スウィングの”押し”と”引き”

2014-03-13 07:50:21 | 音楽の思い出

『押してもだめなら引いてみな』

こんなことわざがありますが、

ことゴルフスウィングに関しては、

この言葉は通用しないようです。

右手1本、左手1本で練習すると、

気づくのですが、

スウィングでは、押す動作と

引く動作が同時進行!しています。

バックスウィングでは、左肩、左腕は

押す動作、右肩と右腕は引く動作に

なります。当たり前だと思いがち

ですが、これが同時に行われる

なんて、実際にスウィング中は

気が付かないものだと感じます。

ところが、左手1本で練習すると、

右腕は置き去り。右肩をその場に

置いたままだと、両肩の幅は

狭くなり、縮まります。

これだと、肩は回らず、

つまってしまいます。

回転動作にならないのが

分かります。やはり、右肩を

後ろに引いて胸が真後ろを

指すくらい、上体を

回すことが大事だと

体感できますね。

右手1本で練習すると、

左肩だけ置き去りにして

しまうと、右肩をスムーズに

引く動作ができません。

こちらも、回転動作に

ならないのです。

この押しと引きの駆け引き!?

ならぬ、連動性でスウィングが

成立しているのが、よ~く

理解できるのです。

個人的には、私の場合、

右肩を引く動作が普段から

弱いので、右手1本練習で

注意しています。

右肩が十分に引けると、

トップでためができ間を

とれるので、打ち急ぎに

ならなくて済みます。

下半身とのタイミングの

連動がスムーズになり、

球を上手に運べます。

この押しと引き。

侮れません。忘れると、

即スウィングが乱れ、

ショットも暴れます。

練習では、いつも注意

したいポイントです。