還暦男の徒然日記

還暦過ぎの余生を楽しもうとの魂胆?が覆えさせられそうな日々の奮闘記

地域コミュ二ティと不審者

2011-10-31 18:51:35 | 日記

最近は学校をはじめ自治体や警察などが地域で不審者に対する監視活動を活発化している。

そんな不審者情報のニュースがでていたが、大体、1週間に1度の頻度で不審者情報が携帯電話のメール機能を活用して保護者に情報を送るようになっているらしい。

ところが、その情報が1,2件なら注意の仕方もあるが、10件を超える情報が入って来ると「気をつける」と言っても・・・街中を歩けなくなってしまう。

ニュースでは、セールスマンが道に迷って外で遊んでいる子供に尋ねた行為で不審者になったという。まあ、よくある話だが怪しい時もある。

僕らの幼い頃でも、「子取り」とかいう単語があって、よく「子取りが来るから早く帰りなさいよ」とか言われた記憶があったが、それでも地域がしっかりしていて、見なれない人が来ると皆が注意する環境が出来ていた。

不審者情報を出す自治体、学校も大変だ。おそらく不審者の連絡が入ればその真偽を確かめる前に情報として流すのだろう。情報の真偽よりも「遅れ」が致命傷になるから。

保護者も情報がほしいわけだから、少々の疑問があってもあまり問題視せずに受け入れる。

かくして、セールスマンも本当の不審者もわからなくなってしまう。

思考回路を地域コミュ二ティの原点に戻って組み直しては・・・

街には元気な年寄りがいっぱいだ。

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年齢の表現

2011-10-30 15:40:59 | 日記

地下鉄で乗り合わせた隣のおばさん二人の会話・・・

「そう?○○さんって10年生まれなの。そうは見えないわね」・・・残念ながら?主語を聞き逃したので・・・平成10年なのか、昭和10年なのか、1910年なのか、これだけではわからない。

次に、もう一人のあばさんが「お歳のせいなのか、喜怒哀楽の展開が早いので、びっくりすることがありますの」・・・ここまで来ると、平成10年はなくなったが・・・まだ昭和10年か1910年かわからない。

昭和10年といえば75、6歳になり、1910年ならもう100歳だ。常識からいえば昭和10年か。しかし、かりに「15年生まれ」と言われれば、少し考えなければならない。

若い頃、近くのおばさんたちの会話で「あの人、寅歳らしいわよ」・・・「へえー?辰か馬位かと思ってました」というようなのがあった。

これで、十分その人の歳がわかった時代なのだろう。今は干支の12年くらい飛び越えるように元気なかたが存在するからなのか、干支自体が使われなくなったからなのか、あまり干支で年齢を表現することがなくなったように感じる。そのかわりに西暦で表現する機会が増えた。

