Aさんへ
栗橋第一に行ったのは、私にとっては、おそらく20年ぶり以上のことでしたが、私だけでなく、おそらく劇場初体験の3人の同僚たちにとっても、心が動かされた出来事だったはずなのです。あの日は、ご承知の通り?、栗橋のエアコンが壊れていて、猛烈な暑さと湿度に見舞われていたのでした。けれども、少なくとも私にしてみれば、千載一遇というような、そんな境遇でした。というのは、そう、汗まみれの踊り姫たちは、女神の如く、でしたし、それに少なくとも私は、暑さには耐性があるのです。もっとも、私の同僚たちは、陸に上がったお魚さんの如く、でしたけれども・・・。
あの時、これはおそらくAさんの意向によるものだと思いますが、ポラロイドではなく、デジタルの写真を撮って頂きまして、これは貴重なツーショットだと思い、何とか手に入れたかったのですが、そのシステムがよくわかっておらず、しかも、同僚たちとも一緒でしたので、残念なこと(つまり、手にすることができなかった)と相成ってしましました。けれども、10月の6~10日に、また栗橋で公演があるようなので、再会できればなぁ、と思っているのですが、昔の写真って、破棄しちゃうものなのでしょうか。まぁ、それはそれで、また撮り直して頂ければいいのでしょうけれども。
栗橋に出演して下さった踊り姫さんたちと同様に、入口に貼られたAさんの写真たちもまた、素晴らしかったです。私も老人ホームにおいて、写真の修行を重ねていますが、それはつまり、テクニックだけではなく、対象者たちへの愛情そもものが映し出されるものだと思っています。我々は職業柄、女性の裸には見慣れています。そうして、その魅力が、年齢だけに依存しているわけではない、ということを理解しているつもりですので・・・。
単なる通りすがりからの発信ではありますが、Aさんの今後のご活躍を期待しています。そのプロ根性を尊敬しています。それでは、またいつか、ご縁がありましたら、劇場で!
まぬけより