還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

夏越しの祓

2012-06-30 16:57:32 | 京都ウロウロ

今日は昼から雨の予報だったので、早い目にウオーキングにでかけた。

鴨川を三条大橋まで行って、そこから蹴上まで向かって、さらに南禅寺から山へ入ったが・・・どこからともなく、雷のようなうなり声が聞こえてきて、急きょ、引き返して鴨川に戻った。

途中で、平安神宮に立ちよった。今日は一年の半分の最後の日で「夏越しの祓」の日だ。

クリスチャンだが一応は無病息災を祈願してきた。また妻からダメ出しをされそうだが・・・

この茅の輪をくぐるといいというのだが、本当はくぐり方があったり、3回くぐるとか、色々あるみたいだが、省略形で・・・

茅の輪に「蘇民将来子孫」と記して、玄関に祀る風習の所もあるらしい。

祭りになると、よく出てくる「蘇民将来子孫」とは・・・

神話の世界の話で、貧乏な蘇民将来が神様に精いっぱいのもてなしをしたのを認められ、以後、蘇民将来は疫病やら不幸から守ってもらえたという。

で、祭りと言うと、みんなが「蘇民将来子孫」を名乗って無病息災を願うという。

まあ、考えると、本当はどうかわからないのに、「蘇民将来」の子孫だと一方的に宣言して、神様に取り入ろうとするのは卑怯千番だ。

正直に「どうかはわかりませんが、ひょうとしたら蘇民将来の子孫かもしれません」くらいへりくだったら、神様も「正直なやつや。守ってやろう」となるかもしれない。

うん?僕の方が卑怯か・・・

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英語を社内の公用語に

2012-06-30 08:50:57 | 日記

楽天の三木谷社長が、社内の公用語を英語にするという記事が出ていた。

日本企業で社内の言葉を英語にしょうというところは他にも見受けられ、これからはそういう風になっていくのかなあと思う。

2,3年前にこの話を聞いた時は、日本語特有の言い回しや日本の文化というものが喪失していくのではと思ったが・・・

日本ではおそらく中高で6年は英語に親しんでおり、そういう場に追いやられ、他に通訳もなく意思の伝達手段がなければ、ブロークンでも努力し、意外と伝わるものだ。

少なくとも、一応の単語は記憶しており、それを繋ぎ合わせれば・・・というわけだ。

僕なんか、妻とアメリカへいっても彼女が通訳をしてくれるかというと、ほとんどしてくれない。お互いに意外と単独行動が多く、必然的に僕だけで街へ出て、意思の伝達をしなければならないのだが・・・

何とかなるものだ。

それよりも、そんな風に最初はしどろもどろでも英語で直接、親交を持つことによって、彼らの持ついわゆる異文化、風俗習慣への理解が深まり、一方では日本の文化も直接伝えられる。

とりわけ、異質な「対人関係」を理解するには・・・

それが、これから世界に出て行く日本人に必要なことで、英語を導入する企業の意図もそこにあるのだろう。

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あなたにしか救えない大切な命

2012-06-29 21:24:20 | 日記

昨日は久しぶりに消防団活動で、救命の講習指導に行ってきた。

劇場のスタッフが中心で、みんな若くて物覚えもよく、楽しく指導をさせてもらった。

最後に消防署のスタッフが5分ほどのDVDを放映して講習が終了した。

「あなたにしか救えない大切な命ー君の瞳とともに」という心肺蘇生法やAEDの普及啓発のDVDだ。

この前のブログー「三途の川」の話ではないが、三途の川なら行くか戻るか自分の意思が働くというものだが・・・

心臓突然死の場合は、ある時、突然に否応なしに電源を切られるようなものだろう。

このDVDはその突然現われる症状の様子をドキュメントタッチで紹介している。若い少年・少女を中心に紹介されているが、ひとつづつが真実の叫びで、胸が熱くなるのを抑えられなかった。

国内で心臓の突然死が1年間に6万人にも上ると言う。

その中で、おそらくはAEDさえあれば・・・適切なCPRがあれば・・・救えた命が・・・沢山あるだろう

救命講習の指導者として気持ちを新たにした。

http://www.youtube.com/watch?v=g27OCXp0MRs

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たかだか爪切りに・・・

2012-06-28 19:38:43 | 日記

妻はよく僕に、「爪が伸びてるよ。」という。

別段、それほど伸びているわけではないが、これはもう趣味の世界で、妻は「深爪」かと思わんばかりに短く切るよう強制?する。

まあ、爪を長くするという信念も親の遺言もないし、爪の「長い・短い」で妻とイサカイをして、晩御飯のオカズが減ってしまうのも面白くないし、ここは大人の対応で、頻繁に爪切りをしている。