先日も職場の健康診断の時に年齢を聞かれて、昭和を飛ばして「○○年です」というと、びっくりされて、「え?あー昭和ですか?」といわれた。

最近の趨勢は西暦ということか・・・

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映画「ミッション・8ミニッツ」

2011-10-30 14:32:42 | 映画日記

映画「ミッション・8ミニッツ」を観てきた。

「他人の頭の中に入って何かをしていく」というアイデアはディカプリオのインセプションやマット・ディモンのアジャストメントなど、いまどきの流行りかもしれないが・・・

この「8分」は・・・人間は死ぬ直前まで記憶し考える能力を有している。ただ死を契機にその記憶も考える能力もシャットダウンするのだが・・・

実は死を迎えてからも8分間は記憶も考える能力も維持されているという仮説(もちろん、死んでしまっているから復元はできないが)に基づき、

戦争で脳死状態に陥った兵士を生命維持させておき、実際に起こったテロ爆破事件で亡くなった教師の頭の中に入り込ませ、爆破8分前から時計を動かせて、犯人を探させる。

したがって8分しか頭脳の働きを維持できないから、8分経てば爆破が起こってしまって教師は曝死する。

そのミッションを繰り返して、やっと犯人を突き止める。

そして、この8分のミッションの中で、兵士(教師)は爆破事故自体を未然に防ぐことに成功する。

兵士は生命維持装置をはずされ亡くなるが、兵士(教師)は共に曝死から救われた彼女と新しい人生を出発させる。

映画のCMで「映画通ほど、最後に騙される」というフレーズがあったが・・・映画通ではないので騙されはしなかったが、確かに最後は面白い展開だった。

勝手評価 ☆☆☆☆     アイデアに☆ひとつプラスしました。

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素麺の天日干し自粛

2011-10-29 19:01:29 | 日記

手延べ素麺の「揖保の糸」を生産する兵庫県の手延素麺協同組合が原発事故による放射能汚染による風評被害を心配して、素麺の天日干しをやめたという。

福島から遥か離れた兵庫県の話だ。いよいよここまで来たかという感じだ。

この手延べ素麺の話や福島原発由来でない東京都内での放射能汚染騒ぎなど・・・

被ばく量が身体に及ぼす影響は専門家の意見をうのみにせざるを得ないが、最近の騒ぎを見ていると「社会の集団心理」の勉強をしているようだ。

これから各地で個人や団体で放射線量測定器が購入され、独自に測定され始めると日本の至るところで高濃度?の放射線が出てきそうだ。

年間被ばく線量の基準は示されているが、単なる蓄積量だけの問題でなく、おそらくは集中的に被ばくした場合とか、徐々に均等に被ばくした場合とか、条件・環境によって随分と身体に対する影響は違うのではと思う。

国や専門家はもっと国民に対して親切に基準を説明してもらいたいし、マスコミも事象の発生をセンセーショナルに報道するだけでなく、その身体に及ぼす影響も合わせて冷静に報道してもらいたい。

こんなことを繰り返していたら、全国で屋外活動自粛や汚染防止上衣の着用などの話がまことしやかに始まってきそうだ。

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映画「いのちの山河」

2011-10-29 17:57:54 | 映画日記

仕事半分?で今日は「いのちの山河ー日本の青空Ⅱ」というのを観てきた。

戦後まもなくの岩手県の片田舎の村の物語だ。片田舎の村で育ち、仕事で中国にいる時に終戦を迎え日本に帰り、田舎に戻った主人公・・・

父の「この寂れ切った田舎の村のために命を捧げる生き方もある」との遺言を胸に、彼は田舎のために立ち上がる。

昭和25,6年当時、1年の半分は雪に埋もれるような村には産業もなく、医者もおらず、生まれてきた子供は健康管理も出来ずに亡くなって行く状態だった。

彼は村の助役から村長になり、きのこ栽培に医師の常駐の実現から冬場に都会の盛岡に至る道路の除雪管理と次々と施策を打って行く。

そして最後には65歳以上の医療費無料化を断行する。

「いのちに格差があってはならない」・・・それは「姥捨て山」の思想が残る寒村の近代化を現すシンボルであった。

昭和40年、彼は病に倒れ命を落とす。

彼の生きた時代は、日本がいよいよ近代化を進め、人々が生き生きとし始めた時代だと思う。当時はまだ成人していなかった僕だが今よりも遥かに街も村も生き生きしていたように感じる。

それは彼のような人たちが頑張って作りだしてくれていた恩恵なのだろう。

勝手評価  ☆☆☆☆    年齢から来る緩み気味の涙腺を容赦なく攻めてくる。

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5疾病5事業

2011-10-27 21:02:25 | 日記

「4疾病5事業」というのをご存じだろう。

医療法に基づき、医療計画制度の中で医療連携体制を構築するべき、疾病と事業のことだ。

事業には救急医療とかへき地医療とか小児医療とかが入っている。いずれもしっかりとした医療体制の構築が望まれるものばかりだ。

疾病の方はといえば、想像できるが、ガン・脳卒中・急性心筋梗塞・糖尿病となる。

僕はもうこの中の二つの疾病を経験している。何の自慢でもないけれど・・・

ところで、今年の7月の社会保障審議会で、5疾病目の病気が提案された。精神疾患だ。

精神疾患といっても、いろんな疾病がある。高齢者によく見られる認知症、働き盛りの人が襲われるうつ病や統合失調症などなど・・・

それらの精神疾患の患者が平成20年には320万人を超える数だという。糖尿病患者数が230万人少しだから圧倒的な数だ。

おまけに高齢化社会に伴い増加の一途を辿っている。

僕は介護施設によく行くが、施設で生活していたり、ディサービスでやってくる老人などを見ていて、まさに病院・介護施設・家庭のしっかりとした連携をつくらないと、超高齢化に突入している日本の社会は基盤がくずれていってしまいそうに思えてならない。

