極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

さぁ!自信をもって進もう⑪

2023年04月07日 | ネオコンバーテック

 

彦根藩二代当主である井伊直孝公をお寺の門前で手招き雷雨から救った
と伝えられる"招き猫"と、井伊軍団のシンボルとも言える赤備え。(戦
国時代の軍団編成の一種で、あらゆる武具を朱塗りにした部隊編のこと
)の兜(かぶと)を合体させて生まれたキャラクタ。愛称「ひこにゃん」。



【覚えておきたい詩歌:俳句編①】

     三椏みつまたの花三三が九三三が九     稲畑 汀子

驚きに満ちた一句。「三三が九」のリフレインが心地よい。くちずさん
でいて、思わず楽しくなりてくる。実際三椏の木は、枝が三つずつに分
かれているのだが、それを掛け算のよう、と発見した作者は、さぞかし
嬉しかったのではなかろうかと推す。 
                 浦川 聡子 月刊 俳句界 2023.4 
                「わたしがくちずさみたくなる俳句」

稲畑 汀子(いなはた ていこ、1931年1月8日 - 2022年2月27日)は、神
奈川県出身の俳人。俳人高浜年尾の娘、俳人高浜虚子の孫。『ホトトギ
ス』名誉主宰、日本伝統俳句協会名誉会長。

浦川 聡子(うらかわ さとこ、1958年12月12日 - )は、日本の俳人、
編集者。 山形県生まれ。千葉大学教育学部音楽科卒業。音楽の教科
書専門の出版社に勤務の後[要出典]、1985年から88年にかけて『俳
句四季』(東京四季出版)の編集に関わり、俳句と出合う。1986年
より石寒太主宰「炎環」に在籍。1990年『俳句倶楽部』「女流・句
会実況中継」特集をきっかけに、若手の超結社グループ「雛の会」
を結成。同年、現代俳句協会新人賞佳作。1992年、同賞佳作。1993年
「管楽器の闇」にて現代俳句協会新人賞受賞。1994年「炎環」同人。
2007年より大峯あきら代表「晨」に同人として参加。2015年、俳句
会「オリーブの会」を発足、主宰[要出典]。学生時代よりアマチュ
アオーケストラ(弦楽器)に所属、音楽を題材とした作品に定評が
ある。via Wikipedia 
※ 記載に誤りがありました。お詫び申し上げます。2023.4.20


気候変動や環境保全は、いまやアートの展示でも重要なテーマだ。2021
年春、パリの中心部にオープンした現代アートの美術館プルス・ドゥ・
コメルスーピノー・コレクション(建築家の安藤忠雄氏が改修を手掛け話
題になった)では、今秋まで、環境をテーマにした特別展「Avantl'orage(嵐の
前)」を開催している。本展の背景には、「現在の気候変動の後に大惨事(嵐
)がやってきて、世界は一変するかもしれない。それを逃れるには、一人
ひとりが人間と自然との関係を改めて問い、地球を守ることは緊急の課
題だと意識することが必要だ」との思いがあり、Avantl'orageには約20人の
アーティストが参加した,ブログ巻頭絵画はチョーク画は刻々と変化す
る雲はアーティストたちは自然のもろさを表現している。一方で、大壁
画があるメインホールには、フランスの森で落雷に遭って切り倒さなけ
ればならなかった木々を配置した庭園が広がっていたり、別の展示室に
は黄金色に光る7つの大きなマユが吊るされていて、災否には終わりがあ
リ自然が再生することも思い出させてくれる。ときには、エコについて考
えながらアート鑑賞するのもいいものだと紹介されている。
via 環境ビジネス 2023年春季号



【思い出の南イタリア:青の洞窟の三毛猫④】









シチリア島に到着し迎えてくれたのは、色とりどり花々でとりわけ六月
のジャスミンが(檸檬などの柑橘系も含まれる)、透き通る青い空と碧
い地中海の境界で咲き誇り匂う。ここにバイキングや中東・北アフリカ
の民族が住み着いた理由と歴史がわかるというのである。そして、日差
しがきつく、暑がりの彼女は相当堪えたもの、シチリア檸檬ジュースは
リゲインするにはぴったりだったと繰り返し話している。それもその筈。