しかし、最近これが苦痛になってきている。

というのも、手の爪は苦もなく、爪切りで処理できるのだが・・・

足の爪が何とも具合が悪い。

以前にテレビのCMで、お腹がつかえて、足の爪切りがし辛くなってきている人のための新開発の「爪切り」の通販があった。

その時は、「そんなやつ おらへんやろ」とたかをくくっていたが・・・

ほんとに、爪が切りにくくなってきた。お腹の出っ張りと、身体の硬さが災いして、とりあえず「しんどい」

たかだか爪切りに息を詰めて、頑張って・・・そんな事態になってきた。

足の爪を四六時中、妻の目から隠せるものでもないし・・・

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選挙に勝つための政治?

2012-06-27 21:13:05 | 日記

政治の話はしたくないのだけれど・・・

小沢さんも大概にしないと・・・「さわぐな おざわ」で、もうすでに食傷気味だけれど・・・小沢新党か何か知らないが新鮮味は全くない。

もはや過去の政治家になったように思えてならない。

民主党も政権をとったものの、政策をこなすのに、もっと霞が関を味方にする知恵と政治力に欠けているということか・・・

かっての自民党のように、すべからく霞が関の神輿に乗っかって政策を組み立てるのも考えものだが、年金問題をはじめとしたあまりにも世論動向に目を向け過ぎるポピュリズムでは国家の運営は難しい。

