片手練習の落とし穴

2014-03-23 08:11:19 | ゴルフウイークリー

右手1本、左手1本の練習は、スウィング向上に

とても効果がありますが、やり方を間違えると、

効果半減どころか、弊害も出る恐れがあります。

それは、握り方、グリップとフェースターンの

関係を知って取り組むメニューだからです。

雑誌のドリルでプロが片手練習をする

写真が掲載されていることがありますが、

そのプロのグリップによってフェースの

ターン量は当然変わってくるという認識で

写真を確認しておかないと誤解してしまいます。

例えば、左手1本の練習。

左手をかぶせたグリップをする人なら、

フェースのターンは少ないはずです。

左手をかぶせた状態でインパクトが

スクェアフェースになるわけですから、

腕をロールし、フェースを返して

いけば、球は左へ行くのが自然!

これを嫌がって、左ひじを引いて

まっすぐ行かせようとしたら、

変な癖を固めることになります。

左ひじも腕もピンと伸びたまま

インパクトからフォローをとる

タイプの片手練習の写真は、

フックグリップの方用です。

フェースも最後まで目標ライン

方向を指すくらい、フェースの

ターンが少ないはず。

こんなポイントを確認しながら

練習するといいと思います。

ウェッジでコントロールする

練習ですから、フォローで

終わりになりますから、この

フェース向きのチェックは大事です。

一方、左手親指をグリップの

真上に乗せたスクェアグリップなら、

逆にフェースターンの量を多く

しないと、まっすぐ球を

運べません。

左ひじをたたみながら、フェースを

返していく動きは必須です。

インパクトは点? インパクトの1点で

フェースをスクェアに戻す動きに

なりますから、難しそうですが、

慣れれば、そうでもありません。

上体が浮いたり左手、左ひじが浮く

ことに注意し、抑える!

フォローでフェースのトウ(先)が

空を指すくらいターンさせることが

必須になります。

いかがでしょうか?

同じ練習でも、こんなに違って

くるわけです。

片手練習にもご用心!!

右手1本練習については、

また別の機会に書きたいと

思います。