故宮博物館と北海公園に絞って、ゆっくりじっくり観る事にする。

 

 故宮の太和殿・中和殿・保和殿は何回も見ているのでパノラミックスのシャッターを切るだけで通過して、専ら博物館の宝物を視る事にした。歴代芸術館・陶器館・絵画館・銘刻館・珍宝館・鐘表陳列館清代宮廷文物陳列室と見所も多い。

         

         

           

 昼近く足も棒のようになって疲れきった頃、日本語の一団がやってくる。聞けばアジア大会に太極拳でやって来た総勢700名の大団体で、中に長野県の人達も居るというので元気を出し、神武門へ行く。11号車を見つけ声を掛けると、陽気な小母さんたちに囲まれ名刺交換。久し振りの信州弁が心地よい。

 

 昼食の後、うまくハイヤーが拾える。北海公園は嘗ては名園であったろうが何か安っぽく飾り立てられていて気分が良くない。白い塔に登りパノラミックスで北京の全景を撮る。植物園の中に宜興の焼き物を見つけて、急須の値段を聞くと1個250元というので諦めて、11元の中国鉢を買う。

        
                          北海公園で

               
                      北海公園で(遠景は故宮)

  さんざん苦労した昨日とは違い、運良くタクシーが拾えたので友誼商店にもう一度行くことにした。手元に残った元で茅台酒とジャスミン茶を買う。まだ余りがあるのでぶらついていると寒山拾得の掛け軸に出会う。貧乏人同志、世をすねたか、世を見捨てたか心が吸い寄せられた様にこの軸を求める。そして残りで妻に蛇皮の財布を買う。やはりお金が貯まるというので・・・。

 

 今日は疲れた。44日の中国生活で今日ほど疲れた日はない。お金を稼いだり、お金を使ったりすることは、私の性分には合わぬものらしい。人には夫々得手、不得手があるんだから仕方があるまい。

 

 夕食にビールをやると意外にうまい。梁君に中国最後の晩だからといってビールを3本頼む。邢春さんから電話が入る。今日は日曜日だからきっと居ると思って電話したがコレが3回目と言う。日本へ電話したこと、成田着は上海廻りで3時になることなど、親切な的確な指示に感謝する。

 

 思うに、今回の訪中の演出は麗麗さんがしてくれたのだろうし、そして全ての企画は邢春さんの立案であったようだ。只々感謝あるのみ。10時早めに床に着く。