そんな中で、今回の消費税は民主党としては成果の一つだろうけれど、いまいち賛同できないのは、品目別の変動課税を具体化できていないのが・・・

いずれにしても、これだけ国会が混乱していても、しっかり国体が運営出来ているのは、幸か不幸か霞が関がしっかりしているからにすぎない。

正直、今の国会議員はほとんど国民のために働いていない。次の選挙で勝つために日夜、奔走しているにすぎない。

選挙に勝つための政治になってしまっている。

橋下さんに期待する人もいるけれど・・・地方だから国を叩いて「好きなこと言っていられる」ので、国を引っ張っていくのに攻撃的な姿勢では北朝鮮になってしまう。

誰かか何かをマトにして、世論を誘導する危うさは過去の歴史が物語っている。

民主党・自民党・公明党さん、仕切り直しで頑張って国を誘導してください。

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トラウマ・三途の川

2012-06-27 19:24:56 | 日記

僕はクリスチャンなのだが、純粋培養?のカトリック信者である妻から、いつも「エセ信者」と言われる。

別段、反論もしないし、むしろ「そうかもしれない」と思う事がある。

というのは実は、幼い頃からトラウマのように、正真正銘の「仏教的情景」が頭から離れないのだ。

まだ2,3歳の頃に、オヤジが大病をして、それこそ生死をさ迷ったことがある。幼い記憶に布団で寝ているオヤジに寄り添っている母の心配そうな顔が残っている。

で、すっかり快復したオヤジから、ちょうど、生死をさ迷っていたときに、「三途の川を見た」という話を聞いたのだ。

その情景は、川を渡って、向こう岸の綺麗なお花畑に行こうとしたら、対岸のお花畑にいるオヤジの父親(おじいさんだ)が、「来るな」と制止したというのだ。

小さい息子に、冗談めかして話を作ったのか分からないが、それが60歳を過ぎた僕の頭から今だもって離れない。

前にもブログでふれたが、友人で心筋梗塞で一時CPAになって、生死をさ迷った後、見事に快復した者がいる。

で、快復した彼に、恥ずかしながら「三途の川を見たか?」と質問をしたことがある。答は「テレビの電源をプチっと切るみたいなもの」で、川は登場しなかったという。

そう思うと、「三途の川」は人間の想像力の賜物で、長患いをしている人などが、不安とか色々なものがまざりあって、そういう情景の夢を見るのかもしれない。

すると、将来、僕が長患いをして、寝床で「三途の川」が出る夢を見たら・・・思い切って渡るのか、渡るのを止めるのか・・・

が、そもそも、そんな夢をみたら、人生の最後の場面で妻にまた「エセ信者」と揶揄されそうだ。

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名物 ひまつぶし

2012-06-26 18:56:39 | 日記

ラジオで言葉の「言い間違い」の話をしていた。

たとえば、アントニオ猪木というところを、おもわず「アントキノ」猪木と言ってしまったり・・・ということだ。

芸名で良く似たのをつけるのが一時流行ったことがある。まさに、その受け狙いにはまったということか。

長州小力とかいう芸人がいたが、今はどうしてるのだろう。

ところで、純粋な意味での言い間違いは子供なんかが結構やってしまう。僕の息子も小さいころに、「たかしまや」を「たかましや」に、「めがね」を「めなげ」と言っていた。

こどもは、まだ滑舌が悪いので母音の関係で、この方がしゃべりやすいのだろう。

僕も、妻曰く「滑舌」が極めて不良だが、子供のような言い間違いは、さすがにしない。言葉に詰まることは、特に「機関銃」のような妻の前では度々あるが・・・

それよりも、不思議なことに、しゃべりではないが、読むときにいつも発してしまう「言い間違い」がある。

職場の近くに「かねよ」という料理屋さんがある。そこの名物料理は「ひつまむし」だ。名古屋が本場のようだが、ここの「ひつまむし」も大変美味だ。

で、表に大きな看板がかかっている。「かねよ名物 ひつまむし」と・・・

ところが僕は、車などで前を通り、これを読むたびに「かねよ名物 ひまつぶし」と読んでしまう。なかなか治らない。

ホント お店には申し訳ない。

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ロンサム・ジョージに教わること

2012-06-25 19:03:02 | 日記

ロンサム・ジョージという陸ガメのオスが亡くなった。推定100歳というから大往生なのだろう。

鶴は千年、亀は万年というけれど、そんなに亀は長生きしない。大体50年くらいと言われているから、100年は人間でいえば150歳くらいか。

南米ガラパゴス諸島で発見され、過去に船乗りたちの食糧として乱獲にあい、絶滅したと思われていた「ピンタゾウガメ」の最後の1匹だった。

トキのように、絶滅の瀬戸際で復活しつつある生命もあれば(厳密には復活とは言えないけれど)、このジョージのように子孫を残すのを拒否して亡くなっていくものもある。

この地上には人類がこの地に現われる前から沢山の生物が存在する。そして人類の横暴によって、この地球から追放されていった生命がどれほどにいるのだろうか。

僕は動物園というものがあまり好きではない。キリンやライオンに白クマなど日本の環境になじむわけもない動物を狭い場所に閉じ込めて展示している。

子供たちの情操教育に貢献しているというのだけれど・・・そんな情操教育を受けている国の子供がどれほど存在するのだろう。

よしんば、動物園の存在を許容しても、今の日本には動物園のような施設があまりにも多く存在している。コマーシャルベースに乗りすぎているようにも感じる。

そこには捕獲マネーが動いているのだろうし・・・その裏には「乱獲」の危険性が見え隠れしている。

ロンサム・ジョージ君の記事で、ふと感じてしまった。

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ノーネクタイがクールビズ?

2012-06-24 14:39:02 | 日記

久しぶりに山ウオーキングした。ちょっと短かめの毘沙門堂から南禅寺のコースにした。

というよりも、本当は大文字山まで行こうとしたのだが、途中でお腹がひもじくなり、あわせて、ふと「帰りにジャスコかどこかに寄って、ネクタイでも買おう」かと思い、南禅寺でショートカットした。

で、帰りにお店の紳士服売り場(今、こんな表現するのだろうか?)へ・・・

ネクタイを探そうとしたのだが、売り場が見当たらない。うん?「この季節は今流行りのク―ルビズで、ネクタイが売れないのか」・・・ナルホド

探すと、売り場の片隅に申し訳なさそうに、狭いスペースで売り出されていた。

確かに最近はクールビズで、地下鉄に乗っているおとうさんたちもノーネクタイに上着を着こんで出勤しているが・・・

見ていて、正直「むさ苦しい」感じがしてならない。そんな格好するのなら、ネクタイをして上着を脱げばいいのにと思うのだが・・・

紳士服売り場?にはアロハシャツも売り出されていた。ハワイの日系の方が和服を加工して作りだされたというのだが、最近のアロハを見ていると、アロハの定義もよく分からなくなってくるが、僕なんかは懐かしいいわゆる「開襟シャツ」なんか爽やかでいいと思う。

沖縄などではアロハが一般化しているが、そうなればいいのだが・・・

今のクールビズは「思想」だけが先行しているようで・・・

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映画「ネイビー・シールズ」

2012-06-23 15:23:16 | 映画日記

本当は今日、明日と先行上映されるスパイダーマンを観たかったのだが・・・

残念ながら3D上映なので、体質?にあわず「ネイビーシールズ」を観てきた。

先週に第二次大戦のアメリカ空挺部隊のバンド・オブ・ブラザーズを観てすぐに、この今まさに獲れ獲れ?のアメリカ海軍特殊部隊の映画で、もうその違いはビックリものだった。

