まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

Are You Happy ?

2019-01-06 01:51:15 | 日記
メロの時とは違って、ハッピーと出会った時のことは、はっきりとは覚えていないのですけれども、でもさ、僕らはすぐに馴染んだ、でしょ?

まだ幼かった頃のハッピーと僕は、例えば布団の上で、たくさんたくさん、遊びましたから、ねぇ。

成田ゆめ牧場に行った時が、彼女にとっては初めてのドックラン経験だったと思うのですが、あの時の表情は忘れられません。

してやったり!ってなもんで、誰が捕まるものですか、だって、私の方が速いんですからね、って、随分とてこずりました(笑)


そいで、彼女が随分と大人びてきた頃には、ちいことの違いというのかな、性格がはっきりとしてきました。

ハッピーは思慮深い犬でした。

同じくメス犬でしたし、似ている点も多々あったものの、その点では、「わがまま」ちいことは大違いでした。

例えば、一緒にくつろいでいる時に、彼女は必ず僕に身を寄せてくれていたけれども、その行為は彼女にしてみたら、僕を守っていてくれたのかもしれない、な~んて。


ちいこは、自分の意にそぐわないことがあると、主張しました。「耳が痒いんですけど!」「私の布団になって欲しいんですけど!」。時には怒り、どこまでも訴え続けました。

対してハッピーは、いじやけちゃうんです。

例えば僕らが帰宅する際は、隠れちゃう。どうせ帰っちゃうんでしょ、お別れなんかして、かえって辛くなるのは嫌だもん、余計に傷つくのは嫌だもん・・・。

だから、僕らが再開する際もそうで、いきなり尻尾を振ったりはせず、最初はよそよそしく、内心は平静ではないくせに、平静を装うわけです。


ちゃねりとひき合わせてくれた運命が、父の仕業だったとすれば、ハッピーとの邂逅の方は、ちいこの意向だったに違いない。そうに違いない。

ハッピーはちいこの「お眼鏡に叶った」のでしょう。そう、自分と似たような犬を愛でるだなんてことを、ちいこは許してくれなかった。

だって、常に、私こそが「いちばん」なのだから。

ちいこ、ほんと、ありがとう、そうして、ハッピーも、ありがとう、感謝してます。
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