極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

中秋の名月のデクサマー二

2013年09月17日 | WE商品開発

 

 

【出会い頭な三曲】

 

気候変動の枠組みを巡って、米・中・欧が思惑が絡み今後の勢力図が変わるのでは?と島田久仁彦
(株式会社 KS International Strategies )が
『気候変動時期枠組み』(環境ビジネス 2013.09.09号)
に寄稿している。「大きな動きとしては、今年6月以降、米中の間で、環境・気候変動・エネルギー分
野での「米中合意」が成立していることが挙げられる。その意図及び具体的内容を分析するに当たり、
6月8日の米・カリフォルニア州サニーランズでの米中首脳会談」の内容と、7月10日のワシントン
DCでの「第5回米中戦略経済対話での合意」の内容が注目に値する」とし、米中の二国間イニシア
ティブを注視しながら、今回の合意の中で、米中両国が先導して、国際交渉においても協力を行い、
2015年の合意を目指すことでも合意していることで、これまで以上により欧州のプレゼンスは下が
ることは必至だろうと指摘し、現在、「主要国」と呼ばれている日本やインド、他の主要国(ブラジル
ど)も影響力の低下の懸念は否めないだろう予測する。例えば、インドには明らかに米中接近に対
する懸念が見え、それを米国もちやんと認識しており、中国との絶妙なつながりは維持しつつ、イ
ンドとの2国間イニシアティブも模索(特に電力部門、鉄鋼部門でのエネルギー効率の向上、再生可
能・クリーンエネルギー部門)しており、インド政府側も真剣かつ迅速にその実現を目指していると
いう。そして、今回の米中合意に対し、米国内での解釈は真っ二つで、(1)超大国としてライバ
ル化してきた中国を叩くための布陣として米中経済戦略対話を用いて中国を監視するか(2)それ
とも今や米国の最大の貿易国となりかつ金融市場の一極を担うのではないかとさえ評価される中国

とのつながりの強化なのかの意見があるなか、日本国内で米中の接近を懸念する人たちは、後者では
ないかと恐れているのだろうとして、彼は(1)が正しいと考えて、実際に「叩く」かどうかは別だ
ろうが、中国が米国にこれ以上挑む状況は許容できないが、日本や韓国も、もはや中国を抑えられ
ないから、米国が関与するするのが狙いではないかと考える。

  


そして、気候変動対策は、同時に経済安全保障問題で、またエネルギー安全保障上の問題も孕んで
いる総括的な外交・安全保障政策であり、そのような状況下で、日本はまだ存在感を発揮できてい
るのだろうかと疑問を呈し結ぶ。しかし、米中がイニシアティブを競い合い、負けじと国連機構に
よるイニシアティブを画策する欧州連合との三竦みの図式は何とも滑稽のようにわたしには見える。
なにしろ、米中は二酸化炭素排出量のワースト・ワン・ツウで中国は一人あたりの排出量では上位
10位程度であっても消費量が倍増するだけで、国全体でダントツのワースト・ワンに躍り出てしま
う、そんな二国がイニシアティブ発揮云々以前の責務なのだから威張ってみても、それは裸の王様
以外なにものでもないのだから、「国連中心の気候変動枠組みに存続の危機」というような、島田
久仁彦や、政治家、インテリの心配は絵空事だ。気候変動あるいは地球温暖化による異常事象発生
不可能性不可抗性の前では協力してやっていくしかないのだ。
 



【中秋の名月のデクサマー二】

同じく、環境ビジネスには下記のように、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、キャパシターの三本柱
をコアとし
た蓄電池の現状に関する特集があった。太陽光発電(ヘリオース)や風力発電などの起
電変動の大きな再生可能エネルギーには、泉の女神デクサマーニ(『泉の女神と水門の番人』)は
よき伴侶として欠かせない。この特集では寿命やコストから鉛電池をコアに置き解説され
ているの
が特徴だ。「リチウムイオンは国が施策として推進していますが、レアメタルを使用し価格が高い
上に、メンテナンスコストもかかる。将来的には、より資源が豊富な元素を使った電池が生き残る
のではないでしょうか。今後は、鉛とともに国内にも資源が、不断にあるナトリウム硫黄電池が残
っていき、その間にナトリウムイオン、マグネシウムイオンを使った次世代の開発が進むと思いま
す」(田島大輔宮崎大学特任助教)と話し、
定置用の中でも、家庭用の蓄電池は省エネ意識の高ま
りや家庭用太陽光発電の普及などによって需要が急増し、富士経済の調べで、市場は11年度の約151
億円から15年には130億円規模に達する予測するが、価格が高留まりし、一般市民にとっては手が
出しにくい状況が続いているという。その原因として、
リチウムイオン電池の価格が高いため。
鉛を使った家庭用蓄電池が注目され、リチウムイオンは寿命が5年から10年だが、最新の鉛蓄電池は
10~15年、再利用もできるようになったので、コストが半分ぐらいになる。さらに、現在では一定の
電力を長時間放電する持続性もリチウムイオンに匹敵するレベルにあります。鉛は環境面でイメージ
が良くないのですが信頼性も性能も高いと言う。さらに、電気二重層キャパシタ(EDLC)は、従
来の化学反応を伴う電池とは一線を画する新しい電池で、イオンの物理的な吸脱着で充電放電が進
行する。特徴はリチウムイオンなとの従来品に比べて充電・放電の速度が速いことで、瞬間的に大き
い電力を放電することができ、出力の変動に吋しても吸収しやすく、特に再生可能エネルギーのよ
うな出力が大きく変動する電力の蓄電に適している。既に、太陽光と風力を併用した街路灯には採用
されている。ただ、現状ではリチウムイオン等と比べて一定の電力を長時間放電する持続性が低い
のが難点。持続性を高めるエネルギー密度を上げる研究が国内外で進められ、電極材料に使用され
る活性炭の表面積を増やして容量を上げる方法や、電解液の耐電圧を上げる方法などが検証されて
いる現状がある。



 



わたしが直接開発しているわけでもないので何ともいえないが、リチウム電池にしろナトリウム硫
黄電池にしろ時期がくれば解決出来るだろうと楽観的に考えている。



ところで、彼女が表に出て夜空を照らす月をみて本当に満月の日は19日なのかと問いかけるので
かけている部分もまだ大きいが、後二日あれば満月になるよと言って部屋に戻る。そう言えば、母
にも中秋の名月の団子がおいしかったことを思いだし話しをしたっけ。そして、帰りの湖岸道路か
らみる琵琶湖は昨日の大雨で、プラス75センチメートルと満々と水を湛えていたっけ。

 

コメント
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