極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

新外交戦略としての永楽通寶論

2011年02月12日 | 極東アジア経済構想



戻り雪 いや息更来で 着更着か そうよ生更木 草木張り月

11日、神戸ワールド記念ホールにおいてWBC世界ミ
マム級王者オーレイドン・シスサマーチャイ(タ
イ)に挑戦。
36戦無敗の王者相手に積極果敢に打ち
合いを挑み、
2回に左フックでダウンを奪うと、5回、
ボディーブローで
2度目のダウンを奪い、そのままレ
フェリーストップによる
TKO勝ち。国内史上最速記
録となる7戦目での世界王座奪取を果たした。また、
平成生まれ選手として初の世界王者誕生だ。試合直
後の勝利者インタビューでは、4階級制覇を宣言して
いる。関西では、亀田三兄弟、長谷川穗積に続くボ
クシングチャンピオンの誕生だ。大きいことは良い
ことだとは言わないが、この勢いかって重量級にも
関西からチャンピンオンを誕生させたいと考えるの
はわたしひとりだろうか。

階級名称

体重 kg

ヘビー

90.719超

クルーザー

90.719以下

ライトへビー

79.379以下

ミドル

72.575以下

ウェルター

66.678以下

ライト

61.235以下

フェザー

57.153以下

バンタム

53.524以下

フライ

50.802以下

ミニマム

47.627以下

人間が排出するCO2は年間約72億㌧。海や森林が約
32億トンを吸収し、残る40億トンは大気中に蓄積さ
れる。CO2 の95%は北半球が排出しているにもかか
わらず、大気中の濃度測定から推定される年間蓄積
CO2 量は、南北半球ともに約20億㌧。北半球から南
半球へが流入していると推定されていたが、地上以
外でのデータが乏しく、実態は謎だった。気象研究
所と国立環境研究所の共同チームは日本航空の協力
を得て、旅客機5機に、大気を機内で観測できる装
置を搭載。地表-高度12キロのCO2 濃度を05年から
5年間測定し、豪州便など赤道を越える航路約1500
便のデータを詳しく解析した。その結果、南半球の
CO2 濃度は、1~3月には北半球より低かったが、

 

4月ごろから赤道-南緯30度の上空6~12キロで北
半球並みに上昇。その傾向は9月まで続いた。半年
間の濃度上昇率を基に試算したところ、年間約7億
㌧のCO2 が北半球から流れ込んでいると推定された。
これは南半球の蓄積量の3分の1に当たる。残りが
どこから来ているかも今後調べる。チームの澤庸介・
気象研究所主任研究官(大気化学)は「CO2 の動き
が地球規模で分かれば、効果的な温暖化対策につな
がるのでは」と話す。これは1つの検証でありこう
いった1つ1つのデータの積み上げから、人類禍に
よるものか否かが解明されながら問題解決の糸口が
鮮明になって行くことに期待する。

 

  

【問いかけとしての戦後日本と日米同盟】

「なぜ、織田信長の旗印が永楽通寶だったのか、シ
ンボリック・マネイジメントですが、わかりますか」
「太平洋戦争の敗戦の原因がアメリカにあったと考
えておられるますか」。講演がはじまるや、寺島実
郎は、中国の影響力(感情的に、意図的に)を過小
評価しているのではないかと切り出し、自立自尊と
中国をはじめとしたアジア諸国と面と向き合うこと
を欠いた対米従属外交姿勢を批判した(11日、大津
市県民交流センタ「これかどうする日本・ 滋賀集会
」)。



「2011年への視座」を考える上で、冷戦の終焉から
20年、9・11から10年構造認識の4つの特徴:(1)
多極・無極化→
2008年秋からの構造転換=米国一極
支配の終焉と中国、インド、ロシア等のユーラシア
諸国の経済成長の加速 (2)新自由主義から市場/社
会の均衡主義への転換 (3)地球温暖化・生態多様性
破壊流れ、(4)デジタル情報革命の説明を行いつつ、
民主党政権の問題点(失望)を指摘した後、

(1) 国際協調と国際法理の時代
(2) 金融資本主義の破綻
(3) アングロサクソン同盟からの脱却
(4) 東アジア共同体の構築

を踏まえた内外政策一体の総合戦略の必要性を説き
「戦後日本と日米同盟」を見直しを迫ったというこ
とに収斂させた。勿論、中東への米国の軍事的プレ
ゼンスの低下による混乱やTPPに対する農業政策
(法人化の促進)、国際連帯税などのにも触れたが
講演の殆どはここ10年間の世界状況の変動の解析に
割かれた。



わたし(たち)は全球的な動乱期に入ったと考えて
いるものとっては、明銭・宋銭が江戸時代まで流通
した歴史的事実を見つめるという象徴的な意味は、
これから大変恐ろしい事態が発生しようとも自律・
自制・共助の生活思想を鍛えながらそれぞれの共同
体を通し確固たる意思表示と行動を取っていこうと
自己再確認の場になった。ところで、永楽通寶の旗
印に織田信長が決めたのは「カッコ良かったからだ」
と寺島実郎は言っている。さて、「新外交戦略とし
ての永楽通寶論」はスタートを切った。


コメント
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