映画「ウオール・ストリート」を見てきた。マイケル・ダグラスが23年前に同じ題名の映画で同じゴードン・ゲッコ―役を演じている。
今回は、前作の最後に逮捕され刑務所に入り、ウオール街から追放されたゴードン・ゲッコ―が、出所して密かにウオール街の昔の仲間たちに復讐をたくらむ物語だ。そこに同じウオール街で一攫千金を目論む娘の彼氏が絡んでくる。
リーマン・ショック前後のウオール街を背景に、拝金主義の父を避ける娘が、同じ拝金主義に傾倒する彼氏に父の姿をオーバーラップさせていく。
最後に、ウオール街への復讐を終えた父は、娘と娘の彼氏に約束の投資をして、怪しくなりつつあった二人の中をとり持つ。
ハッピーエンドになっているが、最後の親子の仲直りの部分がよくわからない。まあいいけれどね。
マイケル・ダグラスは昨年8月に喉頭癌の手術をしているというが、まだまだ頑張ってもらいたい役者だ。
それに今噂のチャーリー・シ―ンも前作の流れでチョイ役で出ていた。久しぶりだ。
勝手評価 ☆☆☆☆