極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

車両*太陽電池融合

2014年01月04日 | デジタル革命渦論

 



【車両と太陽電池融合時代】

2014年01月02日、米国の自動車メーカフォードは、ハイブリッド車の”C-Max Solar Energi" のコ
ンセプトを公表。このプラグインハイブリッド車の特徴は、太陽光発電パネルメーカのサンパワ
ー社の単結晶シリコン系X21モジュール(300~350キロワット/1.5平方メートル)をルーフトッ
プに搭載し、プラグイン機能不要をうたい文句としている。また。太陽光集光器と太陽追尾機構
(特許出願:下図参照)を装備した専用のテラス型(天蓋)車庫が含まれる。これにより毎日4
時間のバッテリー充電(8キロワット)、走行距離にして21マイル、家庭用消費電力の4ヶ月分
に相当(→二酸化炭素排出量を4トン削減)する電気が供給できるという。これは米国内のすべ
ての軽量車を"C-Max Solar Energi"に置き換えると年間の年間の温室効果ガスの排出量の約10億ト
ン削減の相当するという。

 




これをまともに受けて削減率を下グラフから計算すると約
18.5%となるから驚くべき数字だ。こ
れは下図のグラフの数字を引用しているが、ここで使用されている、サンパワー社のモジュール
(単結晶シリコンX21-345 型)の変換効率が21.5 %として計算されていると考えて、量子ドット
型太陽電池などの高性能・高変換効率が実用が実現したとして変換効率が2倍と仮定すれば、温
室効果ガス(=二酸化炭素)排出量の削減率は37%にもなる。この様に考えていくと、ハイブリ
ッド・電気自動車(軽量)と太陽電池が融合するように、電車やバス、トラックなど車両と、あ
るいは、住宅のルーフトップに太陽電池、ビルなどの建造物のウォールサイドと、あるいはロー
ド・トップと太陽電池が融合すれば、メガソーラーと合わせれば、もはや原子力発電が不要にな
るばかりか、蓄電設備能力を超えた余剰電力の使い道に困る問題が生じる事態も想定されるわけ
だ。

 

また、ルーフトップのに使用している太陽電池(サンパワー社の単結晶シリコンX21-345型モジ
ュール)は東芝に供給していものと同一タイプでメーカの公表データで変換効率は21.5%である
がその特徴は下図のような特徴をもつ。

 


ところで、日本ではまだ太陽電池搭載したハイブリッドや電気の軽量自動車の販売はなされて
ない。下図は、エアコンの作動が停止する車両停車状態に用いて、太陽光によりソーラパネル
によって発電された電力を温度上昇した車室内やバッテリを適切に冷却するためのトヨタ自動車
から提案されているの新規考案であるが、補助手段として使用するものとしている。

 

【符号の説明】

1 バッテリパック 2 エンジン 3 エアコン 10 コントローラ 11 バッテリケース 12
バッテリ 20 吸気管 21 吸気口
22 送風機 23 排気口 24 切替弁 25 ペルチェユニ
ット
26 循環ダクト 27 循環ブロワ 28 換気ファン 30 排気管 31 排気口 40 ソー
ラパ
ネル 41 選択スイッチ 50 ソーラ用バッテリ 60 補機バッテリ 70 電源切替スイッ
71 車外温度センサ 72 車室内温度センサ 73 吸気温度センサ 74 バッテリ温度セン
サ 75,76 スイッチ 77 ペルチェ用スイッチ 
81 吸熱ケース 82 排熱ケース 83 ペルチェモ
ジュール 83A モジュール本体 83B 吸熱側フィン 83C 排熱側フィン

 

    MR. LONELY

1962年にボビー・ヴィントンとジーン・アランによって作られた曲。1964年に全米チャート1位を
獲得。
ボビー・ヴィントンは米国ペンシルベニア州キャノンズバーグの出身、1960年にハイスクー
ルのバンド仲間とLPをリリース、
1962年には歌手として“涙の紅バラ”を発表し、同年夏にはチャ
ート第1位を記録。
その後、"ブルー・ベルベット"“ミスターロンリー”"こんなに愛しているのに”
"涙のくちづけ”
などヒット曲をリリース。反戦歌としてこの曲が米軍兵の間に広がったといわれる。
※自作のジョンレノンを追悼した「ジョンに捧げる歌(1981年)は、映画「アメリカン・バイオ
レンス
の主題歌としても注目された。

それにしも、透き通った高音の声とバイオリン演奏は郷愁を誘う。誘われたのはよいが、深く落ち
込んでしまい、これではいけない気を取り直しブログを打ち込む。
 

コメント
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