カルタジローネの大階段

シチリアには魅力的な食材が溢れ、山の幸と海の幸に恵まれ、レモン、
オリーブ、オレンジ、アーモンド、チーズ類、ワインなど多くの名産品
揃い、食事が楽しい。イタリア料理に欠かせないオリーブやトマト、ナ
ス、オレガノ、バジリコ、ワイン造りなどは、シチリアを通してイタリ
ア全土に伝播する。伝統的料理には、ひよこ豆の粉を練ってペースト状
にして揚げたパネッレ、魚介のクスクス(トラーパニ地方)、ナスやズ
ッキーニ、ピーマン、セロリなどを甘酢ソースで味付けしたカポナータ、
モッツァレラなどを中に詰めたリゾットの団子を揚げたライスコロッケ
のアランチーニなどがあり、歴史上の支配者の影響をもとに、滋味あふ
れる野菜や果物、個性的なチーズ、新鮮なシーフードなどの食材に恵ま
れ、シチリアの料理はダイナミックで味付けのはっきりした味わいが特
徴的。また、ば、アーモンドの粉で作るマジパン菓子、カッサータ、ジ
ェラートやグラニータなどのアイスクリームのすべてがアラブのお菓子
と紹介されいるから驚く。

 Yellow bellied Marmots 
  
季節と生物 乱れ始めたリズム
温暖化によって生物の活動時期に変化が起きている
⮚2023.3.29 NATIONAL GEOGRAPHIC
昨今の寒暖差の大きさに驚いているが、これは温暖化に関係している
だろうと思い始めているが、この雑誌もこの異変を取り上げている。「
季節に応じて変化する生き物たちのライフサイクル。しかし、その時期
が、しだいにずれてきている。それは人間にとって何を意味するのだろ
うか」と。
研究グループは、1962年から、群れで暮らすリス科のキバラマーモットの
行動を調査。だが近年では、地球温暖化がいかに季節にずれを生じさせ、
マーモットの健康に影響を与えているかについても注意を向ける。毎年
春が来るとマーモットは冬眠から目覚める。交尾し、出産し、ひと夏か
けて食べ物をおなかいっぱいに詰め込むと、再び冬眠する。涼しく、爽
やかな夕暮れ時、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校を目指すコナー
・フィルソンは、金属製のケージのわなに迷い込んでいた生後11カ月の
雄のキバラマーモットを暗色の袋に収める。アンカーと名づけたそのマ
ーモットの成長具合を調べるため、同大学の修士課程で学ぶマッケンジ
ー・スカーカが、DNAの採取キットでアンカーの口内から細胞の試料をか
き取った後、その小さな足のサイズを測った。マーモットの行動は変わ
りつつある。気候変動で冬眠からの目覚めが約1カ月早まり、その分、早
くから食べ物を探さなくてはならない。だが、アンカーの状態から、大
半のキバラマーモットは依然として体が大きく、健康に育っていること
がわかる。早めに活動し始めることで採食する時間が増え、以前より脂
肪を付けたり、多くの子を産んだりしている。季節がずれていることは
、今のところ、マーモットには有利に働いているようだ。だがそれは、
ほぼ確実に例外的なこと。自然界ではタイミングがすべてだ。鳥の初鳴
きから、テッポウエビがハサミを打ち鳴らして出す破裂音まで、すべて
の重要な生態学的現象は季節の移ろいとともに始まり、終わる。だが、
長い時間をかけて進化し、研ぎ澄まされてきたそのパターンが今、気候
変動によって変わりつつある。そしてそれにより、ほぼすべてのものの
ありようが再構築されると結ばれる。さて、わたしたち人類はこの気づ
きにどうのように対応していくのか?大変面白い季節に入った。

     

 


【再エネ革命渦論 111: アフターコロナ時代 310】
● 技術的特異点でエンドレス・サーフィング
”再エネ・リサイクル・ゼロカーボン最先進国”宣言!



