最近、風呂場の鏡を見ていて、正面向きはまだ耐えられるが、横向きの自分を見るのと嫌になる。昔の「割れた筋肉」？を持っていたお腹はどこに行ったのか。鏡が湾曲しているのではと思う位だ。
ポッコリお腹が背筋・腹筋のバランスを完全に崩しているようだ。お腹の前にダンベルを二つも三つも入れているようで、背中に負担がかかっているのは明らかだ。したがって腰痛が治まらない。
若い頃から「ガラスの腰」で、背筋が弱く、腹筋とのアンバランスで腰痛に悩んでいたのに、それに拍車がかかっている。
と言って、ポッコリお腹の原因は禁煙にあるわけで、その禁煙をやめるわけにはいかない。決して禁煙による「食べ過ぎ」が原因ではない。ニコチンに痩せる成分があるように思う。
世の中、うまくは回らない。禁煙で健康になってお腹も引き締まって腰痛もなくなって・・・・という事にはならない。
一石二鳥というわけにはいかない。「二兎追うものは一兎も得ず」にならないよう禁煙だけは頑張ろう。
今日は朝から、「お世話になりました」とか「頑張ってください」とかの言葉が行き交っていた。
今日は年度末。明日は新年度で定例の人事異動の日だ。僕は新参者なので、あまり知り合いもおらず、ましてや「窓際」どころか「ベランダ」族なので、挨拶に来られる方もあまりおられないが。
隣りの部長には、ひっきりなしに挨拶に来られる。昇進された方や、表現は悪いが「冷や飯」の方など、悲喜こもごもだ。ぐっと感情は抑えておられるけれど、どことなく現れてくる。
そんな風に挨拶に来られる方を見ていると、「僕もこんな時があったなあ」と変に懐かしさがこみ上げてくる。
明日は緊張した面持ちでの「よろしくお願いします」のオンパレードだろう。
マリッジブルーという言葉がある。結婚前の男性とか女性が、これからの結婚に関して「暗く」なる事のようだが・・・・
実は僕も今、マリッジブルーかと思う位に落ち込んでいる。娘はすでに孫もいるほどに相当前に結婚しているが、この前、息子が結婚し所帯を持った。
ヒンズー教の教えに、家住期と林住期という人生の時期がある。家住期は家族を養うために生きている時期だ。林住期は一線を退き、子供たちが家族を養うために頑張っているのを傍から眺めている時期だ。
息子の結婚を経験して、いよいよ自分が一線を退いた人間として林住期に入ったかと思うようになった。正直、ほっとする事もあるが、相当、寂しいものがある。
この後、ヒンズー教の教えでは、「遊行期」という時期がやってくる。うろうろしながら？死に様を考える時期という事なのだろう。
妻には「あなたはすでに日頃からうろうろしている」と言われているが。
しかし、いつまでもマリッジブルーなんかしていられない。まだ二人の子供の旅立ちが待っている。もうひと頑張りしなければ。
今年は桜の開花が早く、ひょっとしたら３月中に「散り染」状態になるのではと、どうでもいい心配と、ひょっとしたらの期待？をしていたが。
ところが何と、ここ数日の寒さに加えて、今日は何と雪まで降ってしまった。テレビの番組ではないけれど「何ということでしょう」だ。
職場の前の桜は今、八分咲き位になっているが、それがこの寒さでずっと維持されている。そればかりか今日などは雪が少し被った。
そんな桜の開花から延命してる状態を眺めていると、昔流行ったＣＭの「一粒で二度おいしい・・・・」を思い出した。
今年の桜見物は一粒で間違いなく二度おいしい年のように思う。
見物客だけが「おいしい」わけでなく、関連業界も「おいしさ」を享受できているかも。
大変、尾籠な話で申し訳ないですが・・・
以前からトイレの使用方法を妻から厳しく指摘されていた。要するに小便の時に立ってするなと言う事だ。テレビのコマーシャルでも言っているけれど、結構飛び散るみたいで、不潔極まりないと。
で、あまりしつこく言われるので、先日から座ってする事にした。まあ、ズボンを脱ぐ手間がかかる分、少し邪魔くさい事は事実だが、慣れればそんなに窮屈な事もない。