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外国人旅行者

2011-10-27 20:26:51 | 日記

我が家(マンションですが)のそばに外国人旅行者向けの比較的安価そうな(泊まった事がないので本当のところは分からないけれど)ホテルがある。

いつも仕事の帰り道にそのホテルから出てくる外国人にすれ違う。韓国人、中国人や白人(白人と表現するのは彼らがアメリカ人なのかイギリス人かフランス人かはたまた・・・よく分からないので)に出会う。晩御飯を食べに行ったり、夜の京都を探索にいくのだろうか。

夫婦に子供といった家族連れが多く、それにおじいさんやおばあさんが一緒のパターンもある。

みんなニコニコして、そして生き生きして出かけている。おそらく初めての日本・初めての京都を貪欲に楽しもうとしているのだろう。

6月にニューヨークにいた僕も孫たちと一緒にアチコチへ出かけたが、こんな風に見られていたのだろうか。

ふと、孫に眼鏡をいじられて困っているぼくにニッコリほほ笑んでアイコンタクトしてくれたニューヨーカーを思い出した。

ニッコリなら「ジャパニーズ・スマイル」の僕の方が本家だ。

せっかく来ていただいた旅行者だ。優しく接しなければ・・・京都を堪能してもらわなければ・・・いい印象をもって帰ってもらわなければ・・・ジャパニーズ・スマイルで・・・


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ハンカチと死んだ母親

2011-10-26 18:20:50 | 日記

仕事から帰るなり、アイロンをかけてテーブルに山積みしているハンカチを前に、妻が「どれが誰のハンカチやわからないから、自分のを持って行って」と・・・

まあ、自分の分はわかるけれど・・・ふと最近、ハンカチを使う機会が随分と減ってきたように感じた。

最近のトイレはエアークリーナーというのか、あの空気乾燥が沢山ついているし、それ以外にもペーパータオルなども付いていて、自分のハンカチを使って手を拭くということがなくなってきた。

ハンカチの使用頻度でいえばトイレの手拭きが一番だろうから、これがカットされると、夏場の汗ふき以外に使う事はほとんどない。

強いてあげれば、悲しくてとか嬉しくて涙が出た時か、かすり傷程度の怪我をした時とかに使う位だ。

したがって、これから秋が深まり冬を迎える時期は持っていなくても何の支障もないほどだ。

幼い時は毎日、母から「ハンカチとちり紙」を持たされて学校へ通っていた。お出かけの必須アイテムだった。

幼い時の習慣はいつまでも残っている。今もハンカチとチリ紙(これはティッシュペーパーに変わっているが)はポケットに入っている。

何の疑問も感じずに空気を吸うようにハンカチとティッシュをポケットに入れる・・・死んだ母親がまだ生きている。

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サテンでレーコー

2011-10-25 20:53:05 | 日記

ニュースで「レスカは何処に行ったか」という企画ものをやっていた。あちこちの喫茶店でこのメニューを探す企画だ。

「レスカ」と言えば、僕の年代に近い人ならすぐに「レモンスカッシュ」と分かる昔懐かしい喫茶店の代表的なメニューだった。

今から思うと、ダサいネーミングのようだけれど、そのころは「かっこいい」ネーミングだった。

そのほかに飲み物系だけでも想い浮かぶのが、レイコ―(アイスコーヒー)、ミーコー(ミルクコーヒー)にミティ(ミルクティー)やレティ(レモンティー)などなど・・・

そういえば、喫茶店も「サテン」と言っていたし、彼女と待ち合わせをするのも「マッチをきる」とか表現していた。

 

