還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

サッカーに感動

2011-03-31 20:54:35 | 日記

ちょっとタイミングがずれていると思うけれど、先日のジャパンVSJリーグ選抜のサッカーは素晴らしいパフォーマンスだった。

何となくチャンネルを合わせたが、ついついゲームに吸い込まれて最後まで見てしまった。

遠藤のフリーキックも素晴らしかったし、岡崎のゴールも持ち味が出たゴールだったが、なによりも後半に三浦カズの最高のゴールシーンに心を動かされた。

大震災の応援プロジェクトと言う事で、世界に散らばって活躍している選手が一堂に集まり、心を一つにして最高のゲームを見せてくれた。

何処かのプロ野球のオーナーが「いい試合を見せるのが我々の務めだ」と言い放って早期開幕を主張した胡散臭さと雲泥の差を感じた。

今、野球王国日本でもサッカーの人気が高まっているが、今回のプロジェクトにしても事業の素早さといい、結集力といい、全てに初々しさを感じる。

こんなサッカー界の対応と野球界の体たらくを見ていると、野球がサッカーにとって代わられる日が早晩やってくるかもしれない。

 

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介護職員の穏やかさ

2011-03-31 20:08:22 | 日記

最近、介護施設に出かけて仕事をする機会が増えてきた。

施設に行って女性の介護職員と接している時には、ごくビジネスライクに仕事の話を淡々と進めるだけだが、男性の介護職員と話をしていると、一種独特の思いがする。それが何に起因するのかと考えてみると、彼らから醸し出される「やさしさ」と「穏やかさ」のように思われる。

そういう彼らと接していると、今テレビのCMで大流行している金子みすずの詩のとおり、「やさしさ」に会うとこちらもやさしくなるし、「「穏やかさ」に会うとこちらも穏やかになってくる。

彼らが少しもイライラせず、常にニコニコしながら、お年寄りの手をとって牛歩のような歩みに歩調をあわせているのを見ていると、ふと全く場違いの事だが・・・思い出したことがある。

最近、運動会で皆が手を携えて一緒にゴールするというのを聞いている。運動の得意な子・算数の得意な子・国語の得意な子などそれぞれがあるのだから、個性を互いに認識するうえでも一緒にゴールするなどもっての外だと思っているが・・・

介護職員とお年寄りの歩みを見ていると、「一緒にゴールするのもたまにはありかなあ」と・・・・

 

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京都にも桜開花

2011-03-29 18:31:55 | 日記

 

京都にも桜が開花し始めた。今日、仕事で外へ出たところ、とある堤防の桜が少しだけ開花していた。開花の程度は一分までもいかず、5厘(一分の半分くらいのつもり)位の開花だ。

それほどに開花を待ち望んでいたわけでもないけれど、やはり開花を見ると「春やなあ」と思ってしまう。

ところで、例えば梅などは「梅一輪一厘ほどの暖かさ」という言葉があるように、梅には開花を待ち遠しく思う有名な言葉があるが、意外に桜には開花を期待する言葉が少ない。どちらかと言うと、散り際の美学をうたう言葉が多い。

「舞初め」・「花筏」・「花吹雪」・「花むしろ」・・・・と散っていく花びらを美しく感じる言葉が多い。少し無理やりかもしれないけれど、日本人の遺伝子に残る心の動きと桜の散り際がピッタシ合うのかもしれない。

東日本大震災の被害者の事を思うと、今年はこの時期の風物詩・「花見宴会」も心底楽しめないかもしれないし、各地のライトアップも電力消費の関係で縮小されるかもしれない。

それなら、散り際まで待って、散りゆく桜を愛でながら日本人の心を堪能するのもいいのでは・・・・

 

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山登りで筋肉痛

2011-03-28 19:16:46 | 日記

 

昨日の山登りのお陰で?今日の朝は身体のアチコチが痛くてベッドから素直に起きられなかった。昨日の夕方頃から身体が痛みはじめ、疲労感が全身を襲ってきた。で、9時にはベッドに入って眠りこけてしまった。