図1. 図1(a)は、プラズマ処理に使用可能なSi基材上の元のBNNT
SEM画像である。図1bは、本発明の一態様に係るプラズマシステムの概
略図
 

特表2010-510168 官能化窒化ホウ素ナノチューブ  ザ リージ
ェンツ
オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア
【要約】
BNNTの表面を修飾するためにプラズマ処理を使用した。一例では、アミ
ン官能基が含まれるように、BNNTの表面をアンモニアプラズマを用いて
修飾した。アミン官能化は、従来不可能であった、BNNTをクロロホルム
に対して可溶性にすることを可能にした。チオール末端有機分子を用い
るアミン官能化BNNTのさらなる官能化も実証した。金ナノ粒子は、溶液
中のアミン官能化とチオール官能化の両方の窒化ホウ素ナノチューブ
(BNNT)の表面で自己集合した。このアプローチは、高官能化BNNTの調
製に対する、ならびに他のナノスケール材料との集合および一体化用の
ナノスケールテンプレートとしてのそれらの使用に対する基礎を構成す
る。
【請求範囲】
1. 窒化ホウ素ナノチューブと、 窒化ホウ素ナノチューブの表面に付
 着している第1の有機分子とを含む構造。
2. 第1の有機分子が、アミン、カルボキシル、イミン、ヒドロキシル、
 およびニトリルからなる群より選択される、請求項1記載の構造
3.第1の有機分子がアミンである、請求項1記載の構造。
4.第1の有機分子に結合している第2の有機分子をさらに含む、請求項
 1記載の構造。
5.第2の有機分子が3-ブロモプロパノイルクロリドを含む、請求項4記
 載の構造。
6.第2の有機分子がチオールを含む、請求項4記載の構造。
7.チオールが3-メルカプトプロピオン酸を含む、請求項6記載の構造。
8.第2の有機分子に付着しているナノ分子をさらに含む、請求項4記載
 の構造。
9.ナノ粒子が、Au、Ag、Pd、CdS、CdSe、Pt、Co、CoPt、Cu、および
 ZnSからなる群より選択される、請求項8記載の構造。
10.金ナノ粒子が、4-ジメチルアミノピリジンで安定化されている金ナ
 ノ粒子を含む、請求項9記載の構造。
11.ナノ粒子の自己集合で官能化されている窒化ホウ素ナノチューブ。
12.ナノ粒子の自己集合が、ナノ粒子のほぼ単層を構成する、請求項11
 記載のナノチューブ。
13. a)窒化ホウ素ナノチューブを提供する工程と、 b)プラズマ発生器
を備えたチャンバに窒化ホウ素ナノチューブを導入する工程と、 c)
 チャンバ内のアンモニアプラズマに窒化ホウ素ナノチューブを曝露し、
 それによりアミン官能化窒化ホウ素ナノチューブを形成する工程とを
 含む、窒化ホウ素ナノチューブを修飾する方法。
14. i)0.3Pa未満または0.3Paとほぼ同等の圧力までチャンバをポンピ
 ングする工程と、 ii)チャンバにアンモニアガスを流し込む工程と、
  iii)窒化ホウ素ナノチューブに-100Vのバイアス電圧を印加する工程
 と、 iv)プラズマ発生器に電力を印加する工程とを含む方法を用いる
 ことによって、アンモニアプラズマがチャンバ中で生成される、請求
 項13記載の方法。
15.アンモニアガスを流し込む工程が、およそ400Paの圧力下、およそ10
 sccmの速度でガスを流し込むことを含む、請求項14記載の方法。
16.バイアス電圧を印加する工程が、約-50Vと-200Vとの間のバイアス
 電圧を印加することを含む、請求項14記載の方法。
17.バイアス電圧を印加する工程が、約-100Vのバイアス電圧を印加す
 ることを含む、請求項14記載の方法。
18.電力を印加する工程が、約100Wと500Wとの間(およそ200W)の電力
 を印加することを含む、請求項14記載の方法。
19.電力を印加する工程が、約200Wの電力を印加することを含む、請求
 項14記載の方法。
20..d)アミン官能化窒化ホウ素ナノチューブと液体3-ブロモプロパノ
 イルクロリド試薬とを組み合わせて混合物を形成する工程をさらに含
 む、請求項13記載の方法。
21.d)アミン官能化窒化ホウ素ナノチューブと脱イオン水とを組み合わ
 せて懸濁液を形成する工程と、 e)3-メルカプトプロピオン酸、N-
 3-ジメチルアミノプロピル)-N-エチルカルボジイミド塩酸塩、お
 よび4-ジメチルアミノピリジンの脱イオン水溶液を懸濁液に加えて
 混合物を形成する工程とをさらに含む、請求項13記載の方法。
22.a)窒化ホウ素ナノチューブを提供する工程と、b)プラズマ発生器を
 備えたチャンバに窒化ホウ素ナノチューブを導入する工程と、c)プラ
 ズマに窒化ホウ素ナノチューブを曝露し、それにより官能化窒化ホウ
 素ナノチューブを形成する工程と を含む、窒化ホウ素ナノチューブを
  修飾する方法。 23.i)0.3Pa未満または0.3Paとほぼ同等の圧力までチ
  ャンバをポンピングする工程と、 ii)チャンバにガスまたはガス混合
  物を流し込む工程と、 iii)窒化ホウ素ナノチューブに負のバイアス
  電圧を印加する工程と、 iv)プラズマ発生器に電力を印加する工程と
 を含む方法を用いることによって、プラズマがチャンバ中で生成さ
 れる、請求項22記載の方法。
24.ガスまたはガス混合物が、アンモニア、H2+N2、CH4+O2、CH4+N2、
 H2O、およびN2+O2からなる群より選択される、請求項23記載の方法。
25.d)官能化窒化ホウ素ナノチューブと液体3-ブロモプロパノイルク
 ロリド試薬とを組み合わせて混合物を形成する工程をさらに含む、請
 求項22記載の方法。
26.d)官能化窒化ホウ素ナノチューブと脱イオン水とを組み合わせて懸
 濁液を形成する工程と、e)3-メルカプトプロピオン酸、N-(3-ジ
 メチルアミノプロピル)-N-エチルカルボジイミド塩酸塩、および
 4-ジメチルアミノピリジンの脱イオン水溶液を懸濁液に加えて混合物
 を形成する工程とをさらに含む、請求項22記載の方法。
27.アンモニアガスまたはH2+N2ガス混合物のいずれかがアミン官能化
 窒化ホウ素ナノチューブを形成する、請求項24記載の方法。
28.CH4+O2ガス混合物がカルボキシル官能化窒化ホウ素ナノチューブを
 形成する、請求項24記載の方法。
29.CH4+N2ガス混合物がイミン官能化窒化ホウ素ナノチューブを形成
 する、請求項24記載の方法。 30.H2Oガスがヒドロキシル官能化窒化
 ホウ素ナノチューブを形成する、請求項24記載の方法。
31.N2+O2ガス混合物がニトリル官能化窒化ホウ素ナノチューブを形成
 する、請求項24記載の方法。
32.工程cの後に、ナノチューブとナノ粒子とを組み合わせる工程をさら
 に含む、請求項22記載の方法。
33. 有機溶媒中に分散している官能化窒化ホウ素ナノチューブを含む、
 安定な溶液。