とりあえず、武器の威力が違う。ウサイン・ボルトの100m走と僕の100m走の違いほどに感じる。

かのオサマ・ビン・ラディン殺害作戦を遂行した部隊で、海軍特殊部隊ーネイビーシールズが全面協力して作成された映画で、使われている武器や装備も全て実際のもので、中には本物の隊員も映画に出ているという。

ストーリーはイスラム過激派に囚われたCIAの女性隊員を救出するもので、その中でイスラム過激派が企てているアメリカ主要都市へのテロ作戦を知り、それを防ぐというものだ。

最後は隊長が幼い子供と妻を残し、名誉の戦死を遂げる。

彼の残したメッセージを涙ながらに読み終える妻の姿でエンディングになる・・・・

彼らはミッションのたびに、家族にメッセージを残しておくようだ。それほどに死を覚悟してミッションをやり遂げるということか。

僕なんか、そんな度々メッセージを・・・と言われても・・・

朝、出勤する時に、妻に「今日の晩御飯はお魚にして」位のメッセージしかない。

勝手評価 ☆☆☆   映画としてはこんなもんで

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オリンピック種目にビーチバレーは?

2012-06-22 21:55:20 | 日記

いよいよロンドンオリンピックが始まる。

地元ではこの前の女王在位60年の祝賀ムードがそのままオリンピック歓迎ムードにすり変わったような雰囲気のようだ。とはいうものの、競技によってはまだオリンピック出場をかけての戦いが続いている。

今日もビーチバレーなる競技の予選会で日本女子がタイに敗れてオリンピック出場ができなくなったという記事が出ていた。

タイと言えば、バレーボールの日本女子が予選会最終戦でセルビアに負けたため、オリンピック出場を逃して、「日本がわざと負けた」と恨まれた相手だ。

ビーチバレーで恩返しされたということか。

ところで、オリンピックの種目も、開催国の選択で、色々と変わることがある。テコンドーが入ったり、ソフトボールや野球が入ったりと・・・

それにしても、どんな種目でもいいとはいえ、「ビーチバレーはないやろ」・・・

こんなのは、泳ぎにいったついでに浜辺で遊ぶもんやろう。

スポーツとしては野球の三角ベースと同レベルでは・・・

綱引きやら、トライアスロンやら・・・他にオリンピックにふさわしい?スポーツがありそうに思うのだが・・・

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新卒者は就職難なのに企業は人材不足?

2012-06-21 19:25:22 | 日記

昨日のニュースで、企業の「人材不足感」という記事が出ていた。

これだけ、新採用がなく、高卒・大卒者の就職難が現実にあるのに、どういうことかと見てみると・・・

まあ、企業も勝手な話で、その矛盾だらけの論法に呆れてしまった。僕は社会から見れば最後の生産年齢人口のカテゴリーに位置しているので、少し偉そうなことを言わせてもらうと・・・

日本の企業は僕らの若い頃に一世を風靡していた年功序列主義と終身雇用制を変え、アメリカ辺りの企業の考え方をコピーして、能力主義・成果主義に体質改善を図って来たのだが・・・

組織なる怪物は、そんなに能力のある人間ばかりでは「船頭多くして船は動かず」で、一握りの優秀な人材に、大多数の忠実かつ朴訥な人材で構成されるもので・・・

能力主義を謳歌するのはヘッドハンティングの世界であって、企業で能力主義を盾に昇進していく人材はとびきりの「ごますり」なわけで、能力主義を貫くと、ボスのイエスマンばかりが取り巻きになってしまう。

ソニーやNTTの失敗とかニュースに出ていたが、その中で、組織の運営が「内向き」になった弊害云々と指摘していたが、そんなのは当たり前で、ゴマすりに外向きが存在するわけがない。

そもそも組織たるものは、大きく繁栄してくると、チャレンジしなくなる。今までチャレンジしてきたのだから・・・人間の成長と同じで、青年は活動的だし、壮年になると円熟してきて、老年になると動きが鈍くなってくる。

話をもどして、ニュースでは企業が「新卒者にも一定のキャリア」を期待しているらしいと出ていたが・・・・

それは無理だし、そんなのは本当は必要ないだろう。そんな人材が来たら組織がバラバラになってしまう。

採用した人物をその組織が期待する人間に育てるのが本道で、それができない管理職ばかりを誕生させたオ―ナ―の責任だろう。

と思うのだが・・・

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アメリカ軍のドラマ

2012-06-20 18:27:59 | 日記

ここ1週間程前から、夜に「バンド オブ ブラザーズ」というアメリカの第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を描いた10話にわたるテレビ映画のDVDにはまっていた。

