基本は裏切らない

2017-03-19 14:04:57 | ゴルフウイークリー

練習から遠ざかると、ちょっとしたことも

忘れがちです。

最初は、ダフリが止まらない。

情けない状況だったのですが、

すぐに修正にかからないと

練習時間が無意味に長くなってしまいます。

ドスン」「ドスッ」なんて、マットを先に叩く

鈍い音が鳴り響いて球もあっちへこっちへ。

こんな時に効果的なのは、片手練習です。

ウェッジを使い、

左手1本、右手1本で球をそれぞれ打ってみて

マットではなくボールを

先にコンタクトできるようにするんです。

カツッ」「カッ」とか乾いた音が出れば

成功です。

左手1本練習では、インパクトまでに左手を

いかに早く下げて打てるかが勝負です。

左手を下げて低い位置で打てれば打てるほど、

ダフリは消えてしまいます。

左ひじがインパクトゾーンで浮き上がらないため、

手元を体の近くに通せるからです。

腕と体も連動します。

左手をボールにできるだけ近づけていくわけですから、

逆にダフリそうな気がしますが、真反対です。

左手を低く下ろすと、手元は低い位置になりますが、

ヘッドは上。ためがききます。

逆に、左手や左ひじが浮くと、ヘッドは早くドスンと

落ちてしまいます。ダフるんです。

今日の練習では”左手を最大限低く下ろす”ことに集中したら、

ダフリがものの見事になくなりました。

また、右手1本でも、大事なポイントがあります。

こちらは、トップにきたらヘッドの重さを右手で感じ、

少し間を保つ。打ち急がないようにすること。

これで、右手の悪さが半分くらい消えます。

それと一番重要なのは、右手がハーフダウンの位置に

降りてきたら、ひじから先を一気に伸ばしてボールを

とらえていきます。ここが大事です。

右腕が一直線に伸ばせれば、ひじは浮きませんから、

ヘッドがインパクト前に急降下することなく、

ボールを上からクリーンにとらえることが

できるんです。

当然ダフらなくなります。

この片手1本練習で、それぞれダフリが

なくなってきたら、最後は両手の合わせ技です。

2つの大事なポイントに集中し、同じウェッジで

打ってみます。

ダフったら再び片手練習へ戻る。

そして、また両手で。この繰り返しで、

球をきちっと上からクリーンにとらえ、

高さも安定してきます。

要は、忘れてしまった基本を取り戻すのに、

片手練習が助けになるのです。

トライして損はない、いややるべき

練習法だと私は思います。

スウィング修正が思いのほか、

速くできると感じています。

 


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