✔わたし(たち)はどのような特許案件を調べるかというと、「持続可
能可能性の能力」と「環境リスク評価」いう側面を必ず加味しながら行
っている。本件は「黒の革命」「ナノテク」そして「デジタル革命基本
6則」から考察している。また、半導体技術のナノテクである表面の科
学修飾及び官能化で、わたし(たち)が提唱する「ネオコンバーテック」
のコア技術の事業化でもある。☈
【概要】
近年、ナノスケール材料の合成および特徴づけのために相当な研究努力
が、それらの新規の機械特性、電子特性、熱特性、および化学特性を行
われ、なかでも、炭素と窒化ホウ素の両方のナノチューブが、それらの
卓越した固有の特性により関心を集める。カーボンナノチューブ(CNT)
を用いる多くの開発を可能にした主要な特徴は、カーボンナノチューブの
表面を化学修飾または官能化できることであり、これによりCNTを、ある
範囲の溶媒に可溶化させ、ホスト材料と一体化させて複合材料を形成し、
また、溶液中および基材上の他のナノスケール材料と集合させることが
可能となる。また、これらの前進により、CNT系材料を、新規の知覚用途、
電子用途、触媒用途、および材料用途の開発に使用することが可能にな
った。CNTについては著しい発展があったが、窒化ホウ素ナノチューブ
BNNT)およびそれらと、他のナノスケール材料との一体化については
進歩が比較的少なかった。

