極東極楽 ごくとうごくらく

豊饒なセカンドライフを求め大還暦までの旅日記

砥草と微塵金型

2009年10月13日 | ネオコンバーテック


砥草見ゆ 昔神童いま凡夫 熟れて果てても 猶も夢見る




面白いというか馬鹿げたというか、「
脱官僚 実は『過
去官僚』依存?」
という産経新聞の記事だ。官僚とは、
規路労働と組織と権力の3つを外れて存在しない知識
階層を指す。ただそれだけのことだ。政治家に規路労
働があるとしたらそれは<停滞>
だ。




株式取引に、とんと関心を示さない自分がいる(資金
量の多寡が問題ではない )^^;。スマート・グリッド
の関連では、5社(
日本ガイシ大崎電気工業、トー
カロ
、明電舎日本風力電力)などが良いのかなと思
っている程度で当面、具体的な行動はとらない。何故
?簡単だ気分が乗らないだけ。




【エコ商品:ナノプリント金型

10年の寿命で省電力で発光ダイオードがエコに適っ
ているが製造コストが逓減しなければ早期の普及は適
わない。川上の素材を抑えるか、中流の設備投資か川
下のプロセスか。

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わたしの構想した「ネオコンバーテック」の重要テー
マのひとつとして、量産化技術としてナノインプリン
ト金型
があった。そのナノ加工技術(=微塵加工技術)
のメーカSCIVAX(サイヴァクスLEDの発光効率を30
%向上させたという。細かいパターンの最適化と成形
精度が上げることで輝度が向上できる(参考→
媛大
学、武部博倫教授他「スズリン酸塩ガラスのマイクロ
/ナノパターン形成における熱インプリント条件の影
響」
)。金型は高価という常識の壁を如何に突破する
か?それも重要だが、「白熱・蛍光からLED・ELへの転
換」という政策決定(「TV放送のアナログからデジタ
ルへの転換」と同様に)の方がもっと重要だ、と思う。




そうすると、発光ダイオードの産みの親(静電誘導
イリスタ
、高輝度発光ダイオード、分子振動、格子振
動(フォノン)を利用した
テラヘルツ波発生の提案、
半導体材料の
完全結晶育成法の開発、アバランシェフ
ォトダイオード
の開発など)の西澤潤一と中村修二は
ノーベル物理賞は確定だろう ^^;。


MacBook  1984 Apple's Macintosh Commercial



ランドグライダー

Photo

億曲げた!電気自動車が滑走しているではないか。バ
イクのように前後二人乗りのゼロエミッション車。車
幅は1.1メートルで、都市部の狭い駐車場や路地でも
動きやすく、従来の四輪車が2次元方向にしか動かな
かったのに対し、ランドグライダーは3次元の動きが
可能で、「グライダーで滑空しているような」操作感
があるという。しかし、エコではあるが、コーナリン
グの操舵感覚が必要だろうかという疑問が残るものの
乗りたくなる車という点ではこれもありかなぁ。
イメージ ID=000008

※特許:P2005-198409

   「左右操舵輪独立駆動電気自動車のモータ入出力係数
    修正装置」



【次世代エコビル】

大成建設(株)は、環境配慮トップランナー建築「ス
ーパーエコビル(Super Ecology Building)」の適用第1号
プロジェクトの大成札幌ビル2006年6月29日に竣工し
ている。特徴は、北国地域の環境特性を活かした設計。
(1)自然の光と風を利用した空間システム「エコボイド
(2)高い耐震性と長寿命性を確保する知的制振システム
TASMO: TAisei Smart MOnitoring system」、(3)外断熱・
躯体蓄熱を利用したエコ空調システム「北国空調シス
テム
」などを新たに導入。さらに、建築物総合環境性
能評価システム(CASBEE)
で最高ランク「S」「環境
性能効率(BEE)= 4.5(支店オフィス部分)」の評価を、
設備に関する省エネ性能指標の1次エネルギー消費量
(ERR)
は、40%削減(1990年省エネ法比)を実現した
という。これは、ビル進化のひとつの形態でありその
意味では人工の自然化、自然の人工化を最初に著した
カール・マルクスの『経哲草稿』の具現化のひとつで
もある。

※「エコボイド」は床スラブの意味もある。

  biomimicry




防人に行くは誰が背と 問ふ人を見るがともしさ 物思ひもせず

                     昔年の防人の妻

トクサ(砥草、木賊、学名:Equisetum hyemale L.)とは、
トクサ植物門トクサ科トクサ属の植物。本州中部から
北海道にかけての山間の湿地に自生するが、観賞用な
どの目的で栽培されることも多い。表皮細胞の細胞壁
にケイ酸が蓄積して硬化し、砥石に似て茎でものを研
ぐことができることから、砥草の名がある。地下茎が
あって横に伸び、地上茎を直立させる。茎は直立して
いて同じトクサ科のスギナやイヌドクサ、ミズドクサ
の様に枝分かれせず、中空で節がある。




茎は煮て乾燥させたものを紙ヤスリのようにして研磨
の用途に使う。また紙ヤスリが一般的な現代でも高級
なつげぐしの歯や漆器の木地加工、木製品の作業工程
などの磨き仕上げる工程に使用されていることや、音
楽家の滝廉太郎は、身だしなみに気を遣ったため、常
々トクサで爪を磨いていたことがよく知られている。
クラリネットなどのリード楽器の竹製リードを磨いて
調整するのにもトクサが用いられる。



暗算もろくに出来なくなり脳力の衰え甚だしく、若い
ころと比較するようになった。歳だ。「見ゆ」は「見
る」の対句。コントラを効かし面白く哀しくも歌う。
茎は木賊と呼ばれる生薬で、その煎液を飲用すると目
の充血や涙目に効果があるといわれている。茎は磨く
のに使う「トクサ」。花言葉は「非凡」。




コメント
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