アメリカとドイツの大学の共同研究というやつで、「年寄りは若い世代の悪いニュースを好んで読む」と言うのが出ていた。
30歳までの若い世代と60歳前後の年寄り世代とに分けて、ニュースを見せたところ、若い世代は「同年代の良いニュース」をよく読むが、年寄り世代は今言ったように若い世代の悪いニュースを好むという。
原因はわれわれの社会は若者を中心とした文化のため、年寄りは自分より立場が上のように感じる人の悪いニュースを読みたくなるらしいと言うが・・・・
ちょっと違うような気がする。年寄りが言うから間違いない。若い世代の良いニュースを読んでも、何も参考にならない。嫉妬とかでなく、若い年代に戻れないから呼んでも仕方ないものね。
その点、悪いニュースは、「若い時にそんな事にならなくて良かった」という安堵と、「歳とっていくうちに失敗も取り戻せる」という応援の意味ではないかと思うのだけれど・・・・
まあ、理由はともかく、僕も若いモンの失敗話をよく読む厭味なジイサンです。
今日、前の職場の知り合いに偶然、出会った。開口一番、彼が「奥さん。元気にしたはるか」
「何や。先に僕の健康状態を聞け」と思いつつ、「元気にしてるで。相変わらず」
その時、ふと、「奥さん」という呼び方の謂れは何なのかと疑問に感じた。そうなると、彼との話も早々に早速調べてみる・・・・・
すると、元は武家屋敷の大きな家の奥の方に、「奥さん」はおられて、普段はなかなか表には出てこないから、「奥さん」という名称ができたらしい。
だから武士の世界での言葉で、江戸の下町では「おかみさん」で、大阪では「おいえはん」という。
では、京都では、どう呼んでいたのだろう。何と、名前を呼んでいたらしい。「○○さん」というように・・・・
さしずめ、今日の友人なら、「○○さんは元気にしたはるか」になるのか・・・
うーん。少し複雑な気持ちになるね。
台風6号と7号が発生している。6号はずっと停滞しているみたいだが、7号は沖縄に近づいている。
気になっていたので前にもブログでふれた事があるが、どうも最近、台風が日本に近い所で発生しているように思う。
だから、発生したらすぐに沖縄に接近する。以前は沖縄にやってくるまでに1週間近く要したように思う。
発生場所も「フィリピンの東方○○○kmで台風○○号が発生し・・・」というような発表が多かったように思うが、最近は「日本近郊で発生した台風・・・」という表現になっている。
それだけ、日本近海が暖かくなってきている証なのだろうか。ここにも温暖化の影響が着実に出始めてきているのか。
そのうち、「潮岬の南30kmで発生した台風・・・・・」とかの発表になるかも・・・・
分かったような分からないような映画「トイレット」を見てきた。今日が初日と言う事ですごい人気だ。立ち見席まで出る盛況だ。
トイレからでてきたら、いつも大きなため息をつく「ばあちゃん」と、そのため息の理由を突き詰めようと頑張るプラモデルオタクの弟。
その弟とパニック障害の兄と、自己中の妹の三人兄弟に、亡くなった母が生前に日本から呼び寄せた「ばあちゃん」の4人家族の物語。
物言わぬ「ばあちゃん」が接着剤になって三人が家族のきずなを築きあげていくという物語だ。
まあ、もう一方から見ると、トイレ製造メーカーの「TOTO」のながーい宣伝映画のようでも・・・・
金運トイレのキーホルダーを入場記念にもらった。トイレの蓋を開けると、金のウンチが入っていた。ナルホド・・・・
今日は久々に鴨川ウオークにでかけた。10時頃に歩き始めたが、すでに身体がとろけそうな暑さだ。
いつもの五条から四条、三条までウオーキングしたけれど、熱中症になりそうで堪らず上へ上がった。
三条大橋から鴨川の流れを見ると、いつもならすがすがしく感じる青々とした川底が、粘着力を持ったゾンビの血みたいに感じてしまった。
ふと、テレビの中継などで気持ち良いさわやかな景色がよく出ているが、それはニオイや暑さ・寒さを感じていないからで、実は大変な環境にあるのも結構あるかも・・・・・
早々に、ゾンビの血から離れて、所々お店からのクーラーの冷気が感じられる新京極の商店街をウオーキングすることにした。
これって「健康ウオ―キング」か。歩かないよりましだろう。
最近、ほぼ毎日のように昼間に車で仕事に出かける。で、三条通りの、例の義経の短気で名前がついたという蹴上を通る事が多い。その丁度、上り坂の所に外気温計がついている。
先日までは何と40度越えを示していたが、今日は36度になっていた。すこしづつ暑さも和らいできているのかと、ほっとする。
ところで、この季節になると暑さの影響からの身体の不調が現れる事となる。ニュース記事に夏の身体の不調ランキングなるものが出ていた。
冷房病・あせも・食欲不振・夏風邪・水虫などなど
水虫は夏の身体の不調なのかよくわからないけれど、ありがたい事にどれも該当するものがない。
今年の夏も無事、越す事が出来たという事か。高齢ですからね。ひと夏ひと夏が大切で・・・・
ブログでも少し話をしていたが、バンドを再結成して、学生の時にやっていたベースをやめて、ボーカルに挑戦している。
ところで、今更ながらにボーカルの難しさに、大きな壁を感じている。
オンチではないが、声が薄っぺらいので、自分の声が嫌いで嫌いでたまらない。
その薄っぺらい声がボーカルでも大いに邪魔をする。それなら何故ボーカルをと思われるが、この歳で新たなチャレンジをと心に決めたわけだ。
歌の練習はとりあえず大きな声で歌う。これに尽きる。で、仕事の車の中で大きな声で練習している。
次に、歌は腹の底から声を出すイメージとよく言われる。それを意識しているが・・・・
ただ、こうやって声を出して練習している間に重大な事を認識するに至った。以前、僕はベースという楽器を通して自分を表現していたが、ボーカルは「自分の身体が楽器」で、声をその身体で濾過して自分を表現しているんだと・・・・・
まあ、認識したからって、上手には歌えないけれどね。
「ABURA48」って知っていますか。AKB48というのはご存知のやつですが、これは「がっつり食べて、しっかり働き・・・」あぶら料理の真の美味しさや楽しさを広めていくクラブです。
今は健康ブームで、やれ「脂肪ゼロ」とか「カロリー抑えて」とか、やたら精進?料理を勧める。
そんな坊さんみたいな(今の坊さんではありません・・・)事できるかと、立ち上がったのがこの料理本・「あぶら部」という事で。
なかはカツ丼・ステーキ丼・カルボナーラなど、脂一杯のレシピが。おまけにその本の中で、ABURA48なる脂好きの若い者を募集しているという。
僕が若ければ募集していたね。
そのうち、AKBに匹敵する人気者になるかも・・・・・