■アラスカ工作員(第45話) 発表1971年8月
評価 ★★★★
依頼人 CIA
ターゲット ニコライ・エフゲネウィッチ・イエスホブ(隼のイエス)
報酬 不明
今回弾丸発射数 3 / 通算弾丸発射数 238
今回殺害人数 1/ 通算殺害人数 217
今回まぐわい回数 0/ 通算まぐわい回数 28
<ストーリー>
アラスカ諜報基地の駐在員がKGBの刺客「隼のイエス」により全滅させられた。CIAはゴルゴに「隼のイエス」殺害を依頼する。
<この一言>
データどおりの男らしいな・・・隼のイエスは
<解説>
本作『アラスカ工作員』から連なる『鎮魂歌に牙を』『リオの葬送』『ナチス鉤十字章は錆びず』『ラ・カルナバル』は、全5話で完結する壮大なスケールの叙事詩となっている。ストーリー展開、登場人物のキャラ、ゴルゴの行動・戦闘のいずれもが非常に高いクオリティで絡み合う、ゴルゴ史上でも屈指の名作巨編といえるだろう。
『アラスカ工作員』は、ストーリー導入部となっている。
CIA工作員がアラスカで次々に殺される事件が発生。KGB工作員「隼のイエス」の仕業とみたCIAは、ゴルゴに殺害を依頼する。西側陣営より「悪魔のように恐れられている」イエスとゴルゴの対決が本作の最大の見どころ。互いに一歩も譲らない心理戦、相手を欺かんとするトリックの応酬に思わず息をのむ。ゴルゴが放つ曳光弾に照らされ、負けを悟ったイエスの表情が印象的だ。
ゴルゴは情報が漏れていることを察知、ダブルエージェントの存在を疑う。
ズキューン
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他のエピソードから独立性の強い「アラスカ工作員」は、007のオープニングテーマ前のアクションとカブります。
連続するスペクタクル、世界各地が舞台になる壮大さ、まさにそうとしか思えない!「ロシアより愛を込めて」や「サンダーボール作戦」、「007は二度死ぬ」あたりがイメージソースでしょうか?
でも紛れも無くゴルゴ13のエピソードとしても最高です!
もし本作が映画化されたら…、「アラスカ工作員」の後には、さぞや妖艶な映像のオープニングテーマが流れるのでしょう。…………007風映像のゴルゴ13のオープニングテーマ……むっちゃくちゃ見てぇ!!!…って私だけでしょうか?
>「ゴルゴ13版007」という表現がピッタリではないでしょうか?
>むっちゃくちゃ見てぇ!!!…って私だけでしょうか?
全く同感です。一連のストーリー展開、映像化してほしいですね。しっかりとお金をかけて(笑)
基地隊員のだったらイエスホブが2週間もそのままにしておくのは不自然だし、写真の内容的にイエスホブの持ち物とは思えないし・・・