■西洋の狭間に(第435話) 発表1999年1月
評価 ★★
依頼人 台湾政界黒幕 王基明
ターゲット 在パナマ台湾公使 張万長
報酬 不明
今回弾丸発射数 1/ 通算弾丸発射数 2,366
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 4,650
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 108
<ストーリー>
1999年、パナマ運河がパナマ共和国へ返還される。共和国と国交のある台湾と中国が水面下でつばぜり合いを演ずる・・・
<この一言>
俺は、依頼人が俺に隠し事をするのを好まない・・・
<もう一言>
お前じゃなく、本当の依頼人であるあの男から、話を聞かせてもらおう・・・
<解説>
1999年12月31日、パナマ運河がアメリカよりパナマ共和国に返還される。パナマ共和国は自国の存在をアピールすべく、パナマ運河世界会議を開催し、世界各国の首脳を招聘を試みる。が、パナマ共和国と台湾が国交を結んでいることから、中国は各国に圧力をかけ会議へ参加を妨害、首脳クラスの参加は台湾総統『李昇輝』だけとなった。
会議直前にその『李昇輝』の命が狙われているとの情報がパナマを駆け巡る。『東洋通信社』の『梶本』は、このネタをもとに李総統暗殺の瞬間をスクープすべく、会議取材そっちのけで狙撃ポイントに張り付くも、肝心の船を撮影することさえできない。
厳重な警備体制が敷かれる中、パナマ運河を航行する船上でのレセプションで、『在パナマ台湾公使 張万長』が狙撃される。張が中国に寝返ったスパイであることに気がついた『台湾政界黒幕 王基明』がゴルゴに張の殺害を依頼していたのである。台湾側は、張を見せしめとすることで、中国を牽制し、各国にも実力行使をする態度を表明したのであった。
パナマ運河返還を題材とした作品。とりたてて見所はなく、ゴルゴに狙撃を依頼する必然もないようなストーリーである。本作で気になるのが、梶本を案内するタクシーの運転手。彼は作者である『さいとう・たかを』をモチーフに描かれているのではなかろうか・・・?
ズキューン
<script type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script> <script src="http://www.google-analytics.com/urchin.js" type="text/javascript"> </script> <script type="text/javascript"> _uacct = "UA-792331-1"; urchinTracker(); </script>