もう一服

袋田の滝の無料駐車場は、滝からだいぶ離れた場所にありました。その移動中に、橋の上で、サギを見つけました。よく見て下さるとわかるかと思いますが、周辺の物体は石ではなく、水鳥です。川面に映えていて、なかなか素敵な風景でした。

昔、笠間に転勤したばかりの時に、車に同乗していた地元の同僚に「サギがたくさんいますね」と言ったら、素っ気ない反応だったことを思い出しました。確かに、だから何？ですよね、普通はね。

なんだか、笠間にいた頃の、あの切羽詰った感じが、少々よみがえってきています。

あ、実際は吸ってないんですよ。我慢しているんですよ。

mimi安らかに

mimiが亡くなったと連絡がありました。長い間（2年以上）乳がんを患っていましたが、獣医さんの余命宣告をとっくの昔に通り越して、今朝も元気にしていたそうです。もうお腹の上に乗ってくれないんだね、mimi。世界でいちばん素敵な猫だったよ、mimi。

ちょっと一服

最近観た映画は「ネブラスカ」と「おじいちゃんの里帰り」です。どちらも新作でした。大盤振る舞いでした（苦笑）

「ネブラスカ」が良かったです。特にキャスティングが素晴らしいと思いました。主演級はもちろんのこと、息子さんの彼女など、脇役も光っていました。

この映画の監督、アレクサンダー・ペインさんの作品というと、「アバウト・シュミット」もなかなかでしたし、「サイドウェイ」もそれなりでした。ですから「マイ・ライフ、マイ・ファミリー」（製作総指揮）と「ファミリー・ツリー（The Descendants）」（監督・脚本・製作）も観たくなりました。

映画とは関係ありませんが、「ネブラスカ」という、ブルース・スプリングスティーンの極めて暗いアルバム、曲がありましたね。で、これまた強烈な飛躍ですが、ブルースの曲ですので、紹介させて下さい。チャボさん、先月のライブでも歌っていましたよ。


「Hungry Heart」仲井戸麗市

小さな生き物

バイクのエンジン音が聞こえました。郵便物が届きました。離職票かな、と思いましたが、中に入っていたのは給与明細と源泉徴収票でした。なんとも切ない年の瀬を過ごしています。

否が応でも、自分と向き合う時間が長くあります。そうして、なんと自分が小さな生き物であることかと、うんざりします。今は、たかが、お金がないだけじゃないか。たかが、仕事がないだけじゃないか。働く意欲はあるし、生きる希望もあるじゃないか。けれども、小さな生き物は、なかなかそんな前向きな気分にはなれずに、より小さくなっているわけです。

いろいろと反省はしています、が、後悔はしていません。なかなかいい人生だった、と、胸を張って言えることができるのですから、恵まれています。

今日はブログdayにしよう。そうしよう。そうして、昨日以上に走ってみたら、それでいいじゃないか。負けないよ、って、つぶやいてみよう。


「小さな生き物」スピッツ