極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

秋よりさきの紅葉なりける

2019年11月16日 | デジタル革命渦論

                   
                                                  
9.子 罕 しかん
ことば------------------------------------------------------
「子、川上に在りて曰く、逝く者はかくのごときか。昼夜を舎かず」
(16)
「われいまだ徳を好むこと色を好むがごとくなる者を見ず」(17)
「譬えば山をつくるがごとし。いまだ一簣を成さざるも、止むはわ
が止ひなり」(18)
「後生畏るべし。いずくんぞ来賓の今にしかざるを知らんや」(22)
「三軍も帥を奪うべきなり。匹夫も志を奪うべからず」(25)
------------------------------------------------------------ 
   
2.達巷(たつこう)の村人が孔子をほめたたえた。
「まったくたいしたお方だ。何から何までご存知だが、いったい何
か本職なんだろう」 孔子はこれを伝えきくと、弟子たちに言った。
「何か本職かと言われても困るね。馬か弓というところだが、馬と
いうことにしておこうか」        

〈馬か弓〉 礼、楽、射(弓)、御(馬)、書、数の「六芸」が、
君子の必須課目とされていた。


❂これが、サーフィンやコンピュータグラフィックスやプログラミ
ング、ロック、SNS、F1などが現代の所作の源泉と言うわけで
すか。




【佐竹本三十六歌仙下句トレッキング;
源宗于朝臣⑪ #TheThirtySixImmortalPoets#MinamotonoMuneyuki

つれもなくなりゆく人の言の葉ぞ秋よりさきの紅葉なりける

                                                                                              古今788

つれなくなってゆくあの人の言葉は、葉というだけあって、紅葉さ
ながら移り変わるものだったのだ。まだ秋が来るには早すぎるの
に。❑秋に飽きを掛ける。恋人の変心とつれない言葉を恨む

梓弓いるさの山は秋霧のあたるごとにや色まさるらむ

                                               後撰379

梓弓を射る、と言う入佐の山の木々は、秋霧があたるたびに紅葉
色が濃くなってゆくだろう。
梓弓 弓を射ると言うことから「い
るさの山」を導く枕詞。◇いるさの山 但馬国の歌枕と言われ、今
の兵庫県出石郡出石町の此隅
山とする説などがある。「入佐山」と
も書く。◇あたる 「弓」の縁語

 
源宗于朝臣(みなもとのむねゆきあそん・生年不明~天慶2年/?
939年)は、光孝天皇の皇子・是忠親王の子どもで、寛平六年に
皇族
を離れ源姓を賜わる。三河、相模、信濃、伊勢などの国司を歴任し、天
慶2年(939年) 正四位下右京大夫となる。
源宗于朝臣は三十六歌
仙のひとりとして藤原公任が挙げている優れた歌人でもあり、『古
今集』などに和歌が残されている。


  

佐竹本三十六歌仙絵巻は、三十六歌仙を描いた絵巻物で、鎌倉時代
(13世紀)に制作された。久保田藩(秋田藩)主・佐竹家に伝来
した、三十六歌仙絵の草分け的存在にして、代表的な作品である。
書は後京極良経、画は藤原信実によると伝わる。元は上下2巻の巻
物で、各巻に18名ずつ、計36名の歌人の肖像と住吉大明神が描
かれていたが、1919年(大正8年)12月20日に各歌人ごと
に切り離され、掛軸装に改められた。原型とは異なっているが、一
部を除き重要文化財に指定されている。



【視力回復トレーニング実行計画②】

「眼筋」のストレッチ

全身をリラックスさせた後は、こり固まった「眼筋」をほぐすエク
ササイズ。眼筋を気持ちよく伸ばして、柔軟性を取り戻す。また、
目の筋肉を意識的に動かすことで、血液の循環がよくなり、血流障
害が解消される。眼底の強化にもなり、網膜剥離の予防になる。ま
ずは、この準備運動をやって、目の筋肉を十分にあたため、血流を
よくしてから、次のトレーニングに進む。

◇クロージング・オープニング法 1分
◇シフティング         1分
◇数字の視点移動        1分
◇ビジョン・マッサージ     1分

どのトレーニングにも共通する基本は、リラックスして、背筋を伸
し、肩の力を抜くこと。呼吸はゆったりと、吸う時間よりも吐く時
間を長くするようにゆっくりと吐き出す。さあ、はじめるぞ!






