仕事の帰りに、ドリームジャンボ宝くじを買った。賞金2億円に前後賞入れると3億円のドリーム。帰りの地下鉄の中で、何に使おうかと考えながら、ふと・・・
ドリームと言えば、アメリカン・ドリームという言葉が先ず出てくる。アメリカは実力次第で自分の夢を獲得できる国ということだ。昨日もテレビでマドンナのアメリカン・ドリームの軌跡を放映していた。マドンナに限らず沢山の人が夢を実現している。
これは多分に狩猟民族のなせる技かとも思う。自分で自分の糧を見つけ獲得するというのは・・・それに引き換え、日本人は農耕民族で、雨や日照りの自然をありのまま受け入れ、我慢に我慢を重ねて糧を獲得する。
そういう意味では、世界で一番我慢強い民族かもしれない。東日本大震災での日本人の対応も、ここに由来するのだろう。
ところで、半年ほど前に見たアメリカの刑事もののドラマのシーンを思い出した。わずか20ドルの宝くじの当選金をめぐって、男性が女性を射殺する。ことの始まりは女性の子供の誕生日祝いにと、男性は自分で買った宝くじをプレゼントした。
その宝くじで20ドルが当たり女性はそのお金で子供にケーキを買ったんだが、男性は当選金はミリオンダラ―だったのではと邪推する。
そんなトラブルのはてに、男性が女性を射殺するというアメリカン・ドリームの夢敗れた二人の悲しいストーリーだ。
アメリカン・ドリームの裏には浜の真砂の如くに沢山の悲しみが存在する。
そんなわけで、殺人事件が起こらないよう、僕は誰にも宝くじをプレゼントしないでおきます。