窒化ホウ素ナノチューブ(BNNT)は、円筒状構造を有し、優れた機械特
性および熱特性を示す。金属特性または半導体特性のいずれかを示し得
るカーボンナノチューブとは対照的に、BNNTは、均一の広いバンドギャ
ップ(約5.5eV)を有する半導体である。さらに、BNNTは高い耐酸化性
を有し、構造的に安定であり、大部分の化学物質に対して不活性で ある。
各種の材料およびデバイス用途にBNNTの固有の特性を活用する手法を見
出すことが有用であると考えられる。これを行うには、小分子、ポリマ
ー、ナノ粒子、および薄膜を用いる官能化を含む、BNNTの表面修飾が
有用であると考えられる。BNNTの修飾、例えばBNNTの表面上での高密
度の官能基の発生は、ナノスケールテンプレートとしてのこれらの材料
の使用において、および化学および生化学用途での組立品、電子デバイ
ス部品、または複合材料を形成するための、他のナノスケール材料との
それらの一体化において、大きな潜在的可能性があると思われる。
ナノスケール材料の集合および組織化に使用されてきた1つの戦略は、
特定の官能基を使用する方向性自己集合である。したがって、ナノスケ
ール材料の表面官能化が、溶液中および基材上でそれらの集合体を制御
する上で大きな関心の対象となる。例えば、機械的補強用複合材料中の
成分としてBNNTを使用しなければならない場合、BNNTと他の複合材料(
例えばエポキシまたはポリマー)との間の界面が重要である。ナノチュ
ーブの表面化学官能性を変更することで界面を変化させることができる。
同様に、BNNTの1つまたは複数の外層上またはその中に異質の元素また
は化学種を加えるか、埋め込むか、または置換することで、ナノチュー
ブに電荷を移動して、その電子構造を変化させ、したがってその電子特
性、光学特性、さらには磁気特性を変化させることができる。例えば、
BNNTにドープできるとすれば、それらの電導度を変更できるであろう。
しかし、内表面も同様に操作可能であり、これにより(機械的変形また
は電荷移動を介して)チューブ外側の化学反応性もまた変化する。

BNNT表面を官能化できるとすれば、BNNTを各種溶媒に可溶化できる。
BNNTを溶媒に可溶化、分散、または懸濁させる能力は、それらの精製
を助けるだけでなく、BNNTを含むナノスケール構造物を形成するため
の新規プロセスに道を開くと考えられる。現在に至るまで、十分に結晶
化したBNNTの表面の固有の低い化学反応性は、溶液をベースとする反
応を特に無効にする。BNNTの比較的非反応性の外側を修飾するには、
非平衡条件での反応性処理が必要であろう。通常の技術は、微細加工に
おいて固体表面の修飾、エッチング、および重合に広く使用されている
グロープラズマ処理である。プラズマがラジカル、イオン、およびクラ
スターなどの電気活性種を含むこと、ならびに、プラズマ条件を正確に
制御でき、結果として、この技術はBNNTなどの一般に非反応性の基材
上に反応性表面官能基を導入する上で大きな潜在的可能性を有する。


【発明の概要】
本件は、窒化ホウ素ナノチューブと窒化ホウ素ナノチューブの表面に付
着している第1の有機分子とを含む構造、ナノ粒子の自己集合で官能化さ
れている窒化ホウ素ナノチューブ、および窒化ホウ素ナノチューブを修
飾する方法を提供する。
【図面の説明】
【図2】(a)元のBNNTおよび(b)アンモニアプラズマ処理BNNTの壁面
の高解像度TEM画像およびフーリエ変換画像(挿入図)を示す。スケール
バー、4nm。

図3.アミンで官能化されたBNNT(AF-BNNT)の概略図

図4. (a)元のBNNT、(b)アミン官能化BNNT、(c)遊離BPC分子、お
よび(d)BPC分子で修飾されたアミン官能化BNNTのFTIRスペクトルを示す。

図5.先行するアンモニアプラズマ処理が(a)ある場合、および(b)
ない場合での、BPCで処理された単離BNNTの電子エネルギー損失スペク
トルを示す。

図6.アミン官能化BNNT(左側)および元のBNNT(右側)をクロロホル
ム中に含むバイ アルの、5時間静置後の写真を示す。

図7.図7(a)は、どのようにして3-メルカプトプロピオン酸(MPA)
でアミド形成を介してBNNTが官能化されるかを示す概略図である。図7
(b)は、チオールで官能化されたBNNT(MPA-BNNT)の概略図である。


図8.(a)未修飾BNNT、(b)アミン官能化BNNT、(c)遊離3-メルカ
プトプロピオン酸(MPA)、および(d)MPA官能化BNNTのFT-IRスペクト
ルを示す。