そして朝に激痛?が僕を襲ったという次第だ。主に腰まわり・ふくらはぎ・ふとももの筋肉が痛んでいた。しかし、腹筋は痛まない。山登りでは腹筋も腰回りの背筋も使うと思うが、背筋に比べて腹筋は大きい筋肉で痛みが少ないということだろう。

この足腰の痛みで動作がスローモ―になってしまう。朝の日課の「ゴミ出し」も「新聞とり」も倍ほど時間がかかってしまった。手すりやら壁に手をあてて身体を支えながら歩行する。二足歩行がどれだけ身体に負担をかけているかよく分かる。

それと階段の上り下り、特に下りの時のふとももにかかる負担は尋常ではない。上りは確かに痛いがほぼ我慢して外見上普通に装って行動できる。

しかし、下りは我慢できない。上りも下りも同じ80kg程度の重量物を上げたり下げたりするのだが、上げる方はそれほど辛くなく、ゆっくり下げる方が負担が大きいということなのだろうか。

重量上げの選手も重量上げは出来ても重量下げは出来ないのだろうか。きっと出来ないと思う。

そんな事を考えながらそろりそろりと階段を下りる。横を若い女性がこれ見よがしに軽やかに下りていく。

 

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東山トレイル全走破・北白川ー比叡山

2011-03-27 18:03:56 | 京都ウロウロ

今日は前からなかなか行く機会のなかった「東山トレイルコ―ス」の最後の北白川ー比叡山のコースに出かけた。

市バスで「京都造形芸術大学前」まで行って出発。バプテスト病院の駐車場の横の細道から山へ。朝の10時なので正午位には到着するだろうという甘い思いで・・・

登り始めて5分ほどで大山祇神社に到着した。大山祇(おおやまづみ)神社は大山積神を祭神とする全国の山祇神社のひとつで(瀬戸内海の大三島にあるのが総本山のようだ)この辺りの瓜生山をはじめとする山霊の神々を祀っている。さすがこの神社で開運・家内安全はふさわしくないと思い、山登りだけをお願いして・・・

しばらく山道を登ると狸谷不動尊の奥の院に到着した。この麓に狸谷不動尊に曼殊院があるのだろう。かなり登ってきたが、比叡山はまだまだ先だ。

上へ行くにしたがって雪が残っている。昨日の朝に降った雪が残っているのか。しかし、まだ狸谷のそばで雪が残っているということは奥に入ればまだまだ雪がのこっているのか少し不安になる。なにせジーパンに足元はスニーカーという軽装で来ている。

しばらくして「水飲対陣碑」に到着。これは南北朝時代の水飲対陣跡のようで、足利尊氏に追われた後醍醐天皇が叡山に逃れ、近臣千種忠顕卿が足利軍を迎えて陣を張った跡のようだ。千種忠顕卿はここで討死にしているという歴史のある所なのだ。千種忠顕の碑も近くにあったが、先を急ぐので割愛した。ここで時間は11時40分。あと20分でケーブルカーの駅に到着できるのか・・・・

ところが、この先からイヤと言うほど比叡山の高さを思い知った。やはり大文字山の比ではない。

おまけに雪が深くなってきた。スニーカーでは足がツルツルして思うように歩けない。前方100mほどに親子連れのハイカーが見える。しかし足元はしっかりしている。靴が違うのか。登山靴をはいているのか。
 

普通でもCOPDの身には登りが厳しいのに、雪道に足が滑る。こんなところで滑って転倒したらエライ迷惑がかかる。気をつけなくては。

登りが続く。20分で行けるかと何と軽く考えていた事か。汗が引いて身体も冷えてきた。寒い・しんどい・滑って怖い・・・三重苦だ。

こんな道を夜中に阿闍梨さんは走っているということか・・・

水飲碑から約50分。やっと頂上に到着した。2時間30分を要した。ケーブル駅のそばに「やどり地蔵」なるものがあった。

このお地蔵さんに願をかけるとこどもが宿るということのようだ。

予定よりも30分オーバーしたし、おまけに汗が冷えて寒く、早々に修学院に向けて雲母坂を下りていく。

雲母坂は平安時代から都と比叡山を結ぶ大切な道で結構往来があったようだ。都の勅使が通った道と言うので「勅使坂」ともいう。法然も親鸞も行き来した坂ということのようだ。よくこんな坂を行き来したものだ。昔の人は体力があったのだろう。

