2日目、九十九島クルージングの後、長崎のグラバー邸へ。
スコットランド人、トーマス・ブレーク・グラバーが、この丘に建設したのは1863年。長崎は、その4年前の1859年に横浜、函館とともに開港され、異国に夢を追い求めてやってきた商人や新しい日本を目指した幕末の志士たちが集った。その面影を残す歴史の舞台だ。
大浦天主堂は、カトリックの教会堂で、1865年(元治2年)に建立された日本最古の現存するキリスト教建築物。正式名を日本二十六聖殉教者堂という。日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。1953年(昭和28年)に国宝に指定された。
グラバーの胸像。
クラバーの妻ツルが使っていた夫人部屋の廊下の天井には、窓のない隠し部屋がある。グラバーは、倒幕派の薩摩半、長州藩などに肩入れし、国禁を犯し自分の船で薩摩の若者をイギリスに密航させたり、長州へ大量の武器を売ったりしていた。グラバー邸には、そんな幕末の志士たちが出入りし、密談を重ねていたのだろう。
3年前にも来ているが、近くの風頭公園、亀山社中にも立ち寄った。
http://blog.goo.ne.jp/goo1942_december/e/0778b7211a5ce7c946582df7288d198f
グラバー邸の後、島原湾クルージングをし天草へ。