題目を日本風に言いかえると、兄弟の絆か同期の桜辺りになる。アメリカ空挺部隊の終戦までの物語だ。

日本にも第二次大戦の映画は沢山あるが、このアメリカ物は第一線で活動した名もなき兵士の模様を実際に彼らの記憶に基づき忠実に再現しているものだ。

したがって、彼らがドイツ軍との戦いに勝って、とある街を占領すると当然起こりうる略奪行為も描かれ、さらに捕虜にしたドイツ兵士を理由もなく射殺するシーンも描かれている。

さすがに、表現をはばかる部分についてはないが・・・

観ていて、生死をさ迷う兵士の「戦う」価値観というか、「生きる」価値観に、それほどの違いがないことに、当たり前だけれど、再認識をさせられた。

彼らも、怪我などで第一線から戦列を離れることは「恥」であり、そして「死」に接しては、親を思い、兄弟を思い、神に祈りをささげ天へ召される。

まったく日本人と変わらない。「天皇陛下万歳」は当時においては天皇は「現人神」で、まさに神に祈りをささげていることになる。

事の良し悪しはともかく、日本もアメリカも軍人教育には共通項が多い。まあ、戦争なんてできないかもしれない。

ただ、大きく違うのは、「自己主張」の面だ。

とりあえず、彼らは不満があると意見を述べる。そしてその意見を述べる機会を仕事場(仲間との会合)で持っている。

上司の批判、同僚の悪口、待遇の悪さ・・・

おそらく、日本軍には最初から最後まで、そういう環境はなかったのでは・・・

最終的には上司がでてきて、意見はつぶされるのだが・・・はけ口を持っているだけでも、長い目で見れば凄い違いが出たように思えてならない。

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台風4号の真っただ中

2012-06-19 18:21:41 | 日記

台風4号がやって来ている。さきほど潮岬に上陸し、北東方向に動いているようだ。

6月に台風が上陸するのもめずらしい。

台風は年中発生しているが、寒い季節はもちろん発生個数も少ないし、暖かい場所が低緯度のところだから、そこで発生してもその当たりで吹いている北東貿易風に流されて、そのままフィリピンあたりに行く。

で、大体、7月から10月位がそこそこの中緯度で発生し、太平洋高気圧の縁に沿って動く。台風は時計と反対回りだから北へ動く慣性があるから高気圧の縁を動いて・・・

いよいよ適度な緯度に来て偏西風に流されて日本へ向かってくると言うわけだ。

何故台風に詳しいかというと、前の職場ですこしだけ関係していたもので・・・

ちょっと博識を披露してしまったが、ついでにいうと日本では年度の発生順に1号からカウントしており、大きな被害があった場合は特別の名称をつけることがあるが・・・

アジアの共通名が決まっていて、関係諸国(台風に関係する国が入っている。北朝鮮も入っている)が140の名前を順に決めている。

因みに今回の4号台風は、アジア名をミクロネシアがつけたグチョル(うこん)という。

おまけにふれると、台風の進路は純粋?判断ではなく、政策的に一番上陸の危険性の高いコースを示していると・・・

昔、日本では台風のことを、「野分」(のわけ)と言っていた。強風が野の草を左右に分けるかららしいが、優しい名前だ。

野分1号・2号の方がよほどおしゃれに思うのだが・・・

 

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夢かうつつか

2012-06-18 18:47:12 | 日記

実は昨日の晩に、妻とケンカをしてしまった。

原因は言えないが、要するに僕の「小さい?気持ち」が災いしたのかと反省しているのだが・・・

ところで、今日の朝、目ざまし時計で目を覚ますと、同じように妻も目を覚ましてしまった。

いつもなら、朝は一人気持ちよく?朝御飯をいただきながら、唯一チャンネル権を持っている時間帯のテレビ三昧をするのだが・・・

今日は妻も起きてしまった。昨日の今日で少しよそよそしくしていると、妻がベッドで大きな声を発している。何を言ってるのかと聞き耳をたてると、何と僕の悪口を言っている。

昨日のことが、腹にすえかねたのか・・・まあ、仕方ない。僕が悪いのだから・・・

と気を取り直して、そのまま出勤・・・帰って来ると、妻が「今日の朝は変な夢を見てしまった。あなたをボロクソに非難している夢なのよ」

え?ちょっと待てよ。今日の朝の大声は・・・夢の中の物語か・・・それとも・・・

本当はどちらなのか?夢か現か・・・現か夢か・・・

 

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