今の僕には下り一辺倒の道が堪える。爪先にマメができてしまって痛くなってきた。早く降りたいの一心で何も考えずひたすら坂を下る。約1時間。やっと修学院に到着。都合3時間30分・約14kmのウオーキングは身体に良くない。

しかし、これで東山トレイル全コースを走破した。さて、次はどこへ行こうかね。
 

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フクシマ50

2011-03-26 21:27:24 | 日記

「フクシマ50」をご存知だろうか。25日のウオールストリートジャーナルでとりあげられた福島原発で放射線に被ばくする危険を冒して、停電する原発の現場で懐中電灯を頼りに決死の作業を続けている作業員のことだ。海外メディアから無名の英雄として敬意を込めてそう呼ばれている。

実際は50人どころか、東京電力から子会社・下請け会社の従業員まで総勢約580人が交替で夜を徹して作業を続けているという。

彼らは義務感や金のために仕事に当たっているのではない。多くの者が事態の収拾のため、自ら任務を選択した。ある若者は他人のために自らの命を犠牲にした第二次大戦中の神風特攻隊を思い出して、要請を受けたという。違う職種だが同じ現場に従事していた人間として彼の気持ちはしっかりと受け止められる。

外では、暖かい環境?でマスコミや野次馬連中が東京電力や政府を声高に批判している。彼らは作業に当たっている人間の決死の覚悟を理解しているのだろうか。もうすでに彼らの仲間5人が犠牲になっているのだ。

14日まで現場にいた原発所員の女性がネットで、フクシマ50の情報を流している。彼女は一人でも多くの人が彼らの決死の活動に理解をしていただきたいと紹介している。

このブログを書いている間も、彼らの活動は続いている。

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ワークシェアリングの散髪屋さん

2011-03-26 15:54:53 | 日記

昨日、アメリカにいる孫から、「雪で学校が休み」というメールが来た。4月になるというのに、学校へ行けない位の雪が降るのかとビックリしたが、何と京都でも、きょうの朝は雪が降った。

ちょうど、ウオーキングに出かけようと思ったら、急に雲行きがあやしくなり、みぞれ混じりの雪が降ってきた。京都でこれだから東北地方は大変だろうと思いながら、雪がおさまるまで1時間ほど家で足止め。

やっと出かけたが、急に散髪を思い出して散髪屋さんへ。最近は若い男性まで美容院に行くようで散髪屋さんは年寄りの社交場のようだ。客も店の人も還暦前後もしくはそれ以上のものばかり。散髪椅子は5つあるが、3つ以上詰まっているのを見たことがない。

ところで、僕は短髪なのでバリカンでもいいのだが、混んでいる時以外は店の主人が「手刈り」?をしてくれる。混んでることはほとんどないからいつも手刈りだ。

店の従業員は4人で、それぞれが散髪工程のパートを受け持っている。

店の主人が「髪の毛の刈り役」・長老のジイサンは昔からの馴染みの「髪の毛の刈り役」(ほとんど見ないけれど)と座席への案内と服などのハンガ―かけ・おばさんがヒゲ剃り・一番若い(それでも50歳は超えている)店員が洗髪とマッサージ。

ものの見事に役割を決めている。誰も他の人のパートをしょうとはしない。今の時代に4人は人件費だけでも大変に思うのだが・・・

いや、これが時代を先取りした「ワークシェアリング」というやつかもしれない。

 

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「灯りを3割節減」国民運動

2011-03-26 15:17:31 | 日記

土木学会や都市計画学会などが、今回の大震災で各方面で使われている?「想定外」という表現に苦言を呈しているようだ。

基本的に学者と称する人種を信頼していないが、今回の苦言も「何をか言わんや」だ。

震災後によく登場する地震学者の皆さんも、「同時に3つの震源が・・・過去にはあった」と指摘しているが、それならそれを東北地域の方々に事前に進言していたのかと言いたい。

