還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

映画「レント」を見て

2011-02-25 20:05:04 | 映画日記

 

昨日、ケーブルテレビで「レント」というのをやっていた。元々、ミュージカルで1996年にオフブロードウエイで初演し、その後ブロードウエイで12年4月というロングラン公演を果たしたという。映画はほぼミュ―ジカルメンバーで、2005年に公開されたという。

僕はアメリカといえばシアトルとボイシーしか知らない。舞台となっているニューヨークは全くわからないけれど、若者がニューヨークに集まる魅力というか、その退廃的な空気、怪しげな雰囲気が画面いっぱいに映しだされていた。

ロック歌手くずれと、友人の映像作家(彼が作者だ)を中心に話が進んで行く。時代はHIVが不治の病として世界各国で注目を集め始めた頃だ。ゲイカップルにレズカップルがニューヨークのその時代を味つける。

古い街の一角で、それほどの夢を持つこともなく、貧困の中、その「時」を生きることに漫然としていた若者が、HIVで友人を失い、「生」の大切さと喜びを感じていく。

僕の青春は学生紛争とC&Wに集約されるが、この映画を見て、少しタイムスリップして、舞台の時代のニューヨークに生きていたかったと思ってしまった。

あの環境だからこそ、「生」に「愛」に純粋になれるのだろうし、研ぎ澄まされたような感受性が生まれるような気がする。

この映画は主人公のひとりでもある映像作家ージョナサン・ラ―ソンが独力で創り上げたミュージカルで実話だ。彼は1996年にオフブロードウエイの初公演直前に亡くなっている。それ以後、注目を集めブロードウエイでの長期公演を果たしたわけだ。

映画の冒頭で、ミュージカル公演を模した舞台上で、出演メンバーが横一列でオープニングを飾る。亡くなったジョナサン・ラーソンへの追悼の意を表している。

まさに、このミュージカル・映画が彼の「生」だった・・・・

封切り映画ではないけれど ☆☆☆☆☆  でした。

 

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けっしてのろくないノロウイルス

2011-02-25 19:41:28 | 日記

 

今日は「けっしてのろくないノロウイルス」の話を聞いてきた。

ノロウイルスの流行は冬場の季節行事?のように、毎年新聞に出てくる。特に、病院や介護施設など、身体が弱った方々が集まるところや、小学校など小さい子供たちが集まるところは要注意だ。

抵抗力のある成人だと、2,3日の下痢、嘔吐で回復に向かうらしいが、子供たちや身体の弱った方々は、脱水症状を引き起こし重篤な状態に陥る。

ノロウイルスの恐ろしいのは、僅か10ほどのウイルス数で感染するという。元々はかきなどの食物から感染するんだが、それで感染した人の嘔吐物が空中に僅かに浮遊するだけで、傍の人が感染するらしい。

それと不思議なのは、ノロウイルスに感染する体質の人と感染しない体質の人が存在するという。だから感染する人は何回も感染するらしい。これも怖い話だ。免疫性がないということだ。

さいわい、僕はかからない体質かもしれない。下痢、嘔吐をしたのは、記憶にあるのと言えば、数年前にカレーライスのジャガイモの芽で食中毒になったくらいだ。

体質的に下痢をよくする人などは、ノロウイルスの好む体質なのかもしれない。

これだけ医学の進歩がしている時代でも、この免疫性が何故ないのかは分からないらしい。

そうはいえ、ノロウイルスが分からない時代なら、「この子はすぐにお腹をこわす。弱い子や」ってな事いわれていたのだろうね。

少しは進歩しているということか。

 

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