還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

人間ドックと長寿

2011-02-24 19:34:11 | 日記

医学関係の雑誌を見ていたら、「人間ドック」の統計データが出ていた。人間ドックが始まったのもそんなに古い事ではないと思うが、統計デ―タも1985年からしかとっていないようだ。

1985年といえば僕が人間ドックを受診し始めた頃のように思う。とはいうものの30代から毎年受けながら4年前の大病が見つからず、その大病後は人間ドックを受けていない。歳をとってから受けないという矛盾を感じながら、それ以降は自分の五感を信じて体調管理?をしている。

ところで、今や毎年300万人以上の人が人間ドックを受けられているという。皆、健康でいたいということか。

人間ドックで見つかる癌の傾向も出ていた。1985年の頃は、胃がんがトップで全体の60%を占めていたという。因みに大腸がん。11%、肺がん4%だったようだが、2009年には胃がんが28%に減少し、大腸がんも2004年以降は減少傾向に移り、今は17%に、逆に増加傾向にある肺がんが8%に増えてきているという。

COPDの僕にとって、肺がんは天敵みたいな病気だ。願わくば癌がCOPDで傷んでいる「おいしくない」細胞を食べない事を祈るばかりだ。

反対に人間ドックでどこも悪くないと診断された人の比率も出ていた。39歳より若い人は当然、比率が高く16%の人が健康体と診断されたという。ところで、60歳以上になればどうなるかというと、1.7%が健康体だったという。

うーん。1.7%もの年寄りが完全健康体というのは・・・・複雑な思いがよぎる。

「長寿」がめでたいといわれる時代はもう過ぎ去ったように思えてならない。

 

 

 

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