妻が「ヘアー」にかぶれている。ロンドンに行きたいと言ってるのは先日話したが、今は結婚記念日に買わされた「ヘアー」のCD(まあ、記念日のプレゼントとしては安くすんだ)を聞きまくっている。
昨日は一日、僕が体調を崩して寝たきりだったわけだけれど、一言「大丈夫か」の言葉もなく、僕がいないかのように、隣の居間で大きな音量CDをかけている。
いくらいい音楽でも繰り返し聞いていると飽きも来るし、最後には雑音に近くなる。それが雑音にならない妻の感性が理解できない。
この執着心というか、熱心さというか、物事の探求心は何というのだろう。
「ヘアー」はベトナム戦争をテーマにしたミュージカルだけれど、僕の年代ならいざ知らず、妻の年代で「ヘアー」というのは、よく理解できない。
しばらく「アクエリアス」と「レッツ サンシャイン イン」の洪水に晒されることに
なるのか。