まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

弱肉強食(tanikiへ)

2013-10-22 14:13:36 | 日記
小学生の頃、授業で、「ろうけつ染め」の暖簾(のれん)をつくったことがありました。

で、その時私が描いたテーマが「弱肉強食」。

小さな魚を大きな魚が食べて、さらに大きな魚がその魚を食べる、という絵柄でした。

皆の作品が完成して、確か先生が、こんな風に言ったんです。

「作品展に出す作品、誰のがいいと思いますか?」

ま、こんな時って、静寂にに包まれますよね。

「ごめのがいいんじゃない」

と、そんな空気の中で、当時のガキ大将の鶴の一声。

でも結局、私の作品は採用されませんでした。

テーマがテーマだからな、って、子どもながらに思いましたね。

それに、その先生とガキ大将の相性は強烈に悪かった。

でもさ、何と言うか、ガキ大将は子どもながらに大人だったし、公平だったと今でもそう思う。

大人って、特に先生は、主に仲間の中の関係を見てしまうんじゃないかな。

でも、子どもたちの関係には、その2人にしかわからない世界もあるんだよね。

ま、そんなことはどうでもいいのですが・・・。


「ナショナルジオグラフィック 傑作写真ベスト100 ワイルドライフ」を見ていました。

あれは確か、オレが前の会社を退職した時だったと思う。

あるいはもしかしたら、笠間に転勤になった時だったかもしれない。

いずれにしても、tanikiがプレゼントしてくれた本であることには違いない。

オレに相応しい本だって、奴が選んでくれたんだ。

奴、優しい男なんだよ。

あらためて、サンキュー!


肉食系だの、草食系だの、ま、言いたいことはわかりますが、あまり好きな例えではありません。

きっと、スピッツの草野さんにも、同じ感覚があるんだろうな、って、そう思います。

だって、傑作アルバム「小さな生き物」には、まさにその精神が貫かれているから。


やっぱりオレには、ペンギンが似合っていると思う。

エンペラーペンギンの雛で埋め尽くされたクレイシ。

でも、鳴き声という「言葉」を持っているので、親は自分の子どもを見失うことはありません。

弱肉強食ってのは、面白くもなんともない、原理原則なのかな、やっぱり。
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