今でも業界では使われているのかもしれないが・・・

千円を「C(ツエー)せん」とか、5千円を「G(ゲ―)せん」とか言っていた。

で、今度のダンパはル―ビがD本ついて、一人G千・・・こんどのダンスパーティはビール2本つきで一人五千円・・・となる。

今の若い子も色々と省略形の新語を作っているけれど、僕たちの時代も色々と省略形の言葉を操っていた。

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100円なのに100円でない

2011-10-25 18:48:29 | 日記

出勤したら先ず自動販売機に向かう。テレビのCMのように寒い季節はホットの缶コーヒーを購入する。夏場は冷たい水を買うことにしている。

で、今の季節は中途半端で迷いながら冷たいジャワティーを買って飲んでいる。

今日も「ハンコ」状態?で10円を4個と100円硬貨1個を入れる。が、100円コインが引っ掛からずに釣銭口にストレートに落ちてきた。

たまにそういう事があるので、もう一度挑戦する・・・が、やっぱり落ちてくる。

うん?100円玉を見ると、最近はあまり見ない古い100円硬貨だ。「100円に変わりないのに、自動販売機は使えないのか・・・100円なのに100円でない」

落語の謎解きではないが、対面販売でなければ使えないということになる。硬貨を見ると昭和40年になっていた。

もちろん、僕よりは若い?が、実に45年間もの長きにわたって日本中を渡り歩いていた事になる。

北海道も沖縄も行ったかもしれない。ひょっとしたら外国旅行も経験しているかもしれない。

そう思うと、このコインを何となく手放すのが惜しくなってきた。

少しは古い100円だから、売れば102円くらいにはなるかもしれない。コインは古くなれば値打ちが出てくる・・・

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甘党に悪い人はいない?

2011-10-24 19:24:43 | 日記

ニュースでアメリカ・ペンシルバニアの大学の心理学教授が「甘い食べ物を好む人は、人当たりがよく、人の手助けをする傾向が強い」という研究結果を出したという。

甘党の僕には朗報?だ。英語では周りに手を差し伸べる友好的な人を「スイ―ツ」と形容するらしい。

英語でもそういう表現をするということだが、日本語でもお人好しで人に騙されたりした時に「あまいやつやなあ。お前は」とかの表現をする。

ということは、英語圏でも日本語圏でも、「優しい人は甘いものが好き」というのが昔から経験の中で認識されていたのかもしれない。

ただ、いい表現ばかりでなく、「仕事のツメがあまい」とか「脇があまい」(これは相撲の話か?)とか、優しいというよりも、それが度を過ぎて「ぼんやり」しているような人や事象にも使う。

ふと思ったが、暖かい国の人は「甘党」で、寒い国の人は「辛党」のような印象がある。

暖かい地方は食べ物もよく採れるので、あくせくしなくてもいいが、寒い地方は一生懸命頑張らないと生きていけない。

何か通じるものがありそうだ。

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紅葉はセンチメンタル?

2011-10-24 18:52:14 | 日記

仕事で銀閣寺の近くまで出かけた。

白川通りを北へ走っていると少し色づいてきた街路樹があったので脇に車を止めてしばらく・・・・

あとひと月も経たないうちに両側の街路樹が紅葉で黄色や紅色に染まることだろう。季節の移ろいはゆっくりゆっくりと進んでいるようだが、確実に進んでいく。

去年もこの白川通りを通った時に素晴らしい紅葉に見いったことを思い出した。それから確実に1年が経っている。

この1年、何をしてきただろう。印象に残ることがすぐに出てこない。無為に過ごしてきたとは思いたくないが・・・

毎日毎日を悔いなく生きてきたのだろうか。間違いなく、人生の仕上げの歳になってきている。

同級生の中には、おそらく悔しくも天に召されたものもいるというのに・・・・

ふと、亡くなって行った友や親しい人の顔が浮かんできた。

少なくとも、毎日を大切に生きようという気持ちは忘れないで過ごしていかなければ・・・

紅葉は人を少しセンチメンタルにしてしまう。

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鴨川で幸せそうな老夫婦

2011-10-23 16:18:16 | 京都ウロウロ

今日の朝は気分がなかなか高揚しなかった。

昨日のバンドOB会が心の片隅にあった塊のひとつを消化したせいかもしれない。

とはいえ、糖尿病対策も考えなければと鴨川ウオーキングにでかけた。

鴨川はこの前まで銀白色や黄金色のススキの穂が風にのってたなびいていたのに、土手の雑草刈りとともに刈り取られ、僕の髪の毛のように殺風景な川になっていた。

二条大橋のたもとにあったホテルフジタの解体工事もすっかり終わり、しばらくすると新しいホテルが姿を現すのだろう。

昨日、行われる予定だった時代祭が雨で今日に延期されたということで、三条大橋あたりに沢山の見物客が集まっていた。

時代祭はいわゆる「祭」と呼ばれる五穀豊穣感謝や鎮守の森の祭りでなく、首都が東京へ移ったあとの京都を活気づけるために市民が立ちあげたイベントで、「パレード」という類のものだが・・・京都三大祭りの一つになっている。