  
 

【ポストエネルギー革命序論93】

集積回路誕生60年『あらゆる産業の主役』

2019年12月11~13日、マイクロエレクトロニクス国際展示会「SEMI
CON Japan 2019」が、東京ビッグサイトで開催される。今回のキー
メッセージは、「次代のコアになる」で、IoTやAI、5G(第5世代移
動通信)など次世代による産業の変革を半導体が支えるという視点
から、自動運転やスマート工場などのアプリケーション側の企画展
示など、製造装置、材料メーカーの展示にとどまらないイベントに
なり、主催者のSEMIジャパンで代表を務める浜島雅彦に EE Times
Japanがインタビューを行っている(「SEMICON Japan主催者に聞く:
「半導体が産業の主役に」SEMICON Japan 2019の狙い」,2019.11.15)。



それによると、①市場調査を行う6組織(Gartner、VLSI Research、
IC Insights、IHS MArkit、Cowan LRA、WSTS)は、それぞれ2018年
末から2019年初にかけて発表した2019年半導体市場見通しを、数カ
月も立たないうちに、大幅に下方修正、②一方で2020年の半導体市
場は各社ともにプラス成長を見込み、SEMIも半導体製造装置も同様
に2019年には減少したが、2020年にはプラス成長を見込む。③地震
などの災害対策は重要で、日本企業はかなりのノウハウを持ち、世
界の企業にシェアすることは価値が高いし、地震や台風などから事
業を守る事業継続計画(BCP)のエレクトロニクス業界への適用事
例などの紹介エリアも用意している。④5G(第5世代移動通信)を
テーマ 「空の移動革命」や「テクノロジーと身体の未来」、今回
初めて、サイバーセキュリティやBCPなど講演。⑤半導体は『使う』
側にとっても戦略的な、中心的な存在になっており、アプリケー
ション側とデバイス側がお互いの距離をもっと縮めることが重要で
り、⑥GAFAのような企業も、現在は半導体を作り始め差別化を求め
ており、デバイスを作るためにはアプリケーションを知りたいし、
アプリケーション側もデバイス技術に興味があり。従来とは違うよ
り幅広い情報提供の場が必要であると指摘している。

生活をアップデートできるVR技術
AR/VRの世界市場、23年に約17兆3500億円
デジタルマーケティングの支援などを手掛ける電通アイソバーは、
VR(仮想現実)技術を活用したコマース体験(ショッピング体験)
に向けたプラットフォームを開発同社がプロトタイプとして開発し
たUNDER ARMOUR(アンダーアーマー)の新作シューズ「CURRY5」を
VR空間に展示するというもの。ユーザーは、スタンドアロンのVRヘ
ッドセット「Oculus Go」を使って、シューズのディテールやカラ
ーバリエーションを確認できる。



このプロトタイプは、電通アイソバーが、リテール業界向けのイベ
ント「Salesforce Retail Summit 2018」(2018年10月12日に都内
で開催)に出展するために開発したもの。あくまでプロトタイプな
ので、実際のサービスとして提供する予定はないが、クライアント
などに実機を見せることはあるという。製品化のニーズがあれば、
顧客の要求に合わせてさらに作り込むことは可能だとする。VR空間
に展示されたシューズは、Oculus Goのコントローラーを使って360
度回転させてディテールを見たり、カラーバリエーションがある場
合は、別のカラーに変えたりすることができる。それだけでなく、
CURRY5のプロモーションビデオや、購入者のレビュー/口コミも同
じVR空間内に表示されているので、自由に見ることが可能だ。ちな
みに、Oculus Goを採用したのは、安価で導入障壁が低いから。しか
も軽量なので手軽に使えるという。「身に着けるものは実際の商品
を手に取って確認してから購入したい」という消費者も多いかもし
れないが、VRを活用した商品展示は、新作シューズが出る前、つま
り店舗に入荷されていない時期や、在庫切れの時などにも利便性が
高いのではないだろうか。