津波も前にもブログで言ったが、何度も「津波が来る」と言って実際は津波が来なければ、今回もまた・・・と思うのは人情だ。

それにかりに想定された震災であっても、1000年に1度ほどの想定災害の防御に多額の投資をすることに誰が支持をするというのか。国も地方もそんな予算を組んでも大反対に会うだけだろう。

マスコミも学会も学者も、結果論で国や地方を批判していていいのだろうか。

揚げ足取りみたいな発言ばかりせずに、もっと建設的な意見は出てこないのか・・・少なくとも今からどうするのかを議論の中心に置いもらいたい。

電気が足りないのは目に見えているのだから、「灯り3割節減」とか、今こそマスコミが先頭を切って国民運動を起こしてもらいたいものだ。

 

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映画「私を離さないで」

2011-03-26 14:33:30 | 映画日記

映画「私を離さないで」を見てきた。題名だけ見ると純愛物語のようだが、中身は社会派のこってり・ずっしりの提言映画だ。原作が確かイギリスに住む日本人というのも驚きだが、何となく余韻をふむ展開は日本人の遺伝子を刺激する。

近未来の物語だ。臓器移植が日常的な行為・作業として定着した時代には、通常人の脳死状態からの移植では需要と供給のバランスがとれず、臓器を提供する事を目的とする「人間」のような生物が必要となり、そんな「人間」のような生き物を培養する時代が到来した。

ある人物のコピーで誕生した彼らは「臓器移植」のための生物であり、移植に耐えうる健全な肉体を維持しながら成長していく。そして、移植に耐えられる体力を保持できた段階で、移植が始まる。提供臓器は肺であったり、腎臓であったり、眼球であったりする。そして大体3回の移植が終わると「終了」する。「終了」とは、最後の心臓提供を意味する。

彼らの心臓停止は「死」ではない。目的の「終了」を意味する。

彼らは「人間」の心を持ってはならない生き物なのだが、しかし、そこに人間の心が芽生えてくる・・・・・心を通わせる彼と彼女は延命の道を探る。しかし、彼らには人間の心を持つことは許されない。延命の道を断たれた二人は嘆き立ちすくむ。

強烈な臓器移植に対する問題提起だ。食物の世界でも大量生産のためニワトリなどがホルモンで異常に早く成長させられたり、最高品質のクローン牛が誕生したりしている。

行きつく先は、この臓器移植の世界かもしれない。どこまで人間は横暴になっていくのか・・・

勝手評価 ☆☆☆☆☆  アカデミー賞は素材からして無理だが、僕の中ではアカデミー賞「作品賞」だ。

からみあう三人の若手俳優陣も今が旬のメンバーだ。

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モンスターペイシェントの土壌

2011-03-25 18:54:35 | 日記

昨日に続いて医療の問題を。医療関係の機関紙を何気なく読んでいると、モンスターペイシェントの話題が出ていた。

記事を読んでいて、医師も医師なら、患者も患者やなあと思ってしまう。それに根っこの所はモンスターペアレントと共通の背景があるなあと・・・

「赤ひげ先生」の時代はどこへ行ったのかと思ってしまうし、純粋培養で英才教育を受けた世間知らずの医師の世界では赤ひげ先生は出て来ようがないし、一方、今の社会は「赤ひげ先生」を受け入れる土壌が希薄になっても来ている。

思うに、インフォームド・コンセントという横文字が出始めた時に日本では医師と患者の人間的な信頼関係が消滅し始めた。代わりに西欧社会と同じようにル―ル・規則を信頼するようになってきた。

ただ悲しいことに、日本人には医師にも患者にも、「赤ひげ」時代の遺伝子の残像があり、それが徹底的にドライな西欧化を阻んでいるように思うし、そこにモンスターが出てくる素地があるように思える。

片や保身を図る医師に、片や訳の分からない不信感を抱き、言葉や行動の暴力で迫る患者・・・・

医師は赤ひげ先生時代の患者をイメージし、患者は赤ひげ先生時代の医師をイメージしながら葛藤する。

 

