まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

海外旅行のすすめ

2018-12-06 19:44:43 | 日記
僕のはじめての海外旅行は香港でした。そいで、あの時、何よりも衝撃的な出来事だったのが、公園に集結した(たぶん、主に)フィリピン国籍の方たちのコミュニティでした。土・日だけ開放される、というような現実が、身に沁みたのです。それはつまり、私にとっては、経験というより、体験だったのです。

その後、例えば新婚旅行で、ドバイ(UAE)とケニアに行きました。そうしますと、更に、地球の仕組みというか、何と言うのか、人種間の区別(差別・軽蔑にあらず)が、わかるようになったのです。

当時のドバイ(きっと今でも、大差はないのでしょう)は、バブル期でしたので、外国人労働者が、3K労働(きつく危険で汚い)に従事していました。けれども、実は彼らの犯罪率は、低かった(はず)。なぜなら、賃金保障がされていたからなのです。つまり、(その国の)法を犯せば、即、強制送還となり、それはつまり、外貨を稼げなくなる、自国で働く以上の賃金を稼げなくなる、ということですから。

否が応にも、グローバルなご時勢ですし、さらに、その流れは加速しているわけですが、その現実を、手っ取り早く直視する方法となると、やっぱし、海外旅行なのではないでしょうか。ですから、若者たちには、是非、飛行機に乗って、海外に飛んで頂きたい。そうして、買い物や観光名所巡り以外の何かを、体験して頂きたいのです。
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実習生について

2018-12-06 19:07:58 | 日記
10年以上前の話です。

当時、バラク・オバマさんの、「チェンジ!」ってな時代背景もあったし、思い切って僕も、チェンジしちゃったわけです。まぁ、恥ずかしながら、衝動的に・・・。つまり、穴をまくっちゃった、ってこと。少なくとも、計画性なんぞ、全くありませんでした。けれども、思い描いていたことが、ふたつだけあって、ひとつは、農業の道で、もうひとつは、介護の道でした。なぜなら、当時も人手不足(の業界)、というキーワードが叫ばれていましたので。つまり、まぬけな私でさえ、もしかしたら、少しは役に立てるのかもしれないなぁ、と。そうして、よし、先ずは農業だ!ってなもんで、群馬に行きまして、ぶち当たった壁、それこそがまさに、「実習生」の存在だったのです。

彼らは、少なくとも僕以上に、背水の陣でしたし、さらに、明らかに、僕の能力よりも勝っていました。実力差は歴然としていました。その競争(仕事ではなく)においては、全く勝てる見込みがありませんでしたので、潔く、しかしながら、強烈な敗北感を胸に、地元に戻らざるを得なかったわけです。ちなみに僕は、誰よりも早く出勤する、というような努力はしてみたものの、本当に、どうしようもなかったのです。

僕は、彼らと仲良くやりたかったし、彼らの言語を勉強しようと試みたりもしましたが、彼らは、語弊を恐れず、正確に記そうとするならば、雇い主にとっては、現代における奴隷のような扱いでしかありませんでしたので、同僚として、心が折れました。砕けました。相撲のように、国籍を問わず、同じ土俵で勝負が出来なかった・・・。

10年後、ようやく、記事になりつつあるのかなぁ。よくわかんないけど、おごれる者は久しからず、ってなもんで、技能や能力や知識や経験は、僕ら(日本人)には引き継がれず、海外に流失しているわけです。自業自得でしょう。つまり僕らは、自ら首を絞めているというような、そんな現実があることを、ニュースになっている今日だからこそ、その背景と現実を、理解して欲しいのです。
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