電通アイソバー プラットフォームソリューション部シニア クリエ
ーティブ テクノロジストを務める瀬尾智昭氏は、VRのメリットとし
て、「そのブランドが持っている世界観というものを、自由に、容
易に作り込めるところ」を挙げる。リテール業界では、特に通販サ
イト(コマース)を持っているメーカーが、リアル店舗とコマース
をどうつなげるのかを模索している。両者をつなぐチャンネルの一
つがVRだと考えている。VRで洋服を選ぶなど、ファッション業界で
はVRを活用する取り組みが既に数年前から行われてはいるが、VRの
活用はまだそこまで一般的ではないという印象を持っている。ヘッ
ドセットを装着するのが面倒とか、ヘッドセットの価格が高いとい
った声もあり、その辺が普及加速の障壁になっているかもしれない。
ただ、B2C(Business to Consumer)よりもB2B(Business to Busi-
ness)のサービスの方が、現時点ではVRが普及する可能性が高いの
ではないかと話す。

担当者はVRについて、「とても好きな技術」だと語る。デバイス(
ヘッドセット)自体の完成度もかなり上がっているし、これまでの
生活を大きくアップデートできる可能性を持つ技術として大いに期
待している。同様に、電通アイソバー プラットフォームソリューシ
ョンの担当者も、VRは“体験”を提供できるメディア。このような
メディアは今まで存在していなかった。その意味でもVRは大きなポ
テンシャルを持っている。こののようなリテール以外でも、商品を
購入した後に、使用方法をサポートしたり、使用方法のレクチャー
動画を見られるようにしたりとアフターサービスを提供するメディ
アにも適した幅広い用途に使えるのではないかと語る。

新たな触覚センサ開発
タッチエンス、香川大学とライセンス契約
タッチエンスは2019年11月、香川大学とMEMS触覚センサ技術
および、手触り感の評価方法に関するライセンス契約を結ん
だと公表。タッチエンスは、ロボットや美容、ヘルスケアな
どの用途に向けて、2年後の商品化を予定。今回、香川大学
の高尾研究室が開発した手触り感の計測に向けたMEMS触覚セ
ンサ技術について、香川大学とライセンス契約を結んだ。タ
ッチエンスは、人間の指先を上回る手触り感の検知能力を備
えたMEMS触覚センサデバイス「ショッカクグローブ」を、小
型かつ低コストで実現することにより、新たな触覚センサ市
場の創出を目指す。




 デジタル革命の現状を確認作業として事象・事例を掲載。ここ
でいう "あらゆる産業の主役”と表現されている通りで、将来に生
み出される世界の総生産(改良・開発)による生産性への寄与効果
は年間数百~数千兆円程度(総生産性の0.01~0.1%)と考え
てみたが、いずれにしても凄いことなんだろうとポジティブに評価
した。

【ちょっとメカニカルな話:果実の皮むき機械】
7日に奈良に行った解き、母の大根の古漬けの作り方を彼女に尋ね
ると、米糠・塩以外、茄子の葉、大豆、渋柿の皮でつくることを知
る。それで、独特の旨味・風味が出るのだと感心したので、家で作
ることを考えて、大豆はアミノ酸と甘味を発酵中つくるのかと考え
た。そして、大豆は、フナ寿司の漬け込むときにでる上澄液でも代
用できる、フナの臭みも発酵により押さえられ、また、家庭だけで
なく地元の特徴産物になるのではと甘い考えにとらわれた。さらに、
柿の皮むき機械の自動化まで考え特許検索し、柿の公開特許ヒット
し参考にする。減塩には、酢・クエン酸、甘味やラクト、香辛料、
味噌。酒などの組合わせで色々アレンジできると踏んだ。