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ペットボトル水の買占め

2011-03-24 20:09:01 | 日記

 

昨日、妻の友人から電話が入った。「今、スーパーにいるけれど、何か欲しいものはない。カップヌードルとか買っておこうか」という内容。

妻は断ったのだが、聞くと京都のスーパーでも買占めが始まっているのか、全く商品のない棚まであるということのようだ。

東京や千葉あたりで、買占めがありコンビニやスーパーに商品がなくなっている映像を見ながら、「もっと冷静に落ち着いたらどうなんや」と思っていたが、京都でも買占めがあるというのには呆れてしまう。大阪や神戸でもそうなっているんだろうか。まあ、1週間もしてほとぼりが冷めたら皆が冷静になると思うのだけれど・・・・

しかし、同じ買占めでも昨日から言われている乳幼児への水道水の摂取制限に伴う水の買占めは防ぎようがないのではと思ってしまう。

被爆した物を摂取しての身体に対する影響というのは本当のところ、そんなに臨床例もなく専門家でも分かっていないのではと思う。あくまでも可能性であり、もっと恐ろしいかもしれないし、案外大丈夫かもしれない。

しかし、お母さん方にとっては、そんな悠長な事は言ってられないわけで、考えられる危険は排除しようとされるだろう。

問題は水道水が危ないというので、一緒になってペットボトル水を買い占める年寄りだ。僕もしかりだが、追い先短い我々は汚染水を飲んでも影響の出るころには他の疾病で天上の人になっているというものだ。

ここはこれからの日本の原動力となる乳児のために・・・

 

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避難所に見る近未来の医療

2011-03-23 20:48:35 | 日記

 今日はある病院の院長とお話をする機会があった。話題はそれともなく東日本大震災の医療活動についてになった。

今回の震災は阪神大震災のような災害でなく、津波という猛威を受けた災害で、したがって医療活動も従来型?のガレキに閉じ込められた人を救助し、緊急治療を行うという急性期型の活動がほとんどなく、亜急性期というか慢性期医療活動に似たような活動が中心になっているようだ。

具体的には、地域の医師や応援の医師が、各避難所を回りながらお年寄りを中心とする方々の往診をして必要な治療活動をしているということのようだ。

そんな話を聞いていると、これからの日本社会が迎える超高齢化社会の医療体制がそうなっていくのではと思ってしまった。

少なくとも、今のまま長寿化していくとあらゆる疾病の病人が巷にあふれ、病院のベッドが間違いなく不足する。病院に入れない病人は自宅に留まらざるを得なくなる。

したがって、医師は今のように病院で患者を待って治療するというわけにいかない。

基本は往診になっていくのでは・・・・

ふと、お盆の季節にお坊さんがバイクで檀家さん宅をハシゴされている姿を思い出した。あのお坊さんが白衣を着たお医者さんにとって代わる日は近い・・・・

 

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絶景の松島は?

2011-03-23 19:17:15 | 日記

昨日、いつもブログの交流をしている方のブログで「日本三大景色の一つの松島が何とか津波の被害から免れている」というのを知った。

松島は最近では1昨年に娘家族と一緒に出かけたし、東京勤務の時には2度ほど絶景を拝み?に出かけている。

震災があって、その松島がどうなっているのか心配になっていた。瑞厳寺もどうなっているのか心配だったし、そのそばにあった水族館も気になっていた。

ブログの友人の話だと瑞厳寺は避難所になっているという。それはそれでお寺そのものが壊滅的な被害を受けていない証だし、地域の方の拠り所になっているのだからよかったよかっただ。さすが伊達家の菩提寺だ。地域の方にとっては頼もしい存在だろう。

