自分のスウィングは、「畳みながら回す」派?「押し込みながら回す」派?

2011-12-18 10:43:52 | ゴルフウイークリー

少し前に、パットのスタイルに「振り子」と「押す」ストロークの

2種類に大別できるのでは、と書きましたが、

スウィングにも”ひじ”や”腕”の使い方によって2タイプ

あるのではないかと考えています。

どういうことかと言いますと、

1つは、ひじを畳みながら、腕をロールしフェースをターンさせていくタイプ。

もう1つは、腕は伸ばしたまま、腕のロールと手首の返しでフェースを返していく

タイプ。この2つに大きく分かれるのではと思ったのです。

この2つは、腕の使い方が決定的に違います。

前者は、腕を体にひきつけて、スウィングしますが、後者は、

腕を比較的体から離してフリーにし、ローテーションします。

どちらがいい悪いの問題ではなく、腕の力のかけ方が正反対です。

前者の代表格は、賞金王をとったルーク・ドナルドや、全英オープンに

2連覇したパドレイ・ハリントン。

後者は、昨年の全米オープンを制したマクドルエルや、

米ツアー賞金ランク2位のウェブ・シンプソンです。

前者は、日本の小柄なプロにも多く、昔のシード選手は、

かなりの数、このタイプでした。ダウンスウィング以降、

左腕をひきつけてわきが甘くならないようにして、左ひじを畳む。

体が比較的小柄で、腕の力がそんなにない人に向くスウィング

だと思います。

片や、後者は、腕が長く強く、体から腕を離してもきちんとフェースの

ローテーションを行える強さと柔らかさを兼ね備えた人には

向くと思います。ロングヒッターに多いタイプでは?

私は、腕も短いし、力がそんなにある方ではないため、前者の

スウィングを目指してきました。左わきにハンカチをはさんだまま、

そのハンカチがなるべく長い時間落ちないように、インサイドに

鋭く振ってきたつもりです。左腕を短く使いますから、その分、

円弧が小さく感じますが、これが、私のコントロールできる

最大円弧のスウィングだと納得して練習してきました。

ですから、左腕1本でボールを打つ練習でも、左脇が甘くならない

ようにして、クラブの先(トウ)が、

インパクトを過ぎたらサッと上を向くように意識してフォローをとります。

このようにして、ボールが、比較的ゆっくりと上がりながら球を

運べたらOKとしました。

左ひじを上手に畳むのがコツですが、それには、左手が浮いたり

左ひじが浮くと話になりません。左ひじも畳めず引けるだけですから、

トップします。左ひじの畳みと、左手のポジション(高さ)はセットなんだと

実感してきました。

そんなわけで、腕を伸ばしたままクラブを操れる人が羨ましい限りです。

こういう人は、リストの強さや柔らかさを活用して、ドローを打ったり

フェードを打ち分けられる人も多くいるのではないかと感じていますので。

この話を詳しくすると、また長くなりますので、別の機会に譲ると

しますが、とにかく腕を伸ばしたままフェースコントロールできる人は、

インパクトゾーンで右手を「押し込む」ことで、左腕やリストを返しながら

ボールをとらえることのできる人です。

あなたは、どちらのタイプですか?


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