❏特開2019-037153 果菜の皮剥装置 株式会社アトラス

【要約】
果菜Kを下方から保持する複数の第1保持部102を設けた第1回
転体101を備え、第1回転体101が1周を回転する間に、果菜
供給位置PA、前処理位置PB、受渡し位置PC(1)へ間欠搬送
する第1搬送手段100と、果菜Kを上方から保持する複数の第2
保持部310を設けた第2回転体301を備え、第2回転体301
が1周を回転する間に、前記受渡し位置PC(2)において第2保
持部310に果菜Kを保持し、皮剥位置PD、果菜回収位置PEへ
間欠搬送する第2搬送手段200を備えており、第2搬送手段20
0は、吊下させて配設した各第2保持部310を受渡し位置PC
(2)において鉛直方向に進退させる昇降手段320を有すること
でコンパクトな構成で狭小な空間でも駆動可能であり、皮剥装置へ
の果菜の取付け、前処理、皮剥き、回収を簡便かつ安全・確実に行
うことができ、作業効率も良好な皮剥装置を提供する。

図3

1 皮剥装置  2 機体  3 天井部  4 入力操作部  5  縦柱
6 横柱 7 繋柱 8 テーブル9  シュータ100  第1搬送手段
101 第1回転体  102 第1保持部 103 第1シャフト
104 回転板 105 ステイ 106 揺動軸  107 フランジ
110 ハウジング 11 軸部 112 揺動軸孔 13 肉削ぎ部
120 ローラ 121 脚柱  122 コイルばね(付勢部材)
130 吸引チューブ 131 フィルタ 132 ロータリーポート
ブロック 133  固定ポートブロック 134  固定板
135 吸引解除孔 140 第1気圧計測器 141 第2気圧計測
器 150 スロープ 151 上り斜面 152 平面頂部 
153 下り斜面 200前処理手段 201 筐体 202 へた取
り刃 203  果菜挿入口 205 吊下支承手段 206  支承板
207 前方支承部 208 支承板 209 後方支承部 210 連接
板 211  連接板 212 スライドシャフト214  シャフト孔
215 シャフト嵌挿部 217 体移動モータ 218  ピニオン
219 ラック 220 センサ 221 遮光板 230 ディティン
トカム 231 押圧バー 232 コイルばね 300 第2搬送手段
301 第2回転体 302 第2シャフト 303 支柱 304 切
欠き部 305 本体レール306 切欠きレール307 押圧部
308 昇降ブロック309 連結部 310 第2保持部
320 回転軸昇降手段 321 昇降ステージ322 アーム 323 
ベース枠  324 昇降モータ 325 プーリ 326 プーリ
327 巻回ベルト 328  シャフト 330  第1支承板  331 
第2支承板 332 吸引回転軸 334 固定板 335  チャンバ
336  吸引チューブ 337  フィルタ 338  ロータリーポー
トブロック 339  固定ポートブロック 340  第3気圧測定器
341 第4気圧測定器  350 皮剥き用ギア 400 皮剥手段
401 モータギア 402 第1皮剥モータ 403 第1皮剥装置部
410 ピーラアーム 411 ピーラ 412 第2皮剥装置部
413 筐体  414 ピーラ軸  415 中心シャフト 416 コイ
ルばね 417 ピーラリブ 430 ディティントカム 431 押
圧バー 432 コイルばね K  柿  PA 果菜供給位置  PB 前
処理位置 PC1  受渡し位置(第1搬送手段側) PC2  受渡し
位置(第2搬送手段側) PD 皮剥位置 PE 果菜開放位置


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