水族館もテレビで放映していたが、現在、職員の皆さんが復興に向けて頑張っておられるようでホッとしている。孫が乗っていた乗り物が水で綺麗に洗いだされていた。

ところで、今日の朝のテレビでも松島が話題になっていた。近くの地域がほぼ津波で壊滅的状態なのに、松島の瑞厳寺の辺りが何故被害が少なかったのかと・・・

それは、かの有名な「あ―松島や 松島や 松島や」に歌われた海に点々と浮かぶ島々のお陰のようだ。

遊覧船も2回乗ったが、ついつい居眠りしてしまい、2回とも残念ながらまともに景色を堪能していないのだが、僅かに記憶している島々は松林の綺麗な姿をしていた。

おそらく今は津波で木々はなぎ倒されているだろうが、それでも海の中でしっかりと根をおろして?島は存在しているのだろう。そしてその島が大津波をはばみ、松島を守ってくれたのだ。

自然の猛威を防ぐのはやはり自然しかないのだろうか。

 

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歌を口ずさむ

2011-03-23 18:30:42 | 日記

 

今日の昼間は車に乗っていると、陽射しがあって、温室効果も加わって非常に心地よかった。

この気持ち良い環境で、バンドの課題曲の練習をしながら車を走らせた。今年は諸般の事情でボーカルオンリーからベース+ボーカルにパートが変わった。

課題曲は懐かしの越路吹雪さんが歌っていた「SAVE THE LAST DANCE FOR ME」(ラストダンスは私に)で、ボン・ジョビがうまい具合にしゃれたベースをバックに歌っているのを見つけたので、そのコピーをイメージして・・・ボン・ボーン・ボボーン・・・と口ベースで練習。

こういう風に意識して歌をイメージして口ずさむ時はともかく、知らず知らずのうちに歌を口ずさむ事がある。それはおそらくその時に自分が置かれている環境にピッタリの歌が出てくるのだろうと思う。

今日の帰りは、陽が陰ってから急に寒くなり、その中を急ぎ足で歩いていたら、思わず出てきた歌が「津軽海峡ー冬げーしきー・・・」だった。確かに、急に寒くなり、風も出てきてこの歌がぴったりだ。

ところで、若い時にこの無意識に口ずさむ歌で無茶苦茶恥ずかしい思いをしたことがある。

もう20年以上も前のことだ。あまりお酒は強くないので、その時も少し酔ったので宴会の二次会を断ってバスで帰ろうと河原町三条の交差点で信号待ちをしている時に・・・・ふと気づくと「逃ーげたー女房にゃ 未練はなーいいがー」と口ずさんでいる。

「なんで、こんな歌がでてくるんや。妻も逃げてないし、お乳をほしがるような小さな子供はいないぞ」と思うものの、口から出たメロディは戻せない。

酔っぱらっているオッサンが口ずさんだ一節太郎さんの「浪曲子守唄」・・・間違いなく、そばの人は・・・

「このおっさん 奥さんに逃げられたんや」

 

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諸外国のほめ殺し?

2011-03-22 20:42:37 | 日記

 

今回の大震災後の日本人の整然とした態度・行動が諸外国から賞賛されている。

外国では地震や洪水などの自然災害や政変などがあるたびに、街中で暴動のような騒ぎがテレビニュースで映しだされる。いつものことなのでそんなに意識して見ていたわけではないが、今回の日本人の行儀の良さ?と改めて比べると確かに両極端に位置する。

改めて我が国民のこの素晴らしい資質はどこに由来するのかと考えてみた。

ひとつは農耕民族に由来するのでは。農耕は当然だが常に自然環境に依存して営まれる。先ずは自然を受け入れるところから業が成り立つ。

二つ目は過去の歴史の中で「侵略」という経験をしていないことに由来するのでは。農耕民族の国家は沢山あるが、侵略を受けていない国はほとんどないのではと思う。少なくとも異民族に仕切られた経験がない。

他にも差別の問題や富の配分の問題も背景にありそうに思う。そして何よりも「教育」で、そのような内容の教育を実践した成果なのだろう。

しかし、長所・短所は裏表の関係にあるということも忘れてはいけない。

「整然に従順に行動する」ということは、斜めから観察すると「自己主張できない」・「自立できない」ということの裏返しということでもありそうだ。

台湾やアメリカでヨウ素剤の買占めが進んでいるという記事を見るにつけ、「何という過剰反応か」とあきれるが、我々も諸外国の「ほめ殺し」に少しは注意した方がいいようにも思う。

少しヒネくれてますか?

 

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