小さなことを疎かにすれば、”いい仕事”はできない

2014-09-21 17:06:40 | ゴルフウイークリー

ゴルフが教えてくれることは色々と

ありますが、仕事に通ずるポイントも

多々あるように思います。

例えば「肩を入れる」・・・

バックスウィングで

肩の入りが浅くなると、スウィングに

悪影響が出ます。

トップで力が貯まらないため、

”ゆるみ”が出て、打ち急いでしまう。

手が早く降りる。

貯めた力を開放するダウンスウィングに

なっていないから、身体が伸び上がったり、

手が浮いて体から離れたり・・・・。

基本のスウィングから外れてしまいます。

ほんのちょっとした油断、気のゆるみから

肩の入りが甘くなることもあるでしょう。

ほんのちょっとした”あせり”や

飛ばそうとする欲から、

打ち急ぐこともあるでしょう。

でも、こういう基本から外れるミスを

繰り返してはなりません。

打ち急ぐ癖が抜けなければ、トップで

肩がぐっと入りきるまで待つ。

この待てるか待てないかで、ショットの

結果は雲泥の差が出ます。

肩が入りきるようにするには、

自分なりの基準を持つことも

大切だと思います。

「左肩があごに触れるまで」という

教えもありますが、この目的は、

あくまでもトップで力をため、

ダウン以降で、この力を解放

することです。

私の場合、この力が

たまっているかが否か

を測る尺度は、右の脇腹と左腕

あります。

力がたまっている時は、右の脇腹が右斜め上

に引っ張られ、左腕に”張り”を感じます。

バックスウィングでは、右ひざは微動だにさせずに

上体を回していきますから、前傾姿勢が

崩れなければ、自ずからこのような

”張り”を感じるはずだという思いで、

ものさしを決めました。

右脚でロックし、上体の捻転を

サポートする。ここに肩の回転の

役目も当然ながら加わります。

肩の入りを甘く見ると、ひどい目に

あいます。

アプローチする際は、距離をコントロール

するケースがほとんどなので、フルスウィング

ほど、張りを感じないものですが、

この張りをメモリーさせておかないと、

距離コントロールもできないと思います。

肩という小さく見える部分を疎かに扱うと、

いい仕事はできません。

丁寧に丁寧に!!

この地道な繰り返しで、いい仕事が

磨かれてくると、感じます。

ゴルフもビジネスも同じでは

ないでしょうか?

小さなことを疎かにすれば、

綻びが出てきます。

肝に命じたいと思います。