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ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第80巻-2レバノンの焦燥

2007-07-02 01:39:28 | 第076巻~第080巻

■レバノンの焦燥(第275話) 発表1987年7月

評価   ★★★

依頼人  ジョージ・エドモントン上院議員

ターゲット 誘拐犯ベン・メンデレス/ムハマド・ハシム/アメード・サラ

報酬    不明

今回弾丸発射数      2/ 通算弾丸発射数 1,553

今回殺害人数        3/ 通算殺害人数   3,695

今回まぐわい回数    0/  通算まぐわい回数    91

<ストーリー>
レバノンでアメリカ人大学教授夫妻が誘拐された。仲介役を買って出たエドモントン上院議員は犯人2人を同時に射殺する計画を立てる・・・

<この一言>
弾丸は自前で用意した・・・

<解説>
レバノンでアメリカ人「ハリソン教授夫妻」が誘拐された。犯人は「イスラム聖戦革命細胞」を名乗り、身代金を要求。ハリソン夫人と愛人関係にある「ジョージ・エドモントン上院議員」は、犯人との仲介役に名乗りを上げ、人質救出作戦を立案する。その作戦とは、誘拐犯二人を同時に射殺した後、もう一人の犯人を射殺するというもの。エドモントンは元SWAT(連邦捜査局特別狙撃チーム)のスナイパーに狙撃を依頼するが、「同時に射殺」は不可能として断られてしまう。

エドモントンとCIAは「同時に射殺」という同条件でゴルゴにスナイプを依頼する。ゴルゴは200m離れた誘拐犯二人を一発の銃声で仕留め、さらにもう一人の誘拐犯を狙撃、人質救出を遂げる。
ゴルゴは「NATO-M198実包」弾という二重弾を使用し、一石二鳥射撃を行ったのだった。この二重弾、距離100ヤード先の狙点の半径20インチに着弾するという。実戦で本当に「一石二鳥」が可能なのだろうか?恐ろしい兵器が存在することに戦慄を覚える・・・

CIA「サンディ・スコット」が「俺の怖いのはAIDSだけさ」と、CIA女性職員と軽口を交わしている。本作発表の1987年は、世界的にAIDSに対する認知と脅威が広まった時期と一致する。世界保健機構(WHO)が「世界エイズデー」を制定したのが1988年だ。一方の「ハリソン夫妻」。夫人とエドモントン議員の不倫がバレてしまったのだが、その後の夫婦関係はどうなったのだろう・・・

ズキューン

ゴルゴ13 (80) 巻掲載
ゴルゴ13 144巻(最新刊)
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
賛美歌13番さんこんにちわ。二重弾、常人には2... (ペロ)
2007-07-02 16:27:16
賛美歌13番さんこんにちわ。二重弾、常人には200メートル先の人間2人を狙える代物ではないのですが・・・ゴルゴンは“狙撃の魔術師”ですな。
ところで、ハリントン夫妻のその後ですが・・・どうでしょうね。私なら議員から“手切金”を脅し取り(笑)、女を手放しますが
返信する
ペロさん、こんばんは。 (賛美歌13番)
2007-07-03 01:04:04
ペロさん、こんばんは。
>私なら議員から“手切金”を脅し取り(笑)、女を手放しますが
さすが、ペロさん!ゴルゴばりの有無を言わせぬ交渉力(笑)
ハリソン夫妻は、真面目夫と奔放妻の組み合わせがそもそも問題かと・・・
返信する

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