図9.MPA分子からのSの存在を示す、MPA-BNNTのEDS(エネルギー分散型
X線分光法)スペクトルである。

図10.どのようにして金ナノ粒子が(a)アミン官能化BNNTおよび(b)
チオール官能化BNNTの表面で自己集合し得るかを示す概略図である。

図11.DMAPで安定化した金ナノ粒子のTEM(透過型電子顕微鏡)画像で
ある。 

図12.DMAP-Auナノ粒子と組み合わせた後の元のBNNTを示す低解像度TEM
画像である。

図13.異なるアミン官能化BNNTの表面で自己集合した、DMAPで安定化し
た金ナノ粒子の典型的な低解像度TEM画像を示す。図示するBNNTの長さは
約750nm(a)、1μm(b)、600nm(c)、および100nm(d)である。


図14.アミン官能化BNNTの表面で自己集合したDMAP-Auナノ粒子のHR-TEM
(高解像度透過型電子顕微鏡)画像である。


図15.異なるMPA修飾BNNTの表面で自己集合した、DMAPで安定化した金ナ
ノ粒子の典型的な低解像度TEM画像を示す。図示するBNNTの長さは約750nm
(a)、2μm(b)、160nm(c)、および180nm(d)である。

図16.図16(a)は、MPA-BNNTの表面で自己集合したDMAP-Auナノ粒子の
明視野TEM画像である。図16(b)、16(c)、16(d)は、図16(a)に示
す同一区域の元素マップである。図16(b)はBマップである。図16(c)
はCマップである。図16(d)はNマップである。図16(e)は、(a)中の
材料のEEL(電子エネルギー損失)スペクトルである。

❏さて、このようにナノ・サブナノレベルでのハイブリッド表面現象の
科学・工学の新規な事業化(ビジネス)として「水問題の解決」として、
先日掲載したフッ素化ナノカーボンによる高性能なコンパクトで持続可
能な「機能・脱塩水や超純水製造」システムの提供が、第一目標である
ことをここで吐露しておきたい。


図1.本シミュレーションによって完全に同定されたコバルト水酸化物
中の水素位置(H1~H10
 まで付番)。 その他、青丸はコバルト原子、赤
丸は酸素原子、茶丸は炭素原子を表している。


蓄電材料の充電特性、スパコンの模擬実験で解明
固体素材の内部構造を明らかに
2月9日、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)は、スーパーコンピュ
ータを用いたシミュレーション技術により、高性能蓄電材料の充電特性
を解明した。備蓄効率をさらに高める材料の開発につながる。
【要点】
1.発電した電力をロスなく内部に備蓄できる固体素材の研究開発が盛
 んに進められている。
2.これまで、高い備蓄効率を示す材料が発見されているが、なぜ高効
 率が実現されるのかというメカニズムが不明であった。これは、その
 メカニズムを解析するための根本情報である固体素材の内部構造を実
 験的に解明することが困難なことによるものである。
3.スーパーコンピュータによるシミュレーションを用いて、この素材
 の内部構造を明らかにし、高い備蓄効率が実現する理由を解明した。
 これにより、更なる備蓄効率の高効率化に向けた改良につながることが
 期待される。




三菱電機 断層イメージング技術を開発
隠れたものをミリメートル精度で可視化する断層イメージング
4月4日、世界初、三菱電機は,300GHz帯のテラヘルツ波を用いて,一方
向から一回の照射により任意の深さで対象物の断層イメージングを行なう
業界初の技術を開発。同社は,複数のアンテナ素子を規則的に配置した
テラヘルツアレー型センサを使用し,断層イメージを数ミリメートル
の解像度で生成するセンシング技術を開発。生体への影響が少ない300GHz
帯テラヘルツ波を用いた撮像を行ない,対象物の断層イメージングが可
能なことを実証。従来は,各アンテナ素子からの信号の位相を調整して
物理ビームを形成し,測定対象に物理ビームをさまざまな角度から複数
回照射することで対象全体を撮像していたが,今回,一方向から一回の
照射で反射波の測定を行ない,その測定データをもとに仮想空間上で複
数地点に焦点を合わせたバーチャルビームを形成する,「バーチャルフ
ォーカスイメージング技術」を新たに開発。一度の測定で広範囲の断層
イメージを生成することで,移動する物体も撮像でき,セキュリティー
ゲートや生産ライン上での非破壊検査への適用が可能。また,従来の物
理ビームイメージング技術では,物理ビームを形成する際に余分なビー
ムによるゴーストと呼ばれる誤検出が発生するため,これを解消するた
めに多数のアンテナ素子を有する大型な装置が必要だったが,今回,広
帯域な信号を有するテラヘルツ波により,周波数毎に異なるビーム形状
(マルチモード)の形成が可能となり,得られた測定データに対し周波
数ごとにバーチャルビームを形成し,複数のイメージを合成する「マル
チモードビームフォーミング技術」を開発。周波数の異なるイメージを
合成することで誤検出を低減し,装置の小型化が可能になる。

