■ODA異聞(第448話) 発表2000年3月
評価 ★★★
依頼人 経済企画大臣 フェルナンド・ブランコ
ターゲット グレースマイン社の手先4名
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 2,398
今回殺害人数 4/ 通算殺害人数 4,691
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 111
<ストーリー>
中米・バルボア共和国。日本のODAを巡り、魑魅魍魎が跋扈する・・・
<この一言>
あまりキョロキョロするんじゃない・・・
<解説>
中米・バルボア共和国への日本のODAを巡り、現地では魑魅魍魎が跋扈していた。日系人のキジマは、ODAコーディネーターとして日本政府と現地の調整を担っていたが、その一方で反政府軍やバルボアに埋蔵されているレアメタルの権益を狙うグレースマイン社とも繋がっていて、私腹を肥やしていた。
反政府軍ボランティアとして活動している『リカルド』と結託したキジマは、日本からの支援により採掘機械の購入をまとめる一方、その資金が最終的には武器購入に充てられることを見越していた。反政府軍と政府軍がもめている間に、グレースマイン社が採掘権を行使して莫大な利益を得、リカルドとキジマはグレースマイン社から謝礼をもらって高飛びするという算段であった。
この計画に気付いた『経済企画大臣 フェルナンド・ブランコ』は、ゴルゴに接触、リカルド以下グレースマイン社の手先4名の殺害を依頼する。事故に見せかけて殺害してほしいとの依頼を受けたゴルゴは、ODAの調印式当日に、リカルドらを坑道におびき寄せ坑道事故を装って4名を殺害する。
本作の主役は『東洋通信』のダメ記者『梶本』である。梶本は、第131巻-3『西洋の狭間に』にも登場するキャラクター。前作では、ゴルゴを見かけ要人暗殺のスクープを狙うが行動が空回りして、デスクにどやしつけられている。本作でも、支局長や『谷山紀子』にバカにされる冴えない男ぶりを存分に発揮している。しかし、雑踏の中でゴルゴを見つけるあたりは、さすがブン屋の端くれ、なかなか嗅覚が鋭い。この憎めない梶本、いつの日かスクープをものにして上司を見返して欲しいものだ。ガンバレ、梶本!
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梶本さん、パナマでのつてを生かして、フリーになってズレータの手記を共著で書いたほうがいいような気がします。
タイトルは「海を渡ったパナマウンガー」で。きっとリイド社に持ち込めば出版してくれると思います(爆笑)。
それではまた(^O^)/~
ODAを題材にした話ですね。現実に起こりそうな問題だけに笑えない話です。
本日の一句「ゴルゴさん、待っていますよ、良い女」←前回の賛美歌13番さんのコメントを受けて
>梶本さん、、フリーになってズレータの手記を共著で書いたほうがいい
確かに梶本さんは、政治経済の記者よりスポーツ記者の方が向いてますね(笑)
ゴルゴから、よい返事がもらえてません。GWでなにかと忙しいのかもしれません・・・orz
ただ、梶本さんのことだから、取材の過程で、うっかり見ちゃいけないものを見ちゃう気がします。
そこで、梶本さんを守るために依頼するのがズレータだったなんて面白いですね。
ただ、ズレータは身長197cm、ゴルゴは182cm(180cm)らしいんで、ゴルゴが依頼人を見上げるような形になりそうですが。
それではまた(^O^)/~
ゴルゴVSズレータ、見たいですね(笑)しかし、ズレータでかい!197cmとは!!
>梶本記者は、~珍しいボケキャラ
いいですね~梶本記者。
>増刊号掲載『人形』(単行本未収録、別冊ビック170収録)
なんと!梶本記者が登場するのですね!しかも、報酬をもらっているとは!読みたい!!