ただ、この姿勢で小便を続けていて、新たな展開が出てきた。この新たな展開がきわめて尾籠な事なわけだけれど、小をしながら、次に大も出来るという事だ。
今までは、こういう時はいったん、納めてから新たにズボンを・・・・となるが、その煩わしさがない。
これは邪魔くさがりの僕には大変ありがたい。
世の中、「大は小を兼ねる」という言葉があるが、僕の場合は「小は大を兼ねる」。
今の職場で尊敬すべき二人の方がいる。一人はブログでも前に紹介したかと思うが、今年９２歳になられる男性の医師だ。もう一人の方は今年６７歳になられる女性だ。
男性の医師は今でも現役で仕事をされているばかりでなく、毎年定期的に研究論文を出されている。おそらくはその研究など、今の新進気鋭の医師から見れば陳腐この上もない研究かもしれないが。
ただ、その熱意には頭が下がる。研究に関する事を僕に話される時の眼の輝きには圧倒される。人間は９２歳になっても向上心を持つ続けられるのかと。
もう一人の女性は、６７歳には到底思えない若々しさを持ち、かつ物腰の柔らかな方で、ゆっくりと上品に話される姿は貴婦人そのものだ。物凄く魅力的な女性だ。
相手の言葉をしっかり受け入れて、考えながら言葉を発せられる姿は若い時に随分と人間関係で悩み、一定の到達点に達せられた方のように思われる。
今、ジョグをされており、週に２，３回、１０ｋｍくらい走られるらしい。その体力にも驚かされるが、僕に走る事の楽しさを説明してくださる。
僕が今までにジョグなどした事がない人間だと思われているようだ。
彼女の話を聞いているのが本当に楽しいひと時だ。
お二人の生き方は僕の宝物だ。
岩手から孫がやって来た。この年齢になると同年輩の友人たちとの会話のなかで孫の話がよく出てくる。
大概は「かわいい」がベースで、「眼の中に入れても痛くない」の発言で終始する。
僕もその言葉にあえて抵抗する必要もないので、いつも肯定的な発言をしているが、正直それほどでもない。やはり子供の方がかわいい。孫のかわいさは「ペット」のかわいさに類似している。
それも幼稚園までの孫の感覚で、小学校に入ると孫との血のつながりが絆になっている感じがする。それも４分の１だから、子供の２分の１とはかなり感覚が違う。
むしろ、子供が子育てを頑張っている姿が何ともいとおしい次第だ。子供はもうすでに大きな大人？であるから心配するのもいかがなものかとも思うが。
「孫は来てよし、いんでよし」という諺があるが、まあ来ても来なくてもどちらでもいいという事だろう。
やはりその孫を連れてくる子供が気になるわけだ。
人間というものは、自分で自覚したり、反省している事でも、他人、それも親しい人に指摘されると無性に腹が立つものだ。
今日、妻から「いい加減にしとき。糖尿病で長患いでもしたら、介助したげへんからねえ」と言われた。
事の始まりは、最近、晩御飯後に嗜んでいる日本酒の事に始まる。糖尿にはアルコールのなかで勿論一番良くないのが日本酒だ。
次にいつものように、お酒を飲む時のつまみの量を指摘された。たしかに食べ物が沢山ないとさびしい。
まあ、ここまでは右から左に流せる話だが・・・・
次に三食の御飯の量を指摘された。「年寄のくせに、食べる量だけは若いね」
うーん。何という厭味な言葉か。
「貧乏人は麦を食え」に繋がる言葉だ。
「古いねえ。確かに妻の言うとおり年寄のくせにか」・・・・納得
今の職場でもそろそろ４月の人事異動のうわさが飛び交っている。まあ、僕は蚊帳の外なので関係ないものの、人がうわさ話をしているのを空耳状態で聞いていると、面白い部分が半分、嫌な部分が半分という所だ。
前の職場でも人事異動の話は、禁断の木の実の如くに、「ここだけの話やけど・・・」が枕言葉で、「おいしい話」が次々と進んで行った。まるで人事課長・部長に聞いてきたかのように。
予測の結果は意外と当たらないものだ。３割打者位の確率かと思うが、それでも毎年性懲りもなく繰り返される。
若い時、競馬に凝った時があった。競馬が好きと言うよりも「予想屋」のおやじの口上に惹きつけられた。