【ウイルス解体新書 166】



序 章 ウイルスとは何か
第1章 ウイルス現象学
第2章 COVID-19パンデミックとは何だったのか
第1節 国の動向と対策の特徴
第2節 生物多様性と新興感染症リスク 五箇公一※
この3年間のコロナ禍から私たちが学ぶべきこと
第7節 新型コロナウイルス
コロナに日本社会「うまく対応」57%、「支出」「ストレス」増加
⮚2023.4.5 讀賣新聞オンライン
新型コロナウイルスの感染拡大から3年となったのに合わせ、読売新聞
社は全国世論調査(郵送方式)を実施した。日本の社会が新型コロナに
うまく対応できていると「思う」57%が、「思わない」41%を上回
り、初めて逆転した。個人については、感染拡大により支出やストレス
が増加したことが明らかになった。 新型コロナを巡る政府の対応を「評
価する」は60%で、郵送調査で初めて6割に達した。新型コロナの感
染症法上の分類を季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げること
に「賛成」は54%で、半数を超えた。一方、コロナ禍の生活で増減し
たものを10項目で聞いたところ、「増えた」のは「支出」49%が最多。
「仕事でのストレス」42%、「家族と過ごす時間」33%、「家庭での
ストレス」32%が続いた。「減った」のは「収入」27%が最も多かっ
た。社会全体ではコロナの感染拡大に対応できたものの、個人の生活に
大きな負担が生じていた。 コロナ収束後も社会に定着した方がよいと思
うもの(複数回答)は、「手洗いの徹底」77%、「公共の空間での換気
や消毒」63%、「在宅勤務などのテレワーク」45%などの順だった。

 出所:讀賣新聞
第9節 感染予防・検査・治療
第3章 パンデミック戦略「後手の先」
終 章 備えあれば憂いなし
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風蕭々と碧い時代


Jhon Lennon Imagine


J-POPの系譜を探る:1980年代】
1980年、アイドルブームが到来! 松田聖子、河合奈保子、柏原芳恵、田
原俊彦、近藤真彦など続々歌手デビュー。 そして1979年秋にスタートし
た『3年B組金八先生』主題歌の「贈る言葉」が大ヒット。 1981年、レコ
ード大賞で大賞、金賞、作曲賞、作詞賞、編曲賞と総なめにした「ルビ
ーの指環/ 寺尾聰」。 TBS系『ザ・ベストテン』では12週連続1位とい
う最長記録を打ち立てる。



曲名:ダンシング・オールナイト 1980年  唄:もんた&ブラだーズ
作詞:水谷 啓二 作曲:もんたよしのり   歌謡曲

1971年にソロ歌手としてデビューするも思うようなヒットを出せなかっ
たもんたよしのりがレコード会社と再起をかけた思いで結成したバンド・
もんた&ブラザーズのデビュー曲。 当時、もんた本人は「売れるわけな
いやん」とすっかり弱気になっており、これが最後のレコーディングに
なるだろうと思っていたが、発売前から有線放送で火がつき各地で第1位
を獲得。オリコンシングルチャートでも同年5月最終週付第19位に登場、
翌週第4位まで上昇。翌々週に同チャートで第1位を獲得、そこから10週
連続で第1位を独走した。TBS系音楽番組『ザ・ベストテン』でも通算7週
第1位を獲得。 1980年代(集計期間:1979年12月 - 1989年11月)オリコ
ンチャートシングル売上ランキング第1位。累計売上は200万枚[2]。 年
末には第11回日本歌謡大賞で放送音楽特別賞、第13回全日本有線放送大
賞で大賞を獲得。第22回日本レコード大賞でも金賞を受賞、賞レースで
数々の賞を獲得。

 

 


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