行列の本体がなかなか来ないので、やっと現われた「時代祭」の旗を撮って鴨川ウオーキングに戻った。

一杯の人のなかでじっと潜んでいるのはどうも苦手だ。

鴨川に戻って四条大橋の南あたりで、年老いた夫婦が土手にすわり、昼食をとられていた。

おじいさんがビールを片手にスケッチを・・・おばあさんが昼食のお弁当をひろげておじいさんに勧めていた。

結婚されて何年くらいになるのだろうか。子供も手を離れ、夫婦二人のほんのりとした休日の使い方・・・

思いきり幸せそうな光景だった。僕にはこういう光景は願うべくもないだろうけれど憧れだけは・・・

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映画「木漏れ日の家で」

2011-10-23 14:35:02 | 映画日記

ポーランド映画「木漏れ日の家で」を見てきた。

妻に「マイナーな映画ばかり見てるね。もっとメジャーなのを見なさいよ」と言われるが・・・

いつも金曜日あたりに京都市内の映画館で土日に上映される映画を検索する。事前にテレビなどで話題作や問題作と言われるものもあって、参考に見比べるのだが・・・どうしても心の欲求がマイナー志向に行ってしまう。

で、今日もポーランド映画に出かけた。

古い邸宅に住む老婆が結婚して別に世帯を持っている一人息子にその家を手放すよう説得される。息子は音楽教室をしている隣の住人に売り込みを図っている。と言っても息子は老いた母との同居は考えてはいない。

邸宅は老婆が新婚時代から過ごし、一人息子を育ててきた思い出の家だ。息子の決断に驚愕する。

彼女の心は若い時代の思い出や息子の幼い時の思い出と直面する現実の問題の中で揺れ動く。この家を売り払うということは・・・

そして、彼女は決断する。隣家の音楽教室の夫婦に一部屋を自らの生活の場として確保することを条件に、この古い邸宅を無償で譲る。

数日後、音楽教室に出入りする子供たちが邸宅への楽器の搬入に精を出している最中、彼女は片隅の部屋で息を引き取る。

息子の考えを知った彼女が「神はこれ以上、私に何を期待されているのか」と自問自答するシーンが印象的だ。

「老い」は誰の身にも公平にやってくる。ただ、思い描く老後の姿はなかなか実現できるものではない。

人間は最後まで「重し」を引きずって人生を歩むものだと覚悟はしているものの・・・・

 

勝手評価  ☆☆☆☆    モノクロ映像が老婆の感情の起伏を浮かび上がらせている。

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バンドOB会終わる

2011-10-22 19:18:24 | 日記

バンドOB会が無事に終了した。

正午からの3時間があっという間に過ぎて行ったように感じる。

今年は家族だけでなく親しい友人たちも呼んでの会だったけれど、和気あいあいに過ごしていただいてほっとした。

僕のバンドなどはアンコールまで言われて、タダでもレパートリーがないのに「有難迷惑」な事態まで起こってしまった。

還暦を過ぎて、第一線を退くと、ほっとする気持ちも大きいが何かしら一抹のさびしくもあり、まだ「何でもできる。何かをやりたい」という気持ちが常に心の片隅にある。

福島原発に入って事故の終息活動に当たっている年長者の技術屋集団の話を聞いたが、共感する部分が多々ある。

そんな中で、社会活動ではないが、「昔取った杵柄」を生かして趣味に講じられるというのが有難い。

今日、聴きに来ていただいた方々も還暦前後の方が多い。口ぐちに「良いですねえ」と羨ましがられた。

バンド活動に参加できる環境と健康に感謝しながら、演奏に当たっていた・・・・・

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