買わないと、みすみす大金を逃すような、あの語り口がたまらなく魅力があった。
「そんなに間違いないなら、自分で買えよ。そうしたら予想屋せんでもええやろ」と思っていたけど。
今日は早く帰って来て晩御飯を食べて、少しお酒をいただきながら、ブログでもやろうと編集画面に入ろうとしたら、いつものようにすっと入れない。
いつもは編集画面に入ろうとすると、パソコンが自動的にパスワードとＩＤを入力してくれて、労せずして入れたのに、今日は自動的に入れない。
といって、パスワードとＩＤをしっかり記憶していない。
格闘すること、約１時間、やっと編集画面に入れて、今この状態にいる。お酒もすっかりさめて・・・・・
便利性はちょっとリズムが狂うと、すっかり不便利になってしまう。
以前に車の修理に行った工場の方に聞いたが、今の車はほとんどの部品がコンピューター機器で、修理屋が技術を駆使して直す時代ではなく、ただ部品の総換えをするだけらしい。
何かゼロか100かのデジタル時代を感じてしまう。
「完全ではないけれど、何とか動かせる・入力できる」という感性は人間社会から淘汰されてしまうのだろうか。
明日、前の職場で長く一緒に仕事をしていたＵさんの退職記念慰労会がある。
案内をもらった時に、彼との仕事での触れ合いの一コマ一コマが記憶から蘇ってきた。
ほぼ同年輩なので、彼とは色々な場面で衝突もし、意気投合もしてきた。
頭脳明晰で事務方一辺倒の彼と経験主義・現場主義の僕とは若い頃、よく意見の衝突をしていた。
ところが、ある役職にほぼ同時についてからは、共に悩みを共有する同士になっていった。
組織の人事というのは不思議なもので、それ以降は、僕が事務方一辺倒になってしまい、反対に彼が現場中心の部署での仕事が多くなった。
今でも反対の立場なら、お互いにもっと良い仕事ができたのではと思う事がある。人間性豊かな素晴らしい同志だった。
そんな彼ももう定年を迎えるという事で、仲の良い奥さんと再出発をしていただきたい。明日は酩酊状態になりそうなので、この場で「お祝い」の言葉をお贈りしたい。「これからもフィールドは違うけれど一緒に頑張りましょう」
昼から時間があったので、アカデミー作品賞・監督賞などを受賞した今、最大の話題作である「ハート・ロッカー」を観に行った。
イラクを舞台にしたアメリカ軍の「爆弾処理班」の話だ。題名の「ハート・ロッカー」とはアメリカ軍の隠語で「棺桶」を意味する言葉という事だ。
正直、期待したほどの昂揚感はなかったが、淡々と繰り返される主人公たちの爆弾処理の映像が、見終えたあとからじわじわと心をやるせなくしてきた。
戦争で「正の仕事」も「負の仕事」もないが、明らかに「爆弾処理」は地味な「負」の仕事だけれど常に死と向き合わざるを得ない仕事だ。第一線の過激な場面の裏側で同じように危険きわまりないジョブが存在する。
アメリカは常に戦時下にある。日本は第二次大戦以降、「戦時」を知らずに来ている。
この映画がアカデミー賞を受賞させたのは、アメリカ国民の愛国心だとつくづく思う。
蛇足だが、主人公の妻役で、「ロスト」のケイト役をしているエバンジェリン・リリーが出ていた。
朝から気持ちの良い陽射しを受けて、ジョグにでかけた。鴨川へ、五条大橋から四条・三条へ。
気持ちよい天候に比例して、僕の身体も気持ち良く走り続けられた。三条から御池・二条と「しんどさ」が出てこない。呼吸もしっかりリズミカルに維持できている。
丸太町まで来ても、リズムは変わらない。「今日は今出川まで行けるか」と思った途端、荒神橋の前辺りから急に「しんどく」なって来た。
結果は、荒神橋を越えて今出川の中間辺りでストップ。そんなに疲労困憊にならずにここまでやって来れた。
春の鴨川を満喫しながら、気持ちよく走れた。久しぶりの快走だった。約４ｋｍ位を２７分ほどかかって。キロ７分という「カメ」の早さだが。
今日は黄砂もやって来ず、空気も気持ち良く、風も爽やかだ。
タダで、こんな心地よい時